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アジア系アメリカ人研究会コミュの蛟龍を描く人 THE DRAGON PAINTER

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1919年につくられた早川雪洲主演の「蛟龍を描く人」。この作品に日系アメリカ人べーシストのマーク・イズが音楽をつけたDVDが3月に発売されるそうです。これは楽しみですね。マークは、2006年に五所平之助のサイレント映画「伊豆の踊子」にも音楽をつけていますが、こちらは生演奏だったため、残念ですが、映画としては残されていません。

「蛟龍を描く人」は日本では1922年に上映されました。ヨセミテ公園を箱根にみたてて、山で気ままに暮らしていた才能豊かな画家テツ(早川雪洲)と弟子入りした娘ウメコ(青木鶴子、雪洲夫人)の恋物語です。

山の神によって龍に姿を変えられた姫といつの日かめぐりあうことを信じて、テツは龍の画を描き続けます。後継者に恵まれず嘆いていた狩野派の大家インダラはそんな彼の絵を見て この男こそ自分の後継者にふさわしいと彼を自分の所に連れてきますが、野生児のテツは里の暮らしにはなじめません。こんな暮らしにくい家にはいられない、と出ていこうとした矢先に目にしたインダラの娘ウメコ。彼女こそ自分の追い求めていた姫、と一目惚れしたテツは「じゃあ弟子になれば娘を嫁にやろう」というインダラの言葉のままに、画家に弟子入りしウメコをめとります。

でもそれからぱったり画を描くことをやめてしまったテツ。「姫を手に入れたからもう絵は描かなくてもいい」という彼にウメコは心を痛めます。そして「自分のせいでテツの才能が失われてしまった、自分がいなくなれば」と考えた彼女は滝に身を投げてしまいます。一時は悲嘆にくれるテツでしたがある晩幻のように目にしたウメコの姿に誘われるままに再び絵筆をとった彼は素晴らしい絵を書き上げ画壇に認められる、という話です。

原作「ドラゴン・ペインター」を書いたのは日本美術研究家フェノロサの夫人メアリー・マクニールです。

写真はマーク・イズ。

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