ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのラスト・ホリデイ

クイーン・ラティファ、なんか好きなんですよね。



いつか叶えたい夢をスクラップブックに綴っていた内気なヒロインが、余命幾ばくもないことを知って、悔いの残らないようにと全財産をはたいた豪華なヨーロッパ旅行にでかけるが・・・・。もはや失うものはないと開き直り、セレブたちを相手にズバズバ本音をぶつけるヒロインを、「TAXY NY」などの人気コメディ女優クイーン・ラティファが好演しています、笑って泣けてまた笑えるハートウォーミング作に仕上がりました。共演はラティファ同様ヒップホップ・シンガーでもあるＬＬ・クール・Ｊ、“オスカー俳優”ティモシー・ハットン、ジェラール・ドパルデューらも出ています。
監督は「メイド・イン・マンハッタン」の実力派、ウェイン・ワンです。


　ニューオリンズのデパートで調理器具の販売員として働くジョージア（クイーン・ラティファ）。内気な彼女は、恋焦がれる同僚のショーンへその想いを伝えることも出来ず、控えめな日常を送っていた。そんなある日、ひょんなことから受けた診断で、何と余命３週間と宣告されてしまう。はじめはショックで途方に暮れるも残りの人生を存分に楽しもうと決意したジョージアは、会社を辞めて全財産を携え、夢だったチェコのリゾート地カルロヴィ・ヴァリへと“ラスト・ホリデイ”に向かうのだった。こうして贅沢三昧の優雅なホテル生活に浸るジョージアは、やがて注目を集める存在に。一方、事情を知ったショーン（ＬＬ・クール・Ｊ）も彼女のもとへ向かう中、ある事実が判明するのだが…。


余命３週間と宣告された『ＴＡＸｉ　ＮＹ』のクイーン・ラティファが遠慮がちなヒロインを演じていました、僕は役者の彼しか知らないＬＬ・クール・Ｊや“オスカー俳優”ティモシー・ハットン、ジェラール・ドパルデューらの豪華キャストのヒューマン・コメディでした。
クイーン・ラティファ演じるジョージア・バードは遠慮がちで静かな女性で、趣味は毎晩テレビ・クッキングを見ながら料理を作ることで出来上がった料理は、デジカメで写真に撮って“憧れ”と言う名のアルバムに貼るだけ、その“憧れ”というアルバムには大好きな憧れの男性ショーンとのアイコラした結婚式の写真も飾ってありました。
ジョージアとショーンは互いに惹かれ合いますが声もかけられません、そんなある日彼女はうっかり頭を打って医者で詳しく診てもらうとウィルス性の腫瘍で余命３週間と診断されます。
ジョージアは全財産をはたいて“憧れ”のヨーロッパへと向かいます、そこで彼女は自分やまわりの人たちの心を動かしていくことになります。
クイーン・ラティファは僕大好きなんですが彼女は男性には興味が無いんですよね、凄く残念ですが彼女初めて見た時よりもかなり痩せましたよね、この映画でも健康だということを表すために『痩せたのに』と言ってました。
彼女の本職の歌も聴くことが出来たり小ネタも色々あったりします、憧れの高級ホテルにヘリコプターで乗り付けたりスノボーを思い切りやったり、そこのシェフディディエを演じるのがジェラール・ドパルデューだったり、ティモシー・ハットン演じるマシュー・クレイガンというジョージアの会社の嫌味な社長が彼女に嫉妬したり、ホテルの従業員のグンテルがすっとぼけていておかしな女性だったり。
ジョージアが自分らしく生きることで周りの人達にも影響を与えていき、皆自分らしく素直な気持ちで初心を忘れないように生きなければと、ジョージアの生き方に触発されていきショーンも彼女の後を追ってヨーロッパへ向かいます。
なかなか面白くて可愛らしいラブ・ストーリーでした、ラストは予想出来る内容でしたが皆手を抜かずにしっかりと演技してくれました、どんな時でも明るく前向きで積極的に生きていこうというお話しでした、お勧めします。