映画が好きコミュの「キングコング　髑髏島の巨神」

なかなか見せてくれます　悲哀に満ちたコングの表情や仕草など･･･そして壮絶なる巨獣との戦いぶりや　更に恋心までも。

地図にない島へ行く調査隊の一行は　嵐によって孤立する髑髏島にたどりついて　そこに住む巨大な怪獣や大猿キングコングに遭遇しながら調査を進めるというお話で　その中でいろんな怪獣に襲われ　更に槍を持ち体を塗りたくった土着民にまで囲まれて･･･だがその時に現れたのは何とアメリカの軍人で　大戦中に日本兵と戦って生きのび　今この村に同化して生きながらえて　例の黙示録の様に君臨こそしないが慕われて　子供たちには英語を教えたり　飛行機の残骸で舟のようなものまでつくり　技術や文明を発信する生活をして。　

一緒にきたカメラマンの彼女はキングコングに遭遇して　目が合ったことでコングは彼女に一目ぼれして　そして後に命を救うことになるのだが　それはいつものお約束であり　そしてまた別れもありで　そんな傷心のコングを見事に描き切った悲恋の映画でもあります。

何回もひっくり返りながら立上るサマは何とも凄い壮絶感を醸し出し　キングなコングはリングでゴングが鳴ってもキングであり続ける様を　更にデカい怪獣の様々を這ったり飛ばしたりして面白おかしく描いて　そのスピード感は巨獣とも思われない素早さでスゴイ肉弾戦を見せて　そんな中に日本兵と戦って打ち破った米兵の成れの果てを巧みに見せ　そして浦島太郎たる存在感を髭を切り落とす事で今社会に戻って来て　更に家族らに会いに行くと云う蛇足まで付けるのは調子に乗り過ぎで。

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