ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

シネマアイリスコミュのお邪魔します。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
大阪の者ですが、懐かしくて勝手に立てさせていただきます。
映画ファンで、昨年秋アイリスについてのエピソードがあります。その日記から転記します。このコミュニティを見つけて参加しましたが、休止されているのかと(笑)思ってました。


★函館駅の横を走っている市電(チンチン電車)に乗る。
この市電は、よく映画にでてくる。
あの『愛を乞うひと』や昨年の富樫森監督の『星に願いを。』では市電のなかが現世とあの世との境目だったりする映画もあった。
ベイ・サイドにある倉庫で健さんの『居酒屋兆冶』のロケ地を見たくもあったが、方向が違う。
今日のボクは五稜郭前公園に向かうのである。
市電にて220円。懲りない奴ちゃ!

★この五稜郭前公園駅で下車。
ダイエーとミスター・ドーナツの間の道を入る。
二つ目の辻を右折。
その8階建てマンションの1階に、目的地であるシネマ・アイリスがある。
ボクには北海道先行封切りである磯村一路監督の『雨鱒の川』を見たいという計画があったのだ。
インターネットで調べると10時半から上映とあったので、かけつけたわけだ。
だが、この映画館は、調べていかねば絶対に分からないロケーションにある。
なにせ、そのマンションがなんの変哲もない賃貸しマンションであるし、その1階にあるといっても、知らなければ歯科の入り口にしか見えない。

看板には「市民映画館・シネマ・アイリス」とあった。

★驚くべきは、そのスケジュールである。
朝9時から23時30分までの14時間半のフル稼働。
5本の映画を交互に7回上映している。
『ディープ・ブルー』『誰も知らない』『雨鱒の川』『下弦の月』『茶の味』の5作品である。

だが、残念なことにインターネットで調べていた10時半からの上映は『誰も知らない』になっており、変更されていたために断念せざるを得なかったのである。
『雨鱒の川』は13時と早い夕方の2回上映だから、一番いいタイム・テーブルを与えられてはいる。

★この映画館、定員が71席。
ということは、一日全部満席であったとしても500人ですよ。
テケツの前にソファーがあるだけで、場内がすぐに客席らしい。
受付は市民ボランティアによる協力だし、なにしろ地方都市でミニ・シアター作品ばかりをかける苦労は推して知るべしである。
商売としては考えられない。
文化を消すな、という意気込みがなければ成立するはずがない。
時間変更のショックも、なにか爽やかな風に吹かれて、予定を変更。
昨日尋ねた五稜郭の中を散策することにしたのである。
というのも、なかなかにカネがかかる。
持ってきた3万円が残り少なくなり、これからはケチケチで行かざるを得なくなった次第。

★しかし、この五稜郭がいいんですよ。
なにしろ入場が無料。
なかに資料館があるけど、入場料が100円です。団体客のなかに紛れてバスガイドさんの説明を聞き、助かりました。
そして白眉は、この資料館の前に置かれた大砲二門。
そこに若い女性がいて、官軍の貸衣装を貸してくれて、写真を撮ってくれるというのだ。
なんと、300円。
すぐに、やらせていただきました。
学生のグループなんか、凄いですから。
借りたのはいいが、ヴィデオに撮ってくれと言い、200メートルくらい向こうから二百三高地状態の突撃ですからね。
(この経験が、実はいちばん楽しかったのです。)

函館の映画ファンのみなさん、頑張ってくださいね。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

シネマアイリス 更新情報

シネマアイリスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング