ラウンジって定義せずに、聞けちゃう素敵な1枚。ラテン・テイストのソフト・サウンディング・アレンジにスキャット&コーラスがとても美しく配合された理想的な“ソフト・ロック”アルバム。英国ポップス・シーンの影の部分で輝かしい足跡を残した才媛バーバラ・ムーアの最高傑作とされる4人組コーラス・グループの名品が遂にCD化。妖艶なグルーヴィー・ラテン・ポップ“BUSY”、ピチカート・ネタ絶品スキャット・ボサ “TEA FOR THREE”、まさに伊集加代子風のスキャット・チューン “SARA”など、まさにセンスに翻弄される見事な一枚です。
(音) <CARTOLA>[Verde Que Te Quero Rosa ]
カルトーラは、今、皆さんがサンバカーニバルとかいろんなところで耳にする、あの、サンバ(いろいろありますが)の基礎を作ったひとりで、現存するエスコーラ・ジ・サンバの最古参<マンゲイラ>を立ち上げた最重要人物の一人。
そんな人物カルトーラの音は、いろいろありますが、僕がお勧めする音はこの[Verde Que Te Quero Rosa ]
出来あいではない、本物の音。でも耳心地がよい作品です。
今、街のオシャレさんの中では、ブラジル・ラティン・ボッサが流行っていますが、本物のカッコ良さ、オシャレの入り口に・・・おススメです!!