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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのイタリア的、恋愛マニュアル

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TV思っていたよりも面白かった!!


ラブ・コメディの名手ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督が、「輝ける青春」のジャスミン・トリンカほか、今のイタリア映画界を代表する人気役者たちを取り揃え、さまざまな恋愛マニュアルをオムニバス仕立てで描写した作品です。
イタリアの主要な映画賞ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞では、実に12部門でノミネートされ、カルロ・ヴェルドーネとマルゲリータ・ブイがそれぞれ助演男優、助演女優賞を受賞しました。2007年にはモニカ・ベルッチらを新たに主役陣に迎え、同趣向の続編も作られて大ヒットしたそうです。


 『第一章:めぐり逢って』──仕事もなく彼女もいない青年トンマーゾ(シルヴィオ・ムッチーノ)は、偶然出会ったジュリア(ジャスミン・トリンカ)に一目惚れ。以来、猛烈アタックを繰り返すトンマーゾだったが…。『第二章:すれ違って』──倦怠期を迎えた夫婦、バルバラ(マルゲリータ・ブイ)とマルコ(セルジオ・ルビーニ)。二人の関係が危機に陥る中、ある夜バルバラはパーティの場で酔いつぶれてしまい…。『第三章:よそ見して』──婦人警官のオルネッラ (ルチャーナ・リッティツェット)はある日、夫の浮気現場を目撃してしまい、腹いせに交通違反のチェックで情け容赦ない取り締まりを始めるが…。『第四章:棄てられて』──妻に逃げられた小児科医のゴッフレード(カルロ・ヴェルドーネ)。ある日、書店でベストセラーの『恋愛マニュアル』を手に取り、その教えを実践しようとするのだが…。


イタリア本国で大ヒットを記録したラブ・コメディです、倦怠期を迎えた夫婦や互いに浮気し合う夫婦など、年齢と共に移りゆくさまざまな愛の形を描いていました、モニカ・ベルッチ主演の続編もイタリアでは大ヒットしたそうです。
それを4組のカップルを4話のオムニバス仕立てで軽妙に描いた物語でした、イタリア人は『地球上で最も恋愛を熟知している』と言われているそうです、彼らが愛を獲得していく中で生まれた4つの格言にそって、『恋愛マニュアル』というCDブックを元にストーリーが語られていきました。
4つの格言とは『元カレとただ寂しいだけで付き合っている君は、前に進むことより後退を選んでいる』『夫婦の危機を乗り越えるための子づくりなんて犯罪だ』、『イタリア人の夫の85%、妻の60%も浮気をする』『熟年の失意は、時に甚大な痛手を招く』の4つです。
1話目のモテなくて無職のトンマーゾと整形美女ジュリアの恋物語、2話目の夫婦の倦怠期の危機を迎えてナントか乗り越えようと踏ん張るバルバラとマルコ、3話目は働くお母さんの婦人警官のオルネッラとガブリエーレ、4話目は中年の真面目な医者のゴッフレードとマルゲリータの熟年のカップルの危機とリヴィアとの再生のお話。
それぞれが独立しているお話なんですが微妙に繋がっていて、『アッ、コイツまた出ている』って感じで面白かったです、それぞれが4つの格言にそう形で話が進んでいきますがこれがなかなか面白かったです。
特に第3話の婦人警官のオルネッラお話や、第4話の真面目な医者のゴッフレードが浮気した妻のマルゲリータに逃げられて、『恋愛マニュアル』というCD本を買いうんですがそれによってまた新しい出逢いが生まれていきます。
1話目で登場したトンマーゾが本屋に就職が決まったと言ってましたが、ゴッフレードが『恋愛マニュアル』のCDブックを購入した本屋で、しっかりトンマーゾが店員として出てくるんですよね、4話目でもリヴィアが『弟夫婦に赤ちゃんが産まれる』と言ってました。
トンマーゾの姉のリヴィアがやけに出演時間が長くて、良く出てくるなと感じたらああいう繋がりでまた出てきたのも面白かったです、イタリアで大ヒットしたのも最後の方でなんとなく分かってきました。イタリア版『ラブ・アクチュアリー』を創りたかったのかな、『ラブ・アクチュアリー』の域にまではまだまだでしたが、見終わった後の余韻はなかなか素晴らしかったです。
最後の4話目のお話しとチビちゃんとゴッフレードの会話やリヴィアとのやりとりが最高、『恋愛マニュアル』の通り“人はわけも知らず、突然恋に陥る。滑稽にも不可解にも”、だから人生は面白いのかもしれません、お勧めします。

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