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携帯電子書籍サイト 企画運営者コミュの【あわび】ちょっとMIXI疲れしてしまいました・・・【⇒復活】

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ちょっとmixi休んじゃいました。スミマセン・・・!

とはいえ、こちらの本業はガッツリ進んでいます。
今、僕の部署では30くらいのプロジェクトが進んでいるんですが、電子書籍は僕しか経験者がいないので部下に振ることもできず・・・自ら企画書を書いています。おかげさまで前から暖めていた新コンセプトに基づいた電子書籍サイトを進めています。

これは
・ビジネスプランを広告代理店
・サイトコンセプト、コンテンツコンセプト企画は僕。
・サイト運営は自社・・・担当者はこれから採用(募集中!w)
というものです。

では、電子書籍サイトのコンセプトですが・・・・

テーマその1
アナログtoデジタル変換の第一世代コンテンツからの脱却。
〜デジタル世代の「第二世代コンテンツ」主体のサイト〜

これは従来の電子書籍が紙媒体の作品をデジタル変換しただけのものであるのに対して、そもそもデジタル化・多媒体化を前提として作成されるコンテンツをこう呼びたいと思います。もちろんこれは権利処理から作品制作、販売戦略すべてにかかわってくるものです。特に権利処理に関しては作家団体と様々な利用目的に対して一括で直接契約を行い、出版社が持つ既存コンテンツに頼らないところが大きな特徴です。

これまで紙媒体の業界は音楽で言うところのJASRACのような仕組みがなく、作家は出版社に権利を預けっぱなしでそれはそれは「いいように」扱われてきた歴史があります。
しかし紙印刷しか手段の無かった昔ならともかく、今はネット・携帯・ゲーム機・アニメ・・・と、原作を生かした様々な媒体が存在し、版権の重要性も大きくなってきました。
そこで本来の「版権」を作家の手に返還し、その販売や展開に関しては平等なプラットフォームを提供。これまで出版社の独壇場だった業界に様々なサプライヤーが参加できるような基盤を作るのが最終目的で、その手段として電子書籍サイトを考案しているというものです。(最終段階にはこのあといくつかの成功を収めなければなりませんが・・・)


そもそも電子書籍のロイヤリティー比率はどうなっているかというと、
・作家取り分:5〜10%未満
・出版社取り分30〜50%以上
・電子書籍サイト10〜25%以下
・携帯電話会社の課金代行・フォーマット使用料金15%(KDDIなど)
ということで特に電子書籍に関しては、せいぜいフォーマット変換のみを行っている出版社がかなり版権に対して大きな影響力を持っています。昨年まではその出版社の立ち振る舞いに「これ出版社が版権買い取っているのかな・・・」と思うほどでした・
しかし、実際には作家から出版社がもらっているは「紙の出版権」のみで、別に版権自体は出版社のものではないんですね。

じゃあ、作家が直接出版できるプラットフォームに、版権を元に商品企画を行う機能を取り付ければ、これまで出版社しかできなったことがアイディアとビジネスプランを持っている会社であれば誰でも参加できる状態になるということです。

このいい例が携帯業界で、扱えるコンテンツは電子書籍にはじまり、ゲーム、音声、映像などはもちろん、様々な業界からコンテンツサプライヤーが参加しています。ここでうまくいけば、新規参入の業者が増え、より上質なコンテンツ商品を市場に出せるのと同時に、作家はこれまでよりも高い見返りを得られるようになります。

また、紙では出しにくかった小ロットの作品もこれまで以上に出版することができ、本当の意味での「ロングテール効果」が期待できるのが電子書籍です。

■「ブランド」+「話題性」=「予想外!?」
たとえば赤川先生や志茂田先生。名作をたくさん書かれており知らない人はいない、ともいえます。が、じゃあ電子書籍で売れるか?というと少々微妙なところがあります。

では、「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流先生とイラストのいとういのぢ先生。彼らは話題性はありますが、ブランド性はありません。ところが、電子書籍すれば「絶対売れる」といえます。これは電子書籍の特殊性である「若年層向け」「話題性重視」という要因があるからです。

ですが赤川先生の作品も完成度でいえばまったく遜色ありません。むしろ面白くないわけないのです。それだけの広く社会からの評価を受けたからこそ著名作家としての名声を勝ち得たのです。

では、赤川次郎先生の「三姉妹探偵」の設定をちょっと現代風にアレンジし、イラストをいとう先生に書いてもらったら・・・。この作品を原作にアニメを京都アニメーションに作成させたら・・・。アニメの放映と合わせてリアルタイムに脚本を携帯で配信したら・・・・。書き下ろしストーリーの携帯ゲームを配信したら・・・むしろ僕らのような業界のシガラミに関係ない立場の人間がやったほうが、選択の幅が広がり、より作品を生かしたビジネスが可能なんじゃないかと思っています。

いろいろ書きたいことがあるので、次回以降の予定を考えておきます。

 次回:予告したBL電子書籍サイト大盛り上がりの秘密
第三回:電子書籍フォーマットは何を使うべきか。メリット・デメリットの整理
第四回:ここが変だよ出版社

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