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名人治療家をめざそう!コミュの潰瘍性大腸炎・クローン病について

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先日、患者さんから、
遠くにいる身内の方が「潰瘍性大腸炎」と診断されたことについて、相談がありました。
「直接、“粘膜療法”を受けて頂くと良いのですが・・」と言いつつ、
“ばんのう酵母くん”と一緒に、
「Trianngle No.14」に掲載されていた吉野丈夫生理学博士著『自然治癒力と対処療法?』
「潰瘍性大腸炎・クローン病について」のコピーをお渡ししました。

以下に、全文紹介します。

先日の【リウマチに対する現代医療】を先に読まれると、より理解しやすいと思います。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1856290372&owner_id=5488395

*******   *******

◎1,この病気の特徴と具体的な症状

今回から潰瘍性大腸炎とクローン病について論考致します。
潰瘍性大腸炎とクローン病は、ともに消化器系の難病です。
その原因は膠原病と同じように「自己免疫疾患」とされていて、
「あなたの免疫が強すぎるので、自分で自分の細胞を攻撃しているのです」
という説明がなされます。治療方法も、病気になった原因を取り除く根治治療ではなく、
膠原病と同様に対処療法に終始します。

その結果、症状が悪化し続けていくのもまた膠原病と同様です。
対処療法は。「自然治癒システム」の真逆を行なっているからです。

まずは、これらの病気の特徴と具体的な症状について、
公益財団法人 難病医学研究財団が開設しているホームページ「難病情報センター」から、
潰瘍性大腸炎とクローン病についての説明を引用します。

公益財団法人 難病医学研究財団
ホームページ「難病情報センター」より引用

【潰瘍性大腸炎とは】
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)に、
びらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。
特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。
病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、
最大で直腸から結腸全体に広がります。

「この病気ではどのような症状が起きますか?」
便がだんだんゆるくなることが最初の症状のようです。そして、便は出血を伴い、
痙攣性の腹痛と頻回の排便をもようします。
下痢は徐々にあるいは全く突然に始まることもあります。
症状が重くなると、発熱、体重減少、貧血などの全身への症状が起こります。
また、腸管以外の合併症として、皮膚病変、眼病変や関節の痛み、
子供では成長障害が起こることもあります。

【クローン病とは】
大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍を引き起こす原因不明の疾患の総称を
炎症性腸疾患(Inflam-matory Bowel Disease:IBD)といいます。
クローン病も、この炎症性腸疾患のひとつで、1932年にニューヨークのマウントサナイ
病院の内科医クローン先生らによって限局性回腸炎としてはじめて報告された病気です。
クローン病は主として若年者にみられ、口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管の
どの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こりえますが、小腸の末端部分が
好発部位で、非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)が特徴です。
それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じる病気です。

「この病気ではどのような症状が起きますか?」
クローン病の症状は患者さんによって非常に多彩で、侵された病変部位(小腸型、
小腸・大腸型、大腸型)によっても異なります。
その中でも特徴的な症状は腹痛と下痢で、半数以上の患者さんでみられます。
さらに発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状もしばしば現れます。
またクローン病は瘻孔(ろうこう)狭窄、膿瘍などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、
結節性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、
これらの有無により様々な症状を呈します。

*****

どのような病気なのか、どのような症状が起きるのかについては、このホームページに
書かれている通りです。
一言で言うと、潰瘍性大腸炎は大腸に潰瘍が広がる病気で、
クローン病はそれが小腸にまで広がった病気です。
両方とも腹痛・下痢、そして血便など似かよった症状が現れます。
ただし、症状はいきなり強く出るケースもありますが、比較的弱い症状として始まる
ケースもあり、実際には後者のケースの方が多いでしょう。
しかし、一度これらの病気が診断されてしまうと、
たとえ症状が軽くても「難病としての治療」が開始されます。実はそれが大問題なのです。

下の図a)と図b)は、毎年発表になる厚生労働省衛生行政報告の
「特定疾患医療受給者証所持者数」から、潰瘍性大腸炎とクローン病の件数の推移を
グラフにしたものです。

******

(ここでは、グラフ表示が出来ませんので・・言葉で説明します)

図a)・・1975年から2010年までの棒グラフで・・
1975年には微々たる件数だったのが2010年では120,000件と・・
最初緩やかなカーブが1983〜5年頃から年々・・直線的に増加。

図b)・・図a)と同様に、同じごろから年々・・直線的に30,000件以上に増加

*******

これらのグラフから読み取れることが2つあります。
1つめは、「ある病気が特定疾患に指定されると、患者数はうなぎ登りに増加する」という
法則があるようです。
潰瘍性大腸炎は1975年に、クローン病は1976年に、それぞれ特定疾患に指定されました。
厚生労働省の報告に示されている実際の数で比較してみると、
潰瘍性大腸炎患者は1975年の965人に対し2010年には、117,855人ですから、
35年間で122倍に増加しています。
クローン病患者は、1976年の128人に対し2010年には31,652人と、
なんと34年で247倍に増加しているのです。
この異常な増加率の背後には、いったい何があるのでしょう。

特定疾患に指定されると、患者の薬代はタダになります。
けれどもこれは、“患者にとって”ありがたいことと言えるのでしょうか。
筆者には、とてもそうは思えません。
薬をいくら処方されても患者に負担がないということは、
薬のメーカーにとっては利益に直結し、喜ばしいことでしょう。
「ガイドライン」で守られている医者も、安易な処方になりがちです。
症状が悪化すれば、薬剤の量を増やしたり、より強い薬剤を処方するだけです。

●薬剤投与が病気を治すためのものであれば、それはすばらしい治療です。
しかし、症状を一時的に緩和するためだけの投与であり、投与することによって
却って症状の悪化に拍車がかかるのであれば、それは危険な行為と言えるでしょう。
これに関しては、処方された薬剤が何のためのものなのか、
どんな風に効果があるのかを検証すれば明らかになるので、後から詳しく述べます。

左ページのグラフのように患者数がうなぎ登りに増加しているのは、
単なる対処療法としての薬剤治療により治癒が遠ざけられているからなのです。
特定疾患に指定されることは患者にとっては、ちっともありがたいことではありません。

グラフから読み取れることの2つめは、2010年の数値で比べると、
潰瘍性大腸炎の患者数(117,855人)がクローン病の患者数(31,652人)の
約3.7倍になっていることです。
クローン病患者に比べて潰瘍性大腸炎患者が3.7倍も多いのは、
免疫システムの差によるものだと思います。

小腸の方が善玉菌が多く、また、リンパ球も小腸でつくられるので、
大腸よりも免疫が高いのです。免疫システムでより堅固に守られている小腸に対し、
大腸の方が侵されやすいために潰瘍性大腸炎患者の数が多いのだと考えれれます。

◎2、潰瘍性大腸炎とクローン病の原因

では、いったいどうして大腸や小腸にこれらの病気の症状が現れてくるのか、
その原因について考えてみましょう。
まずは「難病情報センター」のホームページがら引用します。

公益財団法人 難病医学研究財団
ホームページ「難病情報センター」より引用
「潰瘍性大腸炎の原因はわかっているのですか?」
原因は明らかになっていません。
これまでに腸内細菌の関与や本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない
自己免疫反応の異常、あるいは食生活の変化の関与などが考えられていますが、
まだ原因は不明です。

「クローン病の原因はわかっているのですか?」
これまでにクローン病が発症する原因として、遺伝的な要因が関与するという説、
結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染で発症するという説、
食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応を引き起こしているという説、
腸管の微小な血管の血流障害による説などがあげられていますが、
いずれもハッキリと証明されたものはありません。
最近の研究では、何らかの遺伝子の異常を背景にもち、異物を処理する細胞や
ある種のリンパ球などの免疫を担当する細胞の異常反応が明らかになってきており、
何らかの外来の抗原(食事の成分、異物、病原体など)の侵入とそれに対する免疫系の
反応異常が想定されています。

********

要するに、
医学的見解では潰瘍性大腸炎・クローン病ともに未だ「原因不明」ということです。
原因不明にも関わらず、「免疫異常」という考え方はあるとされているのです。
「免疫が強すぎて自分で自分を攻撃してしまう」という説明は、治療サイドにとって
便利なので、その様な説明がなされることが多いのです。

筆者が潰瘍性大腸炎・クローン病でカウンセリングした人たちの多くは、
「風邪の後の発症」でした。
そうでない人たちは、「頭痛・生理痛薬の常用」「ハップ剤の常用」の習慣がありました。
数は少ないですが、「歯の治療後の発症」もありました。
●共通しているのは、薬剤使用後の発症ということです。
「消炎鎮痛剤」か「抗生物質」のいずれか、または、併用による発症がとても多いのです。

●これらの薬剤を使うと、活性酸素が大量に発生します。
活性酸素は皮膚や粘膜を攻撃し、細胞を酸化・破壊します。
その結果が、「皮膚粘膜眼症候群」です。
この皮膚粘膜眼症候群が大腸部分で発症したのが潰瘍性大腸炎、
小腸部分で発症したのがクローン病だと考えられます。
ホームページ「難病情報センター」からの先の引用で、潰瘍性大腸炎の症状に関する記述に
「腸管以外の合併症として皮膚病変、眼病変」とありますが、
この事実こそが皮膚粘膜眼症候群そのものであると言えます。

潰瘍性大腸炎もクローン病も、医療業界では「原因不明」または「免疫異常」と
強弁するのに対し、筆者は「薬害による発症」と言い続けてきました。
あなたはどちらが本当だと思いますか?

医療業界、特に製薬会社は強大な力を持っています。
「得票」や「集金」という武器で政治的に、「天下り」という武器で対官僚に、
そして、マスコミに対しては「CMのクライアント」として、強い力を有しているのです。
製薬会社にとって不利益な情報は、その力が及ぶこれらの領域にとっても不利益になります。

一方、筆者が「薬害」や「薬剤副作用」説を唱えても、
それが筆者を直接に利することはありません。
「Triangle No.13」で、リウマチを自己免疫疾患と捉えることは間違っていると
論述しましたが、潰瘍性大腸炎やクローン病を自己免疫疾患と捉えることもまた、
間違った考え方です。
免疫が高いということは、白血球の中のリンパ球の割合が多い(35〜40%)ということです。
リンパ球はウィルスや異常細胞をやっつける働きをします。異常細胞に対し攻撃するのであって、
正常細胞を攻撃するものではありません。
ですから、「免疫が高すぎるから自分(リンパ球)で自分の(正常な)細胞を攻撃する」という、
自己免疫疾患の考え方は間違いなのです。

また、免疫学の権威である新潟大学医学部医動物学 安保徹教授の研究により、
炎症は顆粒球が増えたために活性酸素が増大した結果として生じるもので、
リンパ球が増えたことによって起きるものではないと明らかにされています。
以下は、2001年4月発行の「消化器心身医学」に掲載された、安保徹教授の論文
「機能性、器質性胃腸障害を科学する」からの抜粋です。

「消化器心身医学」
新潟大学医学部医動物学教授 安保徹 「機能性、器質性胃腸障害を科学する」

〔前略〕マウスに拘束ストレスをかけると、8時間目に血流障害により胃粘膜は虚血に陥る。
そして、さらにストレスをかけ続けると、胃粘膜に潰瘍形成が引き起こされる。
この時に、顆粒球の全身動態を調べた(図2)。
ストレスによって、骨髄にある顆粒球プールが減少し、
末梢血や肝臓に放出されたのがわかる。
そして、24時間後には胃粘膜に集積している。
これが潰瘍形成を引き起こしたものと考えられる。
慢性的なストレスは骨髄の顆粒球プールを拡大し、全身性の顆粒球増多をつくる。
胃潰瘍の患者では顆粒球の比率が70%前後に上昇している(図3)。
健康人では60%である。この時、顆粒球の絶対数も増加しているのがわかる。
〔中略〕
潰瘍性大腸炎、痔、慢性関節リウマチはすべて顆粒球の炎症である。
慢性関節リウマチの患者から関節液をとって浸潤細胞を調べると98%が顆粒球である。

(図2)、マウスの拘束ストレスと顆粒球動態
(図3)胃潰瘍患者にみられた顆粒球増多
(図は書き込めないので省略します)

*******

はたして、潰瘍性大腸炎やクローン病の原因は「免疫異常」なのか?
「薬害による発症」なのか?
「専門教育を受けた立派なお医者様の言うことだから間違いない」とか、
「薬は病気を治すためのもので難病の原因にはならない」などという思い込みを排除して、
もっと冷静に判断すべきです。

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(*)顆粒球について(安保理論を簡単に説明します:高倉)

白血球を大まかに2つの群に分類すると、リンパ球と、顆粒球に分けられます。
リンパ球は
副交感神経の神経伝達物質であるアセチルコリンのレセプター(受容器)を持っていて
ウィルスやがん細胞に対して攻撃します。

一方、顆粒球は、
交感神経の神経伝達物質であるノルアドレナリン(カテコールアミン)のレセプター
(受容器)を持ち、顆粒球の中の活性酸素をもって、外部からの細菌などを攻撃します。

しかし、交感神経の緊張が続くと、交感神経の神経伝達物質のレセプターを持っている
顆粒球が増加し、処理できる範囲を超えると、活性酸素が増加し、炎症の原因になる
即ち、自律神経のバランスが大切ということになりますが
ほとんどの薬剤は、交感神経を緊張させる方に作用し、
また、ステロイド剤は酸化ステロイドになって体内に蓄積し、(酸化コレステロールなども)
それらが活性酸素を放出し、結果!ますます・・皮膚粘膜眼症候群などを引き起こす。

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