就活コミュ☆大分県出身者の会コミュのニート、フリーターから正社員

『１．６％』

これは、この夏に行なわれた、日本経団連の調査による、フリーターを積極的に採用したいと考えている企業の割合です。
（日本経済新聞：10/26朝刊）

一度、フリーターになってしまうと、いかに修正が難しいか、この数字が表しています。

非正規雇用ではあるにしても、一応働いている人であってもこの数字ですから、ましてやニートになると、どれだけ厳しいか・・・・推して知れり、でしょう。
そしてこれが現実なのです。

最近、第二新卒募集の求人広告を、新聞等でよく目にするようになりました。
それだけ人材の確保が容易ではなくなっているのも事実でしょうが、ニート、フリーターにとっては、そう簡単にはいかない気がしています。
おそらく、第二新卒募集で優遇されるのは、

「現在正社員として働いている入社３年目程度までの人」

ということになろうかと思います。

新卒での就職がいかに大切か・・・これは学生が考えている以上に、世間はその意味を重く考えているということです。

安易に、ニート、フリーターの道を選択すべきではありません。
私なら、たとえ不満足な就職先であっても、とりあえず就職し、さらなる飛躍を狙って、そこからの転職を目指します。

もちろん私は、今の労働市場のあり方を肯定しているのではありません。
むしろ逆で、その歪さに不快感を抱いており、必ず改善されなければならないと考えています。

しかし、事実、現状はそうなのですから、これから大学を卒業される人には、よくよく考えてもらいと願います。

修正のきかない人生などありませんが、タイミングによって、その労力には雲泥の差が生じます。
「天の時」を活かすに越したことは無いのです。