ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

名人治療家をめざそう!コミュの潰瘍性大腸炎・クローン病について(2)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(株)アーデンモアの情報誌「Triangle No.15」が送られてきました。

前回に引き続き「自然治癒力と対処療法(7)」として
「潰瘍性大腸炎・クローン病について その2」が載っていました。
先日「その1」を紹介しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1858985560&owner_id=5488395

安保徹・新潟大学大学院教授や、吉野丈夫・生理学博士によれば、
「白血球の自律神経支配の法則」から・・対処療法で使う消炎・解熱・鎮痛剤こそ、
交感神経を緊張させ⇒顆粒球を増大させ⇒活性酸素を増大させ⇒炎症を増大させる
・・医原病のスタートということになりそうです。

緊急避難的に「対処療法」を受けたとしても、「根本療法」に切り替えるべきでしょう。
「鎮痛」、「医原病」、「難病」・・・
根本療法を目指す我々の仕事とも直接関わりますから・・引き続き引用します。

*******   *******

3.薬害による発症の根拠

潰瘍性大腸炎とクローン病は共に、消炎鎮痛剤や抗生物質の使用後に発症するケースが
多いと先に述べましたが、実際にこれらの薬剤の医師向け添付文書を確認すると、
重大な副作用の欄に「皮膚粘膜眼症候群」や「出血性大腸炎・潰瘍性大腸炎」と、
はっきり記述されています。しかし、一般にはそれがほとんど知らされていません。
それどころか、患者の側が自ら情報を確認しようとして、
家庭医学書やインターネットの医学情報で「病名」から検索していくと、
前号で述べた通り「原因不明」であり「免疫異常」ということになり、
「薬害」や「薬剤の副作用」の記述はないのです。

薬剤メーカーは病院に薬剤を納品する際、その効果・効能、用法・用量、副作用を含む
使用上の注意、臨床成績などを記載した医師向け文書の添付を義務付けられています。
医師は本来この添付文書をきちんと確認し、薬剤を処方される患者にも必要な情報を
与えるべきでしょう。
ところが、患者のほとんどは何も知らないまま、薬を飲んだりつけたりしているのです。

以下に、風邪・インフルエンザ治療薬として「PL配合顆粒」「フロモックス」
「タミフル」を、頭痛・生理痛薬として「イブプロフェン」を、ハップ剤や歯科治療の
鎮痛薬として「インドメタシン」を取り上げ、その重大な副作用を引用しました。

インドメタシンは内服薬の添付文書からの引用ですが、ハップ剤の場合でも成分は
皮膚から吸収されて血中に入るので、一度に2枚使って1日1回貼り替えると、
錠剤を1錠飲んだ場合と同等の副作用の可能性があると思って用心した方が良いでしょう
(ハップ剤に関して詳しくは資料1を参照)。
知らされていなかったことを、ご自身で確認してみてください。

――――――――――――――――
PL配合顆粒 総合感冒剤 劇薬

(1) 重大な副作用
1)ショック、アナフラキシー様症状(0.1%未満)
2)●中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、
●皮膚粘膜眼症候群(Steven−Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)、
剥脱性皮膚炎(0.1%未満)
3)再生不良性貧血(0.1%未満)、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少
(頻度不明)
4)喘息発作の誘発(頻度不明)
5)間質性肺炎(0.1%未満)、好酸球性肺炎(頻度不明)
6)劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明)
7)乳児突然死症候群(SIDS)
8)間質性腎炎、急性腎不全(頻度不明)
9)横紋筋融解症(頻度不明)
10)緑内障(頻度不明)

――――――――――――――――
フロモックス セフェム系抗生物質製剤

(1) 重大な副作用
1) ショック、アナフラキシー様症状
2)急性腎不全
3)無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血
4)●偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
5)●中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)
●皮膚粘膜眼症候群(Steven−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
紅皮症(剥脱性皮膚炎)
6)間質性肺炎、好酸球性肺炎
7)劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
8)横紋筋融解症

――――――――――――――――
タミフル 抗インフルエンザウィルス剤

(1)重大な副作用
1)ショック、アナフラキシー様症状(頻度不明)
2)肺炎(頻度不明)
3)劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明)
4)●皮膚粘膜眼症候群(Steven−Johnson症候群)
●中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)
5)急性腎不全(頻度不明)
6)白血球減少、血小板減少(頻度不明)
7)精神・神経症状(頻度不明)
8)●出血性大腸炎(頻度不明)

――――――――――――――――
イブプロフェン 抗炎症・鎮痛・解熱剤

(1)重大な副作用
1)ショック、アナフラキシー様症状
2)再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少
3)●消化性潰瘍、胃腸出血、潰瘍性大腸炎
4)●中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)
 ●皮膚粘膜眼症候群(Steven−Johnson症候群)
5)急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群
6)無菌性髄膜炎
7)喘息発作

――――――――――――――――
インドメタシン 非ステロイド性消炎・鎮痛・解熱剤 劇薬

(1)重大な副作用
1)ショック、アナフラキシー様症状(いずれも頻度不明)
2)●消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎 
(いずれも頻度不明)
3)再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制、無顆粒球症(いずれも頻度不明)
4)●皮膚粘膜眼症候群(Steven−Johnson症候群)
●中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)
5)喘息発作(アスピリン喘息)(頻度不明)
6)急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(いずれも頻度不明)
7)痙攣、昏睡、錯乱(いずれも頻度不明)
8)性器出血(頻度不明)
9)うっ血性心不全、肺水腫(いずれも頻度不明)
10)血管浮腫(頻度不明)
11)肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
――――――――――――――――

PL配合顆粒には潰瘍性大腸炎やクローン病の副作用は記述されていないものの、
2) に皮膚粘膜眼症候群にとどまらず、皮膚が壊死してしまう中毒性表皮壊死融解症の
副作用まであります。
フロモックスの4)、タミフルの8)、イブプロフェンの3)、インドメタシンの2)には、
出血性大腸炎もしくは潰瘍性大腸炎が副作用として明記されています。

医師向け添付文書にはこのように記述があるのですから、家庭医学書やインターネット
の医療情報でも、病気の原因としてせめて「薬剤の副作用があり得る」程度の記述が
あってしかるべきと思うのですが、いかがなものでしょうか。

皮膚粘膜眼症候群については、とても不思議に感じることがあります。
潰瘍性大腸炎の症状について、前号で引用した公益財団法人 難病医学研究財団の
ホームページ「難病情報センター」に書かれている通り、
医学会では「腸管以外の合併症として皮膚病変、眼病変」があることを認めています。
それこそが皮膚粘膜眼症候群(SJS)の症状そのものであるにも関わらず、その位置づけは
「合併症」となっているのです。

本気で合併症だと考えているのでしょうか?
また、ほとんどの医師が合併症だと考えているのでしょうか?
合併症とは、「ある病気が原因となって起こる別の病気」と定義されます。
つまり、潰瘍性大腸炎という初発の病気症状があり、それに付随して皮膚に湿疹が
現れたり、目に炎症が起こったりといった別の症状が現れるという捉え方です。

これに対し、薬害・薬剤の副作用として皮膚粘膜眼症候群が発症したと捉えて、
身体の外側では皮膚や眼・鼻・口の中などの粘膜に症状が現れ、
同時に身体の内側では消化管の粘膜に潰瘍性大腸炎の症状が現れると考える医療関係者は
いないのでしょうか?

●肌のことは皮膚科、眼のことは眼科、潰瘍性大腸炎は消化器内科と専門分化された
病院の医師たちは、自分の担当する身体の一部しか責任を負わないため、
これら複数の器官にわたる症状の全体像が見えずに、本当に気付いていないのかもしれません。
しかし、少なくとも、
薬の添付文書に「皮膚粘膜眼症候群」を記述している医薬品メーカーは、
その事実に気付いているのではないでしょうか。

――――――――――――――――  ――――――――――――――――
資料1:「筋肉痛にハップ剤ぐらいなら大丈夫?」
ノンアトピー友の会会報「美波風」170号より抜粋

右のグラフは「ヤクバン」というハップ剤の医師向け添付文書に載っているものです。
(棒グラフ・・この投稿では表示できないので省略します。)
フルルビプロフェンという成分の吸収度合いを、ハップ剤と内服薬とで比較してあります。
同じ成分の内服薬「アップノン」の方は「劇薬」に分類されていますから、
インドメタシンやフェルビナクと同等かそれ以上の鎮痛効果があり、
同時に副作用も強烈だと推測できます。

一番右の棒グラフを見てください。
これは血液の血清中にどれくらいの濃度で成分が移行しているのかを示しています。
黒い棒の方のハップ剤でも、貼って6時間後には内服薬の半分の量の成分が血中に
吸収され、血液の流れに乗って全身に回っていることになるのです。

内服薬の1錠中には40mgの成分が含まれています。
ハップ剤1枚には20mgの成分が含まれています。仮にヤクバンを両肩に1枚ずつと
腰にもう2枚合計4枚貼り、それを1日1回貼り替えるとすると、
1日で20mg×8枚=160mgになります。この半分の80mgが経皮吸収されるとすると、
内服薬40mgを2錠飲んだのと同じことになってしまいます。

●内服薬の医師向け添付文書には、ショック、急性腎不全、ネフローゼ、胃腸出血、
再生不良性貧血、喘息発作、皮膚粘膜眼症候群などの重大な副作用が並んでいます。
フルルビプロフェンの分子量は244.26です。
市販薬によく使われているインドメタシンの分子量は357.79。
フェルビナクは212.24です。分子量が2000以下の成分は、皮膚の毛細血管から簡単に
吸収されてしまうので、市販のハップ剤だからと気軽に使っていると、
内服薬と同じ副作用を受けてしまう可能性は十分にあるのです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

名人治療家をめざそう! 更新情報

名人治療家をめざそう!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング