ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのパッチギ! LOVE&PEACE

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TV前作から4年後の、物語です。



前作ではまだ暴れん坊の朝鮮高校生だったアンソンが、いまや家族を抱えた大人に成長し、京都から東京へ移り住んだところから今回の物語はスタートします。
難病の息子の命を救うべく奔走する彼と、在日という出自を隠して芸能界へ飛び込んだ妹キョンジャの奮闘する姿を、井筒和幸監督が笑いと涙を織り交ぜながら人情味豊かに描いた作品でした。
キャストは前作から一新して、主演は新たに「零 ゼロ」の井坂俊哉と「穴」の中村ゆりが務めています。共演に西島秀俊や藤井隆、風間杜夫に手塚理美に寺島進さんなど、枚挙に暇がありませんでした。


 1974 年、アンソン(井坂俊哉)は、病気を患った息子チャンス(今井悠貴)のために京都から東京へ引っ越してきた。そしてある日、駅のホームで因縁のライバル近藤(桐谷健太)と大乱闘しているところを気のいい国鉄職員の佐藤(藤井隆)に助けられ、以来家族ぐるみで親しくなっていく。一方、芸能プロダクションからスカウトを受けた妹のキョンジャ(中村ゆり)は、狭い世界を飛び出したいという思いとチャンスの治療費を稼ぐために芸能界入りを決意、やがて先輩俳優の野村(西島秀俊)と出会う。だがそんな中、チャンスの病気が次第に悪化、日本では助かる見込みがないことを知らされる…。


井筒和幸監督が舞台を68年の京都から、74年の東京に移して在日朝鮮人兄妹の苦闘の青春を、鮮烈に綴った大ヒット作の続編です。
前作のラストで父親になった兄アンソンは筋ジストロフィーの息子チャンスを抱え、妹キョンジャは在日を隠して芸能界へ入ります、そんな2人の奮闘を涙と笑いを織り交ぜながら描いた作品です。
前作は僕も2005年の第3位にしたぐらい気に入った作品だったので、お気に入りだった沢尻エリカちゃんや塩谷瞬君がいない新しいキャスティングに慣れませんでした、が全く新しい別の物語だと自分に思い聞かせて見るようにしました。
キョンジャ役の中村ゆりチャンにアンソン役の井坂俊哉もなかなか頑張ってました、前回の塩谷瞬君のような役を藤井隆がやってましたが、彼も彼の魅力で“ノーベル君”を好演していました。
芸能界に入った妹キョンジャに家族の皆は、『芸能界は在日だらけ、張本勲みたいに自分から在日だと言ってくれれば、私達も生きやすいのに』と嘆きます、確かに在日のタレントさんて多いみたいですが皆言わない人が多いですよね。
国生さゆりが在日の先輩芸能人として在日を隠したがらないキョンジャに、『力道山だって皆日本人だと思ったから、皆日本人は喜んだでしょ、朝鮮人だと分かったら抗議の電話殺到よ』とアドバイスします、確かにそれもそうなのかなぁと思いました。
ストーリーは前回のキョンジャと塩谷瞬君の“国境と言葉を超えた恋愛”ベースから、キョンジャの在日としての芸能界での苦悩とアンソンと息子チャンスの闘いに変わり、それに“ノーベル君”佐藤君の生活やキョンジャ達の父親の代の話しが織り込まれたモノでした。
前作以上に沢山の俳優さんが出てましたが、皆チョイ役が多くて少しだけの出演がほとんどでした、
ラストのキョンジャの舞台挨拶のシーンや言葉には感動しました、その後は井筒和幸監督らしい展開になりましたがもっと違った展開も見てみたいと思いました、主要のキャストの一新は結果的に大成功だったと思いました。
お勧めします、前作も素晴らしかったけどこの『パッチギ! LOVE&PEACE』も面白かったです、何人でもお勧めします。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ド素人の映画と音楽のお勧め。 更新情報

ド素人の映画と音楽のお勧め。のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング