ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのストレンジャー・コール

すっかりキレイになった、カミーラ・ベルが主演です。

厳重なセキュリティが施されたはずの豪邸で、ヒロインは姿を見せない“ストレンジャー”につけ狙われます・・・・・。
男はどこかから見ているのか、それとも内部に潜んでいるのか……。１９７９年のサスペンス・ホラー「夕暮れにベルが鳴る」を、「トゥームレイダー」のサイモン・ウェスト監督がリメイクしました。都市伝説をベースにした旧作のエッセンスを凝縮し、ハイテクが定着した今ならではの味付けで再生してみせました。
「紀元前１万年」の若手女優カミーラ・ベルが、ほとんど１人芝居同然ながら、緊張感を途切れさせることない熱演を見せて一人がんばっていました。

　高校生の少女ジル(カミーラ・ベル)は、ベビーシッターのアルバイトで人里離れた丘の上に立つ豪邸へとやって来る。世話をすべき２人の子供はすでに自室で寝入っており、ジルの仕事は事実上留守番だけ。楽な仕事と喜ぶ彼女だったが、そんなとき、正体不明の男から電話がかかってくる。ただのイタズラと気にも留めなかったジルだが、執拗に電話をかけ続ける“ストレンジャー”はやがて、彼女を監視していなければ分かるはずのない内容を話し始め……。

１９７９年公開のホラー映画の秀作『夕暮れにベルが鳴る』のリメイクです、カミーラ・ベル主演とのことだったので楽しみにしていました、すっかり彼女は少女からキレイで美しい女の子に変わりましたからね。
夜人里離れた豪邸へベビーシッターとしてやって来た女子高校生のジルが、留守番する彼女に不審な男から電話が掛かってきて、親友や家政婦達が殺されてやがて彼女にも魔の手が・・・。
今風にアレンジされていてジルの彼氏のボビーが親友のティファニーと浮気したり、ジルが携帯電話の使いすぎでケータイと車の運転をパパに止められたりします、オリジナルには無かった携帯電話を何度となく登場させたりしていますが、殆どカミーラ・ベルの独り舞台と言ってもいい映画でカミーラ・ベルは頑張ったと思います。
カミーラ・ベル演じるジルは恋人のボビーに浮気をされて集中できませんが、携帯電話の使いすぎで父親に携帯電話と車の運転を禁止されます。知り合いの紹介で郊外の金持ちの医者の豪邸のベビーシッターを頼まれますが、不気味なイタズラ電話に悩まされてやがてイタズラ電話はエスカレートして行き、親友のティファニーや家政婦のローザがいなくなっていき・・・。
この医者の家である豪邸の半端無い豪華さにはビックリさせられました、家の中に大きな庭園があって池には錦鯉がいて人工のシャワーも付いていて部屋も殆ど自動的に電気が着く、『ドンだけ金持ちなんだよ』と思わされる豪邸でした。でも親友のスカーレットや元カレのボビーと携帯電話が電波の影響で繋がらなくなったり、いるはずの人間がいなかったりいないはずの人間がいたりと、色々工夫しているなぁとも思いましたがオリジナルに迫れたかと言うとそれはまた別の話ですかね。
しかしラストもそうですが『もう終わりかよ？』って感じでしたかね、こちらが思わずツッコミたくなるような感じもしました、キャロル・ケインのオリジナルの方が数段出来は上だったような気がします。同時期のやはり電話を題材にしたモニカ・キーナ主演の、『リダイアル』の方が面白さも恐さも数段上だったような気がします。
でもまぁカミーラ・ベルの頑張りと、可愛さに免じて許してあげたい気もしました、オリジナルがシッカリとしているので一応楽しめました、お勧めしておきます。