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起立性調節障害の子を持つ親の○コミュの学校に“行けない”中学生

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手技療法とエネルギー療法の融合・拡大を目指す、整体師です。

ちょうど、「起立性調節障害」に悩む、中学生の施術を行ったところです。

関連するコミュニティを探していましたら、・・・・
ご参考になればと思い投稿しました。

********   ********

三○知○君:14歳中学生が、
お母さんに連れられて来院(10月4日)

お母さんの話では、身長が急に15センチも伸びて・・
立ちくらみ、だるい、寒い、食欲がない、などを訴え、
朝起きることが出来なく
朝から、腰が痛い、おなかが痛い、足が痛い・・揉んでくれ、さすってくれと、言われるそうです。

病院では、起立性調節障害、自律神経障害といわれ・・
いろいろ手を尽くすが、一向に改善できず、
このまま不登校になるかと・・・家中で心配している。
との事でした。

早速、彼を見るために、椅子から立ち上がる動作を見るなり
私「それじゃ、当たり前だな!」と、一言。
動作分析や、膝関節の状態、足根骨の状態、脊椎の歪みなどを診たうえで
なぜ?こうなるか?の説明からはじめました。

*******

私の所見:
彼は、右手利きのために、軸足を左足にしているが、足指の機能低下から、足裏の外後ろに体重心を乗せ・・そのために、左ひざは内側が狭く、外側が広く・・膝の外側側副靭帯を緩ませて、それを解消すべく、大腿の外側の筋肉が緊張状態を作っている。
(これが、股関節〜骨盤〜腰〜背中〜頭まで)
また、そのバランスをとるために、右内転筋群も緊張状態
その延長で、お腹も右下腹部が緊張し、左上腹部が緊張・・・・
また、身長が急激に伸びたために、下腿部の筋膜・骨膜に異常が生じて、いわゆる“筋肉痛”状態。
(『成長痛』とは、・・・治療結果から判断して・・・この筋膜・骨膜・腱の負担異常の問題だと、私は診ています。)
・・・・・
すなわち、体中の関節の靭帯・腱・筋膜・骨膜に異常をきたし、その異常を解消すべく、交感神経が働き、自律神経バランスも壊れて、・・
一日中、夜も昼も“余分な仕事”をさせられているわけだから、疲れて当然。
また、交感神経の緊張を強いられて、夜も眠れなくて当然。
筋緊張で、血流も悪く、寒さを感じるのも当然です。
また、お腹も緊張状態だから、食欲も出ず、痛みも感じます。

*******

まずは、足指の大切さを体験・・・・・改良・足半での実験
(膝のゆがみや、下腿部の筋緊張が解消されることを体感)

≪一度、“戻して”・・なぜ、悪くなるのかを彼自身の身体を使って説明≫

「体重心が外にかかると・・・・」
「これじゃ、夜も熟睡できず・・昼はウトウトするよな!」
「お腹も痛いし、腰も痛いね!」
『だけど、これも自分で作ったものだから、自分でも治す気にならないとダメだよ!
これまでは誰も、何が原因か教えてくれないから、
今まではどうして良いのかわからなかったと思うけど・・・・・」などと
彼自身の身体を使っての説明に、
彼も、母親もいちいち同意し、納得。

その後、足根骨の低下治療からはじめました。
(左足裏・甲部の腱の異常がすごい!)
全身の靭帯・腱・筋膜・骨膜の『靭帯療法』
(特に、下肢部の筋膜・骨膜・腱の異常はすごいものでした。)
また、リンパ・血流改善の『液流療法』および、
『ストレスクリーニング療法』

ただし、彼には原因となる精神的ストレスの反応はほとんど出ませんでした。
(学校に“いけないの”がストレス)
肉体的負担から学校に行きたくても“行けない”状態だったようです。

普段の治療時間の1・5倍の時間をかけてとりあえず終了。

*******

今、世間では“キレル”子達の『食育』の問題が取り上げられていますが、
彼のお母さんは、彼が子供のころから食事内容には気を使っていたそうです。
『食』も非常に大切な問題ですが、
『動』=すなわち、身体の使い方から来る、靭帯・腱・筋膜・骨膜の異常と、
筋緊張の関係(自律神経との関係)に目をつけなければ、
問題は解決できないと、私は思っています。

キレル子供の身体を診ると・・
彼ら、彼女らの身体は、・・“キレテ当然”の身体をしています。
彼らの“辛さ・苦しさ”を理解し、解決する理論と技術が必要だと痛感します。

*******

10月5日・・・早く治したいと、翌日も来院
前日の様子を聞くと、楽に夜も眠れたそうで、
朝、多少お腹に痛みを覚えたそうです。
それと、膝下の痛みが残りました。
しかし、毎朝、「足を揉(も)んでくれ」と、言っていたのがなくなり、
9月から、使い捨てカイロを使っていたそうですが
(驚き!)、
それも使う必要はなかったようです。

膝下の痛みについては、
オスグッド・シュラッター症・・いわゆる、成長痛のところ
私の診方は、脛骨粗面(けいこつそめん)の骨膜・腱の異常です。
昨日、忘れていたところ・・・即刻、『靭帯療法』にて解消。

お腹の痛みも、へそ周りの一点のみでした。
前日は、普段の1.5倍の時間を要しましたが、今回は、30分程度で完了。
戻り具合も、左程無いのでしばらく、様子を見ることにしました。

それと、今回は、スニーカーを履いてきましたので、
履き方の指導を
左と右で、正しい履き方をした場合と、
従来の履き方の比較実験で
いかに靴の履き方が大切かを、身をもって体感・体験してもらいました。

これで、彼も、学校に行けるでしょう。

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