The Holy BibleコミュのJenny Saville

Jenny Saville (ジェニー・サヴィル)

The Holy Bible （1994）
Journal for Plague Lovers （2009）

のアルバムジャケットでお馴染み

1970年イングランド(England)のケンブリッジ(Cambridge)生まれの若手女性画家。
彼女の描く豊満な女性の絵は一見グロテスクでありつつも、
独特なタッチによって崇高な美しさが宿っています
現在はシチリア在住で、スレイド美術学校(Slade School of Fine Art)の人物画の教師である。

http://www.gagosian.com/artists/jenny-saville
http://www.saatchi-gallery.co.uk/artists/jenny_saville.htm

「私は世界に生き難い」

サヴィルのこの肉体の圧縮は何を意味しているのか？
それは暴力を加えられた被害者の姿を絵画化したものなのか？
何故、このような絵が存在してしまうのであろうか？

彼女は、「私は世界に生き難い」と叫んでいるかのようだ。
何か既成のフレームに束縛され、
身動きの取れない状態になっている現代人の姿を表出しているとも解釈できるだろう。
いずれにせよ、ショッキングな絵には「観る者を慄かせる」という特質がある。
ベーコンとサヴィルに共通しているのは、この「慄かせる」技法の特異さである。

「WikipediaによるJenny Savilleの紹介」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0847827577/fc2blog06-22/ref=nosim/