名人治療家をめざそう！コミュの副鼻腔手術の後遺症？（舌を動かせない！声を出せない！）

8月7日、紹介されて隣県から、男性（32歳）が、母親と一緒に来院されました。
（紹介され、予約電話を受けた時は、初めてのケースでしたが、
≪三叉神経にダメージを受けているな！≫と判断して引き受けました。

3年前、県立病院で『副鼻腔炎（蓄膿）』と診断され
その時は、薬剤処方で収まったが・・
今年春、再発し、右・副鼻腔炎（上顎洞）の手術を受けたとの事

ところが、症状が解消しないだけでなく・・
舌が左に引っ張られ、うまく動かせなくなり
また、声がうまく出なくなった・・との事です。

病院では“タピア症候群”（脳神経障害の一種）と診断されたとの事
予約電話の時に知らされ、少し調べていましたが・・
≪手術ミスを別の病名にすり替えられたな！？≫と。

＊＊＊＊＊＊＊

「タピア症候群（脳神経障害）と診断されたようですが・・
手術前に（脳神経障害の）症状はありましたか？」と聞きますと
「そのような事は無かった」との事です。

そこで、まずは、動作確認から始めますと・・30度程度の前屈（お辞儀）で腰に痛みが出ます。
左側屈で、首～肩に違和感を覚えるようです。

そこで、右前腕骨間を絞めた状態で、前屈しますと・・腰の痛みは出ず、
左側屈でも軽くなります。

すなわち、副鼻腔炎になる前（副鼻腔炎は“結果”）右手の使い過ぎから
手掌の腱・靭帯～前腕骨間膜（靭帯）が緩み⇒腕神経叢（交感神経）が緊張し
前腕骨間筋の緊張から・・骨格筋の緊張が・・
上腕～肩・首～側頭骨など頭蓋骨に及んで、頭蓋骨縫合に歪みが生じ
三叉神経などに悪影響が出てきた。（また、骨格筋の緊張が腰にまで・・）

手術の結果、頭蓋骨の歪みがさらに大きくなり、
三叉神経の末端＝舌下神経、声帯神経にまで及んでいる・・と、診ました。

＊＊＊＊＊＊＊

「足から～」は、家内に任せ・・私は「手から～」施術をスタートしていきました。
兎に角、腱・筋膜、靭帯などの異常が広範囲に出てきます。（左は左程でない）

上肢の『言靈（ことだま）波動：対話確認』していると、右膝でもかなりの反応が出るようで
≪これは、土台＝「足から～」もシッカリ安定させないと！≫と、
家内には、兎に角、“流し程度”で進めるようにと。

私の方は、頭蓋骨縫合や、脳内（神経回路）の異常を確認後
『新・脳波動療法（前頭葉、頭頂葉、蝶形骨、側頭葉、顎関節、前頭・前野、
上顎、下顎、下顎、後頭葉、小脳・延髄・脳幹など）』や
『（オールマイティ治療ポイントを使った）「頭から～」の“さざ波療法”』で・・

仰臥位、伏臥位、側臥位と、施術を進めていき
一度、立ってもらい、再度、動作確認しますと・・腰の痛み、左側屈の違和感も無くなり
舌を動かしてもらいますと「動かせる！」と。そばで見ていた母親も感激顔です。

ただ、発声が今一つの様でしたから、再度・・仰臥位になってもらい
≪手術の影響なら・・上顎洞（副鼻腔）から・・！？≫と。
（口の中に、私の手を直接入れることは「医師法違反」になるようですから）
彼本人の指を使って間接的に・・ポイントを探り、集中施術を行いました。

それで、発声の方もかなり改善出来たようです。

なお、土台（「足から～」が）不安定ですから、改めて『足底チップ療法』などを
それで、膝痛も解消すると同時に、“足の安定感”を実感されたようです。
（玄関先には〇ロックスですから）「捨てた方がイイですよ！」と、一言。

「出来たら、近いうちに来られると良いですね！」と、終了でした。
『（不思議靴下）ヤギ足くん』も、お買い求め頂きました。

＊＊＊＊＊＊＊　　　＊＊＊＊＊＊＊　　　＊＊＊＊＊＊＊

『言靈（ことだま）波動：対話療法』：氣光整体・東陽
http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/index.html