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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのゲド戦記

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TV正直、これは”ジブリ作品”とは呼べないかも・・・。



アーシュラ・K・ル=グウィンの名作ファンタジー『ゲド戦記』を、宮崎駿の絵物語『シュナの旅』を原案としたもので、宮崎駿監督の長男宮崎吾朗監督の脚本の独自解釈によるストーリーで、スタジオジブリが映画化した長編アニメーションです。
巨匠・宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗の第一回監督作品で、声の出演は主人公アレン役に岡田准一、ヒロインのテルー役には新人・手嶌葵。菅原文太に田中裕子、風吹ジュンに香川照之、小林薫に内藤剛志などこれまた豪華な顔ぶれが揃いました。


 多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡が崩れつつあるのだった。偉大な魔法使い、大賢人ハイタカ=ゲド(声:菅原文太)は、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレン(声:岡田准一)と出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナー(声:風吹ジュン)の家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルー(声:手嶌葵)も住んでいた。彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。


『ゲド戦記』は『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』に並ぶ、世界三大ファンタジーの一つとされているそうです。
原作者がかたくなに映像化を拒みつづけ、かつては宮崎駿監督でさえ断られたというこの作品ですが、息子の宮崎吾朗は自身の初監督作品に選びました、アニメーション制作はもちろん“スタジオジブリ”です。
人間の生活圏に現れるはずの無い龍が立て続けに侵入する異常事態が発生、世界の均衡が崩れつつあると予感した偉大なる魔法使いで大賢人のハイタカ=ゲド(声:菅原文太)は、独り原因を探る旅に出ますが彼は父親を刺して逃亡中の王子アレン(声:岡田准一)と出会います。生きる気力を失っていたアレンを独りに出来ずゲドは彼を連れ、アレンと同年代の孤児の少女テルーを住まわせている知り合いのテナーの家に身を寄せます。テルーは命を大事にしないアレンに対し激しく非難するのでした・・・。
以前から評判の悪い作品でしたから期待はしていませんでしたが、お客さんも入っていたみたいだしどんなモノかと思ってましたがこんなにデキが悪かったとは・・・、まぁ宮崎さんの長男のデビュー作にしては「まあ、こんなものだろう」というのが正直な気持ちですかね。
『今のジブリは「天空の城ラピュタ」あたりまでの宮崎駿作品の好評による貯金を食いつぶしているようなもの』なんて意見もありましたが、僕は『もののけ姫』や『魔女の宅急便』も面白かったからそうは思いませんでした、でも今回の『ゲド戦記』は皆が言っているようにちょっといただけませんでしたね。
色んな人も言ってしたが「監督の頭の中だけで話が展開している」という事ですかね、アレンがなぜ立派な父親を簡単に殺してしまったのか、大事に持つ魔法のかけられた剣が初めて抜ける意味とはなんなのか、龍の存在意義やテルーの正体といった見るからに重要そうな出来事に、何一つこちらを納得させてくれるような答えを出してくれていないんですよね。
監督に映画製作の経験が無いことからくるものなのでしょうが、意味もなく父親を殺している主人公に感情移入は出来ないし、多分宮崎駿さんならこんなつまらないモノは作らなかったと思います、いくら宮崎吾郎監督の独自色を出して行きたかったのだとしても。
田中好子さんや菅原文太さんは良かったですがテルー役の手嶌葵はセリフが殆ど棒読み、彼女が歌うCMで流れまくっていた不思議な魅力のある歌は良かったとしても、新人を使うにしてももう少し考えた方が良かったのでは。
それでも“スタジオ・ジブリ作品”としてのブランド力や、画像の質がとてもが高いため駄作とまではいえ無いですかね、でも多大な期待をするのはよしたほうが良いかもしれませんね。
宮崎駿監督亡き後の『スタジオ・ジブリ』は多いに心配ですが、それなりに楽しめる作品にはなっていましたかね、次作への期待も込めてお勧めしておきます。

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