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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのONCE ダブリンの街角で●

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カチンコ凄くいい音楽でした、早くも2009年のベスト10候補です。


日本円にしてたった数千万円という僅かな製作費ながら、07年のサンダンス映画祭から評判が口コミで拡がり、米英でスマッシュ・ヒットを記録した作品です。
小さな物語ですがドキュメンタリーを思わせるシンプルな演出と、主演の男女を演じたグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァの自然な演技と歌が絶妙に絡み合い、見る者の魂に響く感動の逸品となりました。
第80回アカデミー賞の授賞式で2人が歌った“Falling Slowly”は、最優秀歌曲賞に輝き、壇上でイルグロヴァは受賞の感激を語りました。監督はハンサードとアイルランドのバンド《ザ・フレイムス》に所属したこともあるジョン・カーニー。

 
ダブリンのグラフトン通りで歌うストリート・ミュージシャンの男(グレン・ハンサード)。路上で花を売る女(マルケタ・イルグロヴァ)が通りかかり、ひょんなことから男は女の壊れた掃除機を修理することになるが、彼女がピアノを弾けると知り、楽器店でセッションをしてみる。いい感触だった彼は、思わず彼女に男として好意を示してしまうが、彼女は不愉快そうに拒む。男は再会した彼女に謝り、彼女もそれを受け入れるが、彼女はチェコからの移民で、娘を養っていることを明かす。


アイルランドのダブリンを舞台に地元の男とチェコ移民の若い女がストリートで出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを自然な形で挿入される歌の数々で紡いでいく感動ラブ・ストーリーでした、主演はアイルランドの人気バンド“ザ・フレイムス”のフロントマンとグレン・ハンサードとチェコのシンガーソングライターのマルケタ・イルグロヴァ。

グレン・ハンサード演じる男は穴の開いたギターで毎日のように街角に立ち歌を歌うストリート・ミュージシャン、そんな男の前に現われあれやこれやと話しかける花売りの若いマルケタ・イルグロヴァ演じる女、彼女はチェコからの移民で楽しみは楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。
彼女のピアノに心動かされた男は一緒にセッションしてみないかと持ちかける、一緒に演奏することで喜びを実感し絆を深めていく2人でしたが・・・。

役名が“男”と“女”で通じるのかよと心配しましたがどうにかなるどころか立派に成立していました、“男”のグレン・ハンサードと“女”のチェコ出身のマルケタ・イルグロヴァが書き下ろし楽曲の数々が口数の少ない主人公たちの感情をセリフ以上の雄弁さで表現していました、主題歌の『フォーリング・スローリー』はアカデミー作曲賞の最優秀オリジナル歌曲賞他沢山の賞を獲得しただけあって素晴らしい歌で僕もとても好きになりました。

オープニングのいかにも怪しい小銭泥棒とのやりとりでいきなり笑わせてくれましたが、昼間は実家の掃除機修理をしながらストリート・ミュージシャンを男がしていると聞き、自分の壊れた掃除機を彼に直してもらおうとダブリンの街中をコロコロ転がす女はとびきりキュート、東京で掃除機をコロコロさせたらお笑いだけどダブリンの街では不思議とお洒落に感じました、大分面白いですが流石U2はじめ沢山の優れたミュージシャンを排出したダブリンですね。

フラレタ恋人に戻ってきてもらおうと歌を作って唄う未練タラタラな男とチェコに別れた夫がいてイヴァンカという可愛らしい娘がいる女、果たしてこの2人の男と女の淡い恋の行方と結末やいかに・・・。

銀行の融資係の奴が音楽好きでカセットに入れた歌を聴かせて逆にその融資係の歌をギターの演奏で返した場面もおかしかったです、男が初めて女やレコーディング仲間とスタジオで録音した歌を父親に聴かせたシーンも素晴らしかったです、ちょっとラストは気に入らなかったですが素晴らしい映画でした、ミュージシャンとしてもスウェル・シーズンとしても活躍中の2人、早くも2009年の初見ベスト10候補の登場でした、お勧めします。

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