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次回はぜひ見たいですね。
軍服を脱いだジャーナリスト
〜水野広徳が残したメッセージ〜
平成２０年２月２７日（水）２２：００〜２２：４３ 総合
昭和２０年、Ｂ２９から降伏を促す大量のビラがばら巻かれた。そこに記されていたのは、日本人が書いた軍部批判の論文。著者は元海軍の軍人、水野広徳。軍国主義者から軍備の撤廃を唱えるジャーナリストへと転身した人物だった。
水野を変えさせたもの、それは第一次世界大戦の惨禍だった。軍を辞した水野はまず軍縮を主張。世界が足並みを揃え軍縮しようとしている中、増税に苦しむ日本の国民は水野の主張を支持し、日本もまた軍縮への道を歩み始める。
しかし軍部がこれに異を唱えた。天皇の大権である統帥権をたてに、政府の行動を批判したのだ。暴走の気配を見せ始める軍部。そして頻発するテロリズム。政府でさえも口を挟むことが出来なくなってゆく中、満州事変、満州国建国などが軍部主導で進められる。
この軍部の動きをマスコミ・世論も後押しする中、水野は、いずれ日米戦を招き東京は壊滅すると予言し、警告を発し続ける。しかし言論統制により水野は発表の場を奪われていく。誰も何も言えなくなる時代が訪れ、日本は歯止めを失い、太平洋戦争へと突き進んでいった。
軍服を脱いだジャーナリスト
〜水野広徳が残したメッセージ〜
平成２０年２月２７日（水）２２：００〜２２：４３ 総合
昭和２０年、Ｂ２９から降伏を促す大量のビラがばら巻かれた。そこに記されていたのは、日本人が書いた軍部批判の論文。著者は元海軍の軍人、水野広徳。軍国主義者から軍備の撤廃を唱えるジャーナリストへと転身した人物だった。
水野を変えさせたもの、それは第一次世界大戦の惨禍だった。軍を辞した水野はまず軍縮を主張。世界が足並みを揃え軍縮しようとしている中、増税に苦しむ日本の国民は水野の主張を支持し、日本もまた軍縮への道を歩み始める。
しかし軍部がこれに異を唱えた。天皇の大権である統帥権をたてに、政府の行動を批判したのだ。暴走の気配を見せ始める軍部。そして頻発するテロリズム。政府でさえも口を挟むことが出来なくなってゆく中、満州事変、満州国建国などが軍部主導で進められる。
この軍部の動きをマスコミ・世論も後押しする中、水野は、いずれ日米戦を招き東京は壊滅すると予言し、警告を発し続ける。しかし言論統制により水野は発表の場を奪われていく。誰も何も言えなくなる時代が訪れ、日本は歯止めを失い、太平洋戦争へと突き進んでいった。
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