太宰治　斜陽館コミュの金木へ行ってきました！

　お久しぶりです。しばらく留守にしておりました、管理人のモリです。

　大型二種免許の合宿で訪れた秋田県の大館市から、空き時間に足をのばし、太宰の生家のある青森県の金木町に行ってきました。

　一枚目の写真が、津軽鉄道金木駅です。「太宰のふるさと」とあるのが、泣けてきます...こんなに、愛されているんですね。駅舎自体は、最近建て直したようで、小綺麗なものです。

　斜陽館までの道が分からなくても、大丈夫。商店の壁に、「斜陽館→」といった木製の案内板が掲げられていました。二枚目の写真が、言わずと知れた斜陽館です。初日に行ったときは、もう、見学時間が過ぎていて、夕闇の中に、ひっそりと佇む大きな家を見上げ、深く息を吸い込みました。

　翌日、内部見学となったのですが、その前に、三枚目の写真をご覧いただけますでしょうか。実は、この写真は、戦時中、太宰が疎開していた家の内部写真です。建物自体は、長兄の文治氏の結婚を記念して、津島家が敷地内に建立したもので、当時は、母屋の「離れ」だったようです。現在は、呉服店を営んでいる、白川さんという方が管理していらっしゃいますが、今後どうするかは未だ未定だそうなので、もし、お近くにお立ち寄りの際は、是非、足を運んでみて下さい。太宰が暮らしていた家として残っているのは、斜陽館と、ここだけです。写真の部屋は、病床の母親のタネさんが寝ていた部屋とのことです。この隣の部屋で、「冬の花火」などが執筆されたとのことで、とても感慨深いものがあります。

　この家を後にして、斜陽館に向かいました。外観から想像されるより、内部は想像を絶するほど広いです！個人的には、太宰が生まれたとされる、「誕生の間」が一番好きな部屋でした。しかし、斜陽館は実際に見ていただくしかないと思います。やっぱり、太宰は青森の人なんだなあと思いました。

　念願の金木町の空気が吸えて、嬉しかったです！みなさんも機会がありましたら、是非、おでかけしてみてください！