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■私たちの食べるものが精神的な問題の増加につながった理由

（Mental health link to diet change：1月17日英語版配信分）

食の変化と精神問題の関係

本日発表された報告によると、過去50年以上にわたる
西洋のダイエットおよび農業の方法の変化が、
精神健康問題の顕著な増加に重要な役割を果たしたという。

研究者が言うことには、不足した栄養素およびアンバランス
なダイエットにより、うつ病、統合失調症、注意欠陥・
多動性障害およびアルツハイマー病の増加率をもたらした。

工業化された農業は殺虫剤を導入し、食肉用に飼育される
家畜の体内脂肪構成を変化させた。これと他の要因により、
人口のかなりの部分によって摂取されている必須脂肪、
ビタミンおよびミネラルなどの主要な栄養素の大幅な減少を
もたらした。

特に重要なのは、多くの人々のオメガー３脂肪酸摂取の
減少、およびオメガー６脂肪酸摂取の増加であった。

チャリティー団体『the Mental Health Foundation and
Sustain』の研究によると、このことがうつ病、ならびに
集中および記憶の問題の増加を生んだ。

たとえば研究では、65歳以上の50％と比べて、毎日素材から
作る食事を摂取すると報告したのは15歳から24歳では
29％だけであった。

the Mental Health Foundation の Andrew McCulloch博士は
述べました。
「政府は、精神的な疾患の増加による負担を無視することが
できなくなり、国民の精神的健康問題の管理を助ける際の
選択として、栄養をそのオプションとして関心を
向けなけれななりません。」

英国の精神的な病気の財政コストは 1年あたり約1000億
ポンドと算出された。

心的状態および行動へのダイエットの影響に関連する証拠が
増大しています。
複合糖質並びに葉酸、オメガ-3脂肪酸、セレニウムや
トリプトファンなどのある食物成分がうつ病症状を減少
させると考えられています。

いくつかの研究は人口における魚の摂取量の低下と高レベル
うつ病との関連を解明した。また、アルツハイマー病の
増加の要因は高飽和脂肪酸増加およびビタミンと
ミネラルダ低下のダイエットにあるとの証拠があります。

レポートによると、ここ60年間で野菜の消費は34％低下し、
魚の摂取量は59％低下したという。

現在、男性の13％と女性の15％だけが1日あたり少なくとも
果物および野菜を５種類摂取してます。

適当量の複合糖質、必須脂肪、アミノ酸、ビタミン、
ミネラル、および水を含むダイエットは、幸福感に
満たされたバランスの取れた気分と感情を促進することを
示した。アミノ酸の不足は憂うつと無感動の気持ちに
つながることができます。
(脳の神経伝達物質はアミノ酸から作られます)。

Sustainの Courtney Van de Weyerは述べました。
「朗報は健康な心のためのダイエットが健康な体のための
ダイエットと同じであるということです。」

「悪いニュースは、食糧（特に魚）および農業に関する
政策の抜本的な見直しを図らなければ、将来人々が
食べることのできる健康的で栄養価の高い食べ物が
なくなってしまうでしょう」

[フィトアロマ研究所たより]
http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2006/01/post_103b.html