ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのバタフライ・エフェクト2

んー・・・、こんなものですかね？！？

わずかな蝶の羽ばたきすらも、影響に影響を重ねて歴史の流れを変えることがありうるという、“バタフライ効果”をモチーフにしたＳＦサスペンスのヒット作第２弾です。
時間を遡る超能力を持った主人公が、過去の失敗を“なかったこと”にしたために、現在に思わぬ影響が及んでゆく様子が描かれています。前作とはストーリー上の接点はないですが、同じような能力を持った別の主人公の物語として、初めての人にも楽しめると思います。
主演はドラマ「Ｌの世界」などの出演経験を持つエリック・ライヴリーに、エリカ・デュランスなどが共演です。監督は「スコーピオン・キング」などの撮影監督を手がけたジョン・Ｒ・レオネッティ。

　 26歳のニッ（エリック・ライヴリー)は、友人のカップル、トレバー（ダスティン・ミリガン）＆アマンダ（ジーナ・ホールデン）と共に恋人ジュリー（エリカ・デュランス）の24回目の誕生日を祝っていた。そのさなか、同僚のデイヴ（デヴィッド・ルイス）から休日にもかかわらず呼び出しがかかってしまう。仕方なく帰途についた４人だったが、彼らの乗った車は大型トレーラーと衝突、ニック以外の３人が死んでしまう。それから１年後、ニックは思い出の写真を見ることでその瞬間にタイムスリップする不思議な能力を身につけていることに気づくのだったが…。

ほんの小さな違いが全く別の効果を生む“バタフライ効果”を、モチーフにしたＳＦサスペンス『バタフライ・エフェクト』の続編となる第２弾です。
超能力を得た青年が事故で恋人や友人を失った過去を変えようと、過去に戻って現在を変えようと試みますが・・・。
ＳＦ的スリルに加えて恋人ジュリーを守ろうとする青年ニックの愛も胸を打つけど、前作のアシュトン・カッチャーとエイミー・スマートの愛情物語が素晴らしかったので、それを超えられないとは思ってましたがある程度は期待していました。
ニックは恋人のジュリーやトレバーにその恋人のアマンダたちとキャンプに来ていました、ジュリーはニックに伝えたい事がありましたがニックは会社のブリストルからの呼び出しで社に戻ることに。
その途中に交通事故に遭ったニックたちはニック以外は皆死んでしまいます、丸一年事故を起こしたニックは皆を失った悲しみと偏頭痛に悩まされますが、ある日ニックは写真を見ていると過去の事故を起こす少し前に戻ってしまい、愛しのジュリーやトレバーにアマンダを救うのですが、そのために未来が少しずつ変化していってしまい・・・。
映像が最初から残念な撮り方だったので嫌な感じがしましたが、まぁ普通のスターが降りてスタッフ陣も変わったホラー（サスペンス）映画の続編らしい出来と言えばそれまでですかね、今回も父親との遺伝や前作では“ノート”だった過去と繋がる道具が今回はジュリーと繋がる“写真 ”だったり、ニックが良かれと思って変えた未来が微妙に悪くなっていったり・・・。
ジュリー役のエリカ・デュランスは可愛かったですが、主役のニック役のエリック・ライヴリーもイマイチパッとしませんでしたね、「Ｌの世界」で注目されているらしいですが。
それなりに頑張っているようでしたがラストもある程度予測出来たし、ニックが時間を移動すると変わる未来も考えてあったように思いました、ニックはいい奴だと思いましたが恋人ジュリーだけじゃなく、トレバーたちとの結び付きの強さを表すシーンがあったならと思いました。
やっぱり『バタフライ・エフェクト』と言えば、“過去をこう変えたから、未来がこう変わった”というのが魅力の一つ、それが今回は見られなかったのが残念だったかな？でもこのマイナーなキャストで頑張った方だと思います、お勧めします。