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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュの『2008年初見のホラー映画第9位』

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カチンコ『2008年初見のホラー映画第9位』は、「マトリックス シリーズ」のキャリー=アン・モスやビリー・コノリー主演の、ゾンビ・コメディ・ホラー「ゾンビーノ」です。

この『ゾンビーノ』をただの”コメディ・ホラー”と侮るなかれ、これは『ショーン・オブ・ザ・デッド』程ではありませんでしたがアレ以来とも言える大傑作ゾンビ・ホラー・コメディでした、

人類と大量発生したゾンビは《ゾンビ戦争》と呼ばれる戦いを繰り広げゾムコン社の発明によって人類は勝利へ、同社が作った首輪はゾンビを従順にする装置で戦後、ゾンビは多くの家庭で家事もするペットにされる。

クサン・レイ演じる少年ティミーの家でも母キャリー=アン・モス演じるヘレンが世間体を気にしてゾンビを飼いだすが、ティミーは自分をいじめっ子から守ってくれたゾンビをファイド(ビリー・コノリー)と名づけて気に入りますが、やがて首輪が壊れたファイドはある大事件を起こす・・・・というお話です。

苛められっこのティミーをファィドが助けたことから問題が発生するんですが、バレればティミー達ロビンソン一家は“ゾーン”と呼ばれるゾンビ無法地帯に追放されてしまいます、このようなコメディ・ホラーでもしっかり創ればこんなに面白く出来るということを、ただ走り回っているだけのサバイバル・アクション・ホラーに成り下がったゾンビ映画にも教えてくれているようです。

ほのぼの感覚のファミリー映画とバイオレンスなゾンビ・ホラーを組み合わせたアンバランスで斬新な設定と、痛烈な風刺が評判を呼んだカナダ産の異色ブラック・コメディでした、カナダ映画は(特にゾンビ・ホラー)時々素晴らしい傑作を世に送り出してくれますがこの映画も素晴らしかったです。

果たしてティミー一家とファィドのこれからはどうなるのでしょうか、シアポリスさんとタミーとのこれからやゾーンに追いやられたゾンビ達やゾムコン社やボトムズの運命が気になります、「マトリックス」のキャリー=アン・モスがティミーのママ役なのが悲しかったですが本人はイキイキとして素敵でした。

ラストの明るさも皮肉が効いていてとても楽しかったです、原題『Fido』とは英語圏においての犬につかわれる名前のことだそうです、日本で言えば”ポチ”とか”ロン(ウチの昔の犬の名前)”などですかね。

現代のペット偏重主義のことや『皆横並び主義』のことも皮肉っていました、この「ゾンビーノ」が『2008年初見のホラー映画第9位』でした。

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