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アジア系アメリカ人研究会コミュの「現代日本女性詩人の祭典」 於)ニューヨーク

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11月半ば、ニューヨークに行く方に必見の情報です。
ニューヨークで開かれる「現代日本女性詩人の祭典」のお知らせです。アラン・ラウの朗読会に興味を持ってくださった知人のぱくきょんみさんから送られてきました。こういう行事に、文字文化の健在なのを感じますね。以下、日英両語で掲載しておきますので、アメリカの友人などにもお知らせください。

『Festival of Contemporary Japanese Women Poets(現代日本女性詩人の祭典)』
2006年11月15 - 17日、於マンハッタン(ニューヨーク)

【イベントについて】
ベラドンナ、ポエッツ・ハウス、バワリー・ポエトリー・クラブは、日本から来た女性
詩人による、最新の現代詩を紹介できることを嬉しく思います。その詩人とは、関口涼子、新井高子、水無田気流、ぱくきょんみ、中保佐和子の5名。そして、アメリカの詩人であり、翻訳家でもある、コール・スウェンセンとロサ・アル
カラも加わります。3日間に、詩の朗読会、パネル・ディスカッションなどが行われます。

パネル・ディスカッション
11月15日(水) 午後7時〜、於ポエッツ・ハウス(72 Spring Street)、7ドル
<日本の詩に関する新しい情報や方法について、それぞれのパネリストが話します>
パネリスト:関口涼子、新井高子、水無田気流、ぱくきょんみ、中保佐和子
司会:レイチェル・ルビッツキー

詩の朗読会 ーー 本の出版を記念して
11月16日(木) 午後7時〜於バワリー・ポエトリー・クラブ(308 Bowery)、7ドル
<リトマス・プレスとベラドンナ・ブックスが出版した、新刊のアンソロジー詩集から詩人たちが朗読します>
朗読:水無田気流、関口涼子、ぱくきょんみ、新井高子
翻訳・紹介:中保佐和子

討議 ーー 霞んでいく境界線:詩の翻訳の芸術性に関する対話
11月17日(金) 午後7時〜、於ポエッツ・ハウス(72 Spring Street)、7ドル
<詩作と翻訳という二つの仕事をしている詩人たちが対話します>
出演:コール・スウェンセン、ロサ・アルカラ、関口涼子
司会:ステファン・モティカ

【詩人について】
翻訳家で詩人でもある中保佐和子は、日本の現代詩の交差点に立つ4人の詩人たち、水無田気流、関口涼子、ぱくきょんみ、新井高子について本を作りました。これらの日本語詩人たちの作品は、内容においても方法においても、日本の現代詩にフェミニズムが出現した当初、例えば1980年代の、いわゆる女性詩にもっとも顕著に表されていた「女性性」を、必ずしも備えてはいません。けれども、言語とジェンダーが衝突するかもし
れない様々な局面で、話法や形式に広がりを持たせることに貢献しています。日本語では、ジェンダーが話し言葉に強く反映していますが、それだけでなく、女性たちは、本当に昔から、書き言葉の発展にも重要な役割を果たしてきました。そして、このような言葉と詩の特徴ある関係は、年を経ながら、様々なかたちに変貌を遂げてきました。
これらの4人の詩人は、その現在の状況を代表していると言えます。彼女たちは、編集、翻訳、教育、批評活動などの仕事も行いながら、日本の詩の世界に、多様な方法をもたらすことに深くたずさわっているのです。

【『Four From Japan: Contemporary Poetry by Women』の出版】
リトマス・プレスとベラドンナ・ブックスは、共同で、その種の日本の詩に関する、最初のバイリンガル詩集を出版しました。すべて女性たちによって書かれたその作品は、モダニストの系譜を引くもので、その日本語が、現代詩の国際的な新しい潮流と出会い、刺激を受けているという特徴を持っています。彼女たちは、詩の世界だけにとどまらず、歴史や神話、知性の伝統とも対話し、詩の方法を刷新しています。

【霞んでいく境界線:詩の翻訳の芸術性に関する対話】
日本人の詩人、関口涼子はパリに在住していますが、日本語で詩を書きつつ、彼女自身が「セルフ・トランスレーション」と名付ける、自作のフランス語訳を始めています。
コール・スウェンセンは、オリヴィエ・カディオ、ピエール・アルフィエリ、関口涼子などの作品を、フランス語から英語に翻訳する仕事をしてきました。ロサ・アルカラは、セシリア・ヴィクナ、リラ・ゼンボレインなど、ニューヨークに住んでいる、ラテン・アメリカから亡命した詩人たちの作品を英訳しています。この3名は、その母語で、詩人としても優れた活躍をしていますが、彼女たちが、詩人として、また翻訳家として
仕事をする際の、言語の交差する点について話し合います。

【略歴】
<新井高子>
1966年、群馬県桐生市生まれ。1997年、第1詩集『詩集 覇王別姫』。来年、新詩集『タマシイ・ダンス』刊行予定。詩と批評の月刊誌『ミて』編集人(現在90号を編集中)
。民俗学のフィールドノートや批評等も執筆。

<水無田気流>
1970年、神奈川県生まれ。2003年、現代詩手帖賞受賞。今年、第1詩集『音速平和』で中原中也賞受賞、H氏賞候補。来春、第2詩集『Z境』を、思潮社「新しい詩人」シリーズより刊行予定。評論や社会学の論文多数。

<中保佐和子>
1975年、横浜生まれ、米国育ち。英語の詩集『Nothing fictional but the the accuracy or arrangement (she』、『clutch』等のほか、日本近現代詩の英訳作品も多数。
雑誌『ファクトリアル』編集人。『HOW2』でも翻訳担当。

<ぱくきょんみ>
1956年、東京生まれの在日韓国人二世。1980年、第1詩集『すうぷ』。2003年『そのコ』、2006年『ねこがねこ子をくわえてやってくる』刊行。ガートルード・スタイン『地球はまあるい』ほか訳書多数。エッセイ多数。

<関口涼子>
1970年、東京生まれ。1997年からパリ在住。『カシオペア・ペカ』『(com)position』 『二つの市場、ふたたび』『熱帯植物園』ほか、詩集等多数。最新刊は、『機』(吉増剛造と共著)。日本の現代詩の仏訳作品も多数。

<ロサ・アルカラ>
詩人。翻訳家。テキサス大学エル・パソ校で教えている。著書として『Some Maritime Disasters This Centrury』。

<コール・スウェンセン>
詩人。翻訳家。詩集に『Noon』『The Book of a Hundred Hands』『Goest』ほか多数。

<レイチェル・ルビッツキー>
詩人。教師。著書として『Under the Sun』『Cartographies of Error, Dearly, Dearly 3,4,6』等。1999年に、ベラドンナ(ニューヨークの女性による前衛的な詩のシリーズ)を設立した。

【主催・後援】
ベラドンナ、ポエッツ・ハウス、バワリー・ポエトリー・クラブがこのイベントの主催者です。アンソロジー詩集は、ベラドンナ・ブックスとリトマス・プレスが共同で出版します。日本の国際交流基金とNYSCAから助成を受けています。

【連絡先】
POETS HOUSE
72 Spring Street, Second Floor, New York, N.Y. 10012
212-431-7920
212-431-8131 (fax)
info@poetshouse.org


以下、英語での情報・・・・・・・・

November 15–17
Festival of Contemporary Japanese Women Poets
With Rosa Alcalá, Takako Arai, Kiriu Minashita,
Sawako Nakayasu, Kyong-Mi Park, Ryoko Sekiguchi & Cole Swensen This three-day festival brings an exciting cross-section of contemporary Japanese poets together to discuss writing that confronts womens’ contradictory
roles in culture.

Wednesday, November 15, 7pm
Crossing Currents: Panel Discussion on Contemporary Poetry in Japan
$7, Free to Members

Thursday, November 16, 7pm
Reading by Contemporary Japanese Women Poets
At the Bowery Poetry Club, 308 Bowery
$7, Free to Members

Friday, November 17, 7pm
Blurring Boundaries: A Conversation on the Art of Translation with Rosa Alcalá, Ryoko Sekiguchi & Cole Swensen $7, Free to Members

Rosa Alcalá is a poet and translator. She teaches at the University of Texas, El Paso.

Takako Arai was born in 1966 in Kiryu City, Gunma Prefecture. Her newest collection of poetry is entitled Tamashi Dance. She contributes to and edits Mi’Te, a monthly publication featuring poetry and criticism.

Kiriu Minashita was born in Kanagawa Prefecture in 1970. After receiving the Gendaishitech Prize in 2003, she published her first collection of poetry, Sonic Peace, which was awarded the Nakahara Chuya Prize in 2006 and was nominated for the H-Prize. In 2007, her second book of poetry, Z-limit, will be published through Shichÿsha’s New Poets series.

Sawako Nakayasu was born in Yokohama, Japan, and has lived primarily in the United States since the age of six. Her books include Nothing fictional but the accuracy or arrangement and Clutch. She edits the journal Factorial, as well as the translation section for HOW2.

Kyong-Mi Park is a second-generation Korean living and writing in Tokyo. She has published numerous works of poetry and prose in major Japanese publications including La Mer, Waseda Bungaku, Ginka and Asahi Weekly.

Ryoko Sekiguchi was born in 1970 in Tokyo, and has lived in Paris since 1997. Her books in Japanese include Cassiopia Peca, (com)position, Hakkousei/dia-positive, Two Markets, Once again, Tropical Botanical Garden, all published by Shoshi Yamada.

Cole Swensen is the author of eleven books of poetry including Noon, The Book of a Hundred Hands, and Goest, which was a National Book Award Finalist. She is on the faculty of the Iowa Writers’ Workshop.

Co-sponsored by Belladonna*, Factorial, Litmus Press and the Bowery Poetry Club

For further information, contact Poets House as the following.

72 Spring Street, Second Floor , New York, N.Y. 10012
212-431-7920
212-431-8131 (fax)
info@poetshouse.org

コメント(1)

若い人が頑張ってますね。たのもしいです。
時間とお金があれば参加したい。

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