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映画が好きコミュの「僕達急行 A列車で行こう」

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61歳という若さで12月に亡くなられた森田芳光監督の遺作です( ̄∧ ̄)ナム

A列車で行くのは行楽や旅行で 僕達急行は旅情に浸りながらゆっくり車窓から眺めてバス
A列車で行くのは仕事や出張で 僕達急行は赴任地に向ってゆっくりと転勤族を運んで新幹線


小町は大手地所会社に勤めるも自然破壊の開発に疑問を抱きながら 自前の主張を前面に出した為に上司に睨まれ社長に興味を持たれて だが彼には何よりも大好きな鉄道旅行を愛して止まない趣味があり 列車に乗って好きな音楽を聴きつつ変わり行く風景を眺める日々で そんな気の向いた旅行の中で知り合ったのは時々顔を見る小玉君でビル
小玉は東京の下町で鉄工所を経営する親父とふたりで暮らしながら 銀行の支店長が代わった為に新規の機械を買う融資が受けられずに だが彼には大好きな金属類と鉄道旅行という変わった趣味を持って 電車に乗り窓やトレーや金属部品を触りながら車窓の風景を眺めて そんな気楽な列車旅行の最中に出会ったのは毎度顔を見る小町君で家
ふたりはたちまち意気投合してお互いに鉄道の事を話し合いながら それはまるで相思相愛の恋人たちのような親密にして奇妙な関係で 小町君がアパート建替えで追い出された為に小玉君ちの寮に入って 社長の父も気持ちよく彼を迎え何となく嬉しい雰囲気の中で暮して 休日には一緒に列車に乗ったり近くの河川敷でキャッチボールして野球

小町が突然九州に転勤になった為に起こる仕事絡みの日常や事件を そこへ遊びに行った小玉も巻き込んで 更に同好マニアのオッサンも加わって 風光明媚なこの地と共にオッサン所有のマニア向けの凄い鉄道模型も見せながら 小町の仕事に関わる成功談や 小玉の工場に関わる契約談も入り混じって軽快に発進する僕達急行でペンギン

とんでもなく素直な映画は全く汚れなき趣向を描いた趣味の映画で 鉄道オタクが集り独自の見解をさも得意そうに語りながらのお話は そこには趣味が高じて偶然を呼んで奇蹟が起るサマを嬉しげに語り こんなご都合主義の中で物語りは恥かしげもなくあらぬ方へと進み こっちが赤面するほど何ら衒いなくオトコ同士の電車ゴッコを見せ 果てに恋人らしき女子に見向きもせずにオトコ同士で見つめ合って いつもニコニコして缶ビールとゆで卵で軽く乾杯しながら対話して その行き着く先に見える気色悪い男色志向も匂わせての僕達急行でハート達(複数ハート)

森田芳光監督の遺作ながらまさにソレに相応しい趣味の延長と感じ 余りにも緩やかでにこやかな画像による表現にちょっと戸惑いつつ その優しすぎる描写にいささか驚きながらも冥土への心境を察して ご都合主義の連発を見せる事で制作への意欲に疑問符を投げかけての僕達急行でカチンコ

「ハル」で見せた緊張感や「失楽園」でのエロさも「武士の家計簿」の面白さも 「修羅のごとく」の凄さや「間宮兄弟」の異色さや「椿三十郎」の楽しさもなく ただただ趣味が走る急行映画は遺作にしては寂しすぎる悲しい出来栄えで 鉄道に何の興味もない映画オタクにすればかのオタクが憎たらしくっての僕達急行で雨

松山ケンイチはあのひねたお顔を笑顔で埋めて常にニコニコ朗らか青年を いつも両耳にイヤホン当てて全身ゆすり音楽聴くゆれゆれ男を楽しそうに目がハート
瑛太はあの爽快そうなお顔を更に満面の笑みで埋めてさも満足げな青年を いつも金属に触れながら女性に触れられないオタクくんを実に楽しそうにほっとした顔

〜〜〜電車どこまでも 僕達急行 行きまっせ 霊柩列車 次は天国電車〜〜〜






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