名人治療家をめざそう！コミュのアトピーはステロイドで悪化する（１：アトピーの発症原因）

吉野丈夫生理学博士の主宰する（株）アーデンモアから
季刊誌Tampopo:No.6が送られてきました。

ハワイ国際大学主催シンポジウムで、
元新潟大学医学部教授の安保徹先生の基調講演と共に発表されたという内容の記事が
載っていましたので・・（部分的に紹介します）

【アトピーはステロイドで悪化する】
１：アトピー性皮膚炎の発症原因

アトピー性皮膚炎は原因不明の難病とされています。
しかし、2,000人以上のアトピー患者と接してきた経験から、
アトピーの発症には必ず原因があり、
それは次の2つに集約されるという結論に至りました。

１つは「スレロイド皮膚炎」です。
これは、何らかの疾病で
ステロイド剤を使い続けたことにより発症するアトピー性皮膚炎です。

実際には図１のような原因が考えられます。
特に喘息や花粉症でしようするステロイド剤の強さ（生理的活性）は、
人間が分泌する副腎皮質ホルモン「コルチゾル」に比べて
291～544倍も強力なため、発症頻度も高くなります。

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図１　アトピー性皮膚炎の原因

１）喘息・・（使用ステロイド剤の種類）・・・・・フルタイド、アドエアー
２）花粉症、アレルギー性鼻炎・・・・・・・・・フルナーゼ
３）生理不順・・・・・・・・・・・・・・・・・性ホルモン
４）膠原病、血液障害、潰瘍性大腸炎、クローン病・・・・プレドニゾロン

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もう一つは、薬害による「皮膚粘膜眼症候群（SJS）」が
アトピー性皮膚炎として現れる場合です。

具体的には図２のような原因があげられます。
生後間もなくのアトピー発症は、１）と３）が原因のケースが大多数です。
ウテメリン（成分名：塩酸リトドリン）は本来、切迫流・早産治療薬として使われるものですが

実際には妊婦がお腹の張りを訴えただけで、いとも簡単に処方されています。
また、出産前に破水した時点で抗生物質を投与されるケースも多く、
これらの薬剤の害作用を胎内で受けてアトピーを発症すると考えられます。

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図２　　アトピー性皮膚炎の原因　②皮膚粘膜眼症候群（SJS）

１）ウテメリン
２）予防接種・・・０才４ヶ月でBCG、治癒までに約６ヶ月、
３才２ヶ月で日本脳炎、治癒までに約1年
３）抗生物質・・・出産直前の投与で新生児に
４）解熱鎮痛剤
５）歯科治療・・・麻酔剤で炎症
６）ガスター
７）農薬・・・・・農薬散布、稲刈り後、花屋さんなどに症状
８）界面活性剤・・主婦・理美容師などに症状

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幼少時での発症の多くは２）の予防接種によります。
私には3人の子供がいますが、3人とも等しく予防接種を受けて、
一人だけが2度アトピーを発症しています。

1度目は生後4ヶ月でBCGワクチンを接種後、顔・首・胸に発症し、自然治癒までに
約６ヶ月かかりました。２度目は３歳2ヶ月で日本脳炎ワクチンを接種後、
同じ部位に広範囲に発症し、自然治癒までに約1年を要しました。

また、歯科治療直後に顔が腫れ、
その後、炎症が首から胸にまで拡がった40代女性の例もあります。
このケースは自然治癒までに8年以上もかかっています。・・（略）

７）と、８）はSJSとは言えないかもしれませんが
薬剤が直接皮膚に作用した結果、発症するものです。

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次回『２：ステロイド剤が症状を悪化させる』をご紹介します。

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ところで、
私が子供の頃、アトピーなんて聞いたことも見たこともありませんでした。

現在、私も日常施術・治療の中で、アトピー性皮膚炎患者さんも診ていますが・・
どなたにも共通するのは、副腎機能低下状態です。
（また、足裏に、ツボ的な反応と共に、足根骨の低下部位が必ずあります）

その共通する異常を施術・治療すると早急に治っていくのを体験しています。

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私は、自分が本来持っている機能を活性化するのが“治療”だと思いますが

アトピー性皮膚炎に限らず・・外からホルモン剤などを補給すると、
本来自分自身が持っている機能をますます低下させてしまいます。

例えばパーキンソン病と診断されて、治療が始まると症状が急速に進行するというのも、
（ドーパミンなどが不足しているからという理由で）外から補給すると・・
低下している機能をますます進行させるからだと・・私は診ています。

現在、難病と言われる方々と接する機会が多くなりましたが、
いずれも原因はハッキリ言って「薬害」＝「医原病」です。

まさに『医療が病をつくる－免疫からの警告』安保徹著（岩波書店）ではないですが
これから先、国民・患者がもっと（マスコミに載ってこない真実を追求し）
利口にならないと・・難病はますます増加していくと・・私も危惧しています。

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