ギリシャコミュの「３シャは避けろ！」

戦前の日本の外務省内には　「３シャは避けろ」という言葉があったらしい。

３「シャ」とはギリシャ、ペルシャ（現イラン）、シャム（現タイ）。
理由はわからないが暑いとか生活レベルが低いとかそういう「見下げた」蔑視感覚があったのだろう。要するに「ご栄転」とは言えないポスト。
僕は「３シャ」のうちギリシャとシャム（Thailand）に住んだ経験があるが２つともとても素敵ないい国である！素朴で温かみのある国。
決して「暑過ぎる」ということはない。風景もいいし風光明媚なところもたくさんあり決して「暮らしにくい」という国ではないのだが。　Poli oreo な国だ！

特にギリシャとエーゲ海、地中海のロマン溢れる素晴らしさ！！　多くの人に経験してもらいたい国だ！僕が今でも大好きな超お勧めの国だ！
旅行専門誌、女性雑誌には日本女性が絶対 Honeymoon に取っておきたい国の第一位は　ギリシャ　だと紹介されていた！

その素晴らしいギリシャを　避けろ　とはなんと失礼な！

大使館の中でも在米とか在英、在仏、在独、在伊、在加、在ソ（当時）などは　「ご栄転」　のポスト。
逆に海外からは（昔は）駐日大使というと決して　「ご栄転」　とは言えないポスト・・・・・
もしかしたら　「日本にだけは行きたくない」　と思われていたかも・・・・・（笑）　　
観光旅行で数日滞在する分にはいいが・・・・・
特に終戦直後の被占領国日本は全くの　「三等国」　扱い！　世界的にも　Made in “OCCUPIED” Japan イコール「安物粗悪品」の代名詞だった！　実際すぐ壊れた。　ちょうどいまの「某大国製」みたいに怪しくってとても使う気にはなれない・・・・・　　
Can you believe it ?

しかしご存じのようにその後の日本の破竹の勢いと世界的存在感があったころはむしろ　「駐日大使」　は各国が実力ある大物を送り込んできた。　アメリカなどはある時 Mr. MONDALE というなんと「副大統領」経験者まで駐日大使として送り込んできた！

あのころはアメリカから見た日本は「千トン」級の重さだったけどいまでは「文鎮」程度の重さだろう・・・・・

日本だけが「揺るぎない日米同盟」と勝手に妄想してるんじゃないの・・・・・？（笑）