1963年に Herbie Hancock, Ron Carter, Tony Williams の新たなるリズムセクションを組み立てたMilesは また、ライブ活動を再開させます。このライブ活動は そのまま1964年になっても続けられ、 翌年の1964年、丁度東京オリンピックの年にオリンピックを 活気付ける意味もあって、7月に日本でJazzFestivalを開催する事になりまた。その超目玉がMilesの初来日だったのです。 しかし、その時点ではここに紹介する Miles Davis My Funny Valentine and Four & More(Feb,1964年録音) もおろか、以前に紹介した Seven Steps To Heaven もReleaseされてなかった上、 新Member (Herbie Hancock, Ron Carter, Tony Williams)での演奏 ということしか知らさせておらず、その新Menberは当時全くの無名に近く, とりわけ、Tony Williamsはその時点ではまだ18歳だったし、 つい、2,3年前まで一緒にやっていたWynton Kelly, Paul Chambers, Jimmy Cobbの3人もやってきて、そのままPianoTrioとして演奏する事になったわけですから、 「なぜ、MilesはいままでのMemberで演奏するのではなくて、あえて、無名のMembersで演奏するのか?」 という、一点に皆の興味が絞られたのでした。
ところがふたを開けてみたらどうでしょう。 あまりにも、凄い演奏に誰もグーの値も出なかったのです。その凄さは Milesの日本公演の後に発売された このMiles Davis My Funny Valentine and Four & Moreによって、誰もが 知りえることとあいなったのでした。
Milesのその当時のLiveAlbumとしては、そのご、この日本公演の MilesInTokyoをも含め、 MilesInEurope、MilesInBerlinなどなど、幾つかのAlbumをReleaseしていますが、 このMiles Davis My Funny Valentine and Four & Moreは同じ演奏日にも拘らず 速い曲だけを集めた Four & Moreと スローな曲だけを集めたMy Funny Valentineに分けて収録されているところが他のAlbumとの大きな違いであるばかりでなく、大変丁寧に演奏されていることが他のAlbumと比較して聴くとよくわかります。