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名人治療家をめざそう!コミュの“足”をつかわないサッカー選手の腰痛

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今春、サッカーの盛んなM高校に行くというW君のお母さんから
予約の電話が入りました。・・3月29日来院

W君の症状は、下半身の筋肉痛状態が治らなくて・・と。
行った先の病院では“分離症”と診断されて
「これは治らない」と言われたとのこと。
《今から高校のサッカー部でやりたいという子になんということを!》

まずは、動作確認しますと、前屈でも後屈でもふくらはぎに痛みが出ますし
さらに、後屈時には腰にも痛みが出ます。
《大腰筋にまで緊張が及び、腰椎を引っ張っているのだろう》と思いつつ
施術ベッドに腰掛けて・・背後から脊椎、骨盤などを診ますと・・
L-5の分離症と言われたようです。
腰部は左側がより緊張状態で、下部腰椎も左に引っ張られています。

座位のまま、膝関節を診ますと・・左の内側が狭く
(右も内側が外側より狭い・・言い換えると左右とも外側が開き気味)
さらに右の腓骨が(左より)低下しています。

膝を診ているときW君が「膝の調子も悪いです」というので
「右膝だろう?」と聞くと「そうです!」と・・
(左軸足にして・・右に捻れ負荷がかかっている)

なお、下肢部は軽く触るだけで「痛い、痛い!」と、身をよじります。
筋肉は固く、全く余裕がありません。
「この状態でサッカーしたら怪我するよ」と。

そこで、
何故、下半身の筋肉痛状態が解消されないか?
何故、筋肉が緊張状態になるのか?
何故、分離症になるのか?
例によって、詳しい説明をしていくと、W君はかなり理解力がありそうです。
最初、病院では「治らない」と言われてきただけに・・
明るい表情になって・・一つひとつ納得の様子。

まずは、低下している足根骨部に「足底チップ」を貼って、数回の足踏みで・・
骨盤の歪みも、膝関節の歪みも無くなって・・W君は驚きの表情です。

その上で、治療の前に“非常識・足半”を試しに歩いてもらいますと、
「足指をしっかり使っているのがわかります!」「重心も変わるのがわかります!」と。
流石にスポーツマンだけありますから、敏感な感覚を持っています。

その後、検査&治療開始・・
最初、触るだけでも身を捩りますから、“言霊設定”を変更して・・

下腿筋群、大腿四頭筋、ハムストリング、大腰筋などが過緊張状態でしたが
足裏の腱の異常、下腿骨間膜の異常、外閉鎖膜異常、前仙腸靭帯異常、
仙結節〜仙棘〜仙腸〜腰仙靭帯異常等の治療を加えていきますと・・
ほとんど解消し、強い圧迫を加えても痛みは出なくなっていました。

施術後、再度、動作確認で、自覚症状もなくなったことを確認した後
彼が履いてきたスニーカーでも実験です。
片側をアドバイスした履き方で履き、一方を今までの履き方で・・履き比べです。
数歩歩いただけで「全然違います!」と納得の様子でした。

その前に、アドバイス(トレーニング法)をもう一つ

*******   ******

W君の施術をしていて、ついつい10年余り前のことを思い出していました。

遠方から、30代の若い身体のがっしりした腰痛患者でした。
相手が若い青年でしたから、からかい半分に
「君の腰痛の原因、なんだかわかる?使ってないね“足”を」と言うと、
「おれはサッカーをやっているから、足は誰にも負けない!」と
彼は喧嘩腰になっていうので、
「これは、私の言い方がまずかったね、せっかく遠方から来たのだから」と
まずは、施術ベッドに横になってもらい、
やんわりと彼の足指を底屈させると・・
彼は「イタタ〜ッ!」と悲鳴をあげて身体をよじります。

彼の太ももをポンポンと叩いて
「君のここは立派だよ!!
でもこの程度で痛いんじゃ・・(足指をつまんで)ここを使ってないね!」というと
彼は妙に納得して、その後の施術も素直に受けてくれました。

施術が終わって、腰痛の自覚症状も消えたところで、
「俺って、しょっちゅう腰が痛くなるけど、何かいい方法がないですか?」と
彼からの相談です。

そこで、とっさの思いつきで、
(踵が付かないような)段差のあるところで「足指屈伸運動」と、自分で行う
「足指(主に親指)の底屈ストレッチ操作法」を行うように・・
「これなら、練習の合間に、また、テレビを見ながらでも出来るでしょう」と、
アドバイスしました。

約1週間後、彼は再び遠方から(わざわざ)来院し・・
入室するが早いか、ベッドに横になり「やってくれ!」と。
面白い男でした。

そこで、最初、悲鳴に似た叫び声を上げた程度に・・
彼の足指をやんわり底屈しても、平然としていますので
今度は、おもっきりやっても・・それでも平然としています。

「一週間で、よくここまでやったね!この一週間どうしたの?」と聞くと
「先生に言われたとおり、暇さえあればやってました!」との事

「腰・・痛くないんだろ?帰る?」と聞くと
「先生!せっかく来たんだから、調整ぐらいしてよ!」と(笑ってしまいました。)
“調整”が終わって
「時々、続けていたら、二度と(治療に)来なくてもイイと思うよ!」と。
その後、彼はこの10年間、顔を見せていませんから、腰痛の再発はないのでしょう。

面白い青年でした。

*******

W君にも、同じアドバイスをしましたが・・例の“非常識・足半”も欲しそうにしたので・・

*******

サッカー選手というと、もうひとり思い出す人がいます。
数年前・・当時JリーガーのT・J君です。
“二重・剥離骨折”で、私もいい体験・勉強になりました。
(本来の剥離骨折と、仮骨の剥離骨折・・二度やっていたのです。
わざわざ関東から車で2回)
現在は、解説や雑誌インタビュアーとして、また経営者として大活躍の様子です。

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http://blog.livedoor.jp/tarikikikou/archives/51867056.html

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