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名人治療家をめざそう!コミュの(2)がん細胞VS.免疫 綱引き説

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引き続き、吉野丈夫:生理学博士著“ちょっと待って”「がん治療」から

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次に浅学非才ではありますが、筆者の考えも述べなければなりません。

3.がん細胞VS.免疫 綱引き説

人間は約60兆個の細胞から成り立っています。
そして、毎日古い1兆個が死んで、新しい1兆個がつくられています。
細胞は死んだ分だけつくられて、余分につくられることはありません。
60兆個の細胞の数は変化しないのです。

ところが、数を無視して増え続ける細胞ががん細胞です。
ある日突然、遺伝子が変化し、「死なない細胞」に変わってしまったのが「がん細胞」なのです。
がん細胞は正常細胞に比べて生命力が旺盛で、大量の酸素と栄養を消費します。
そのため正常な細胞は酸素不足・栄養不足となり弱ることになります。
また、がんは転移します。
ある程度の大きさになったがん細胞が一部がはがれ落ち、リンパ液や血流に乗って、
体のあちこちでがんが発生するのががんの転移です。
1個が2個、2個が4個と細胞分裂して増殖するのは、正常細胞も異常細胞も同様です。
したがって、がん細胞が発生してから診断可能な大きさになるまでに10〜20年はかかると言われています。
ちなみに、直径1ミリであれば約100万個の細胞数です。

以上が「医学的な常識説」です。

近藤先生は、「がんもどき」理論を発表しました。
「がんもどき」は、一見がんのように見えるが、転移がなく、放っておけば消えてなくなってしまうもの、
つまり、良性の腫瘍のことと理解して良いでしょう。
「がんもどき」理論は医学界で大騒動を起こしましたが、大論争にはなっていないように感じます。
「『がんもどき』はおでんにしかない」などと、知性、品性を疑ってしまうような発言が
権威と呼ばれる人からあったようですが、科学論争にはなっていません。

さて、筆者の仮説です。

A仮説:
がん細胞はすべて転移する性質を有する。しかし、転移はなかなか成功しない。
原発巣は免疫が弱っていた所でがん発症に成功したが、
別の所へ転移しようとしても免疫に阻まれて成功しない状態が続いている。
つまり、転移途中、または転移した場合でも、少ない数のがん細胞はリンパ球によって簡単に殺されてしまう。

B仮説:
がん細胞は無限増殖はするものの転移をしない性質である。
転移があるように見えるのは、多少の時間差をおいての同時発症と考えられる。
つまり、全身で異常細胞は発症しているものの、
その多くは免疫(リンパ球)によってがん発症には至らないが、
異常細胞が大量に発生しやすく、かつ、免疫が弱い複数の臓器で発症すると、
その現象が転移に見えるのである。

B説と「がんもどき」説の複合仮説‘B仮説も提示可能です。
つまり、がん細胞にも2種類あると考えるのです
。生命力・増殖力の旺盛な本物のがん細胞と、
比較的簡単に免疫に駆逐されてしまう「弱虫がんもどき」細胞です。

筆者はBまたは‘B仮説を意識していますが、これを「がん細胞VS.免疫綱引き説」と命名します。
この仮説は、「医学的常識説」「がんもどき説」とは大きな違いがあります。
「免疫」と「がん」を関連付け、さらに、治癒への道を明らかにできる点が違うのです。

現在常識とされている、「ある程度の大きさになった時、一部のがん細胞がはがれ落ちて
リンパ液や血流に乗って別の臓器に転移する」という説が正しいのなら、
原発巣から近い順番に転移していくのが普通であり、
転移箇所が一部の臓器に偏ったり、原発巣から遠い臓器に遠隔転移するのは不思議なのですが、
現在までにその説明はなされていません。

また、現在までの医学における「がん」の説明は「なぜ?」に答えられず、
その病態だけの説明に止まっています。
つまり、速いスピードで増殖する「スキルスがん」があったり、「ゆっくりがん」があったり、
また、はじめは「ゆっくりがん」だったのがある時から「進行がん」に変わったり、
転移するケースとしないケースがあったりと、いろいろながんの病態があることは認められているものの、
なぜそのようになるかについては説明がなされていないのです。

これは、「がん」だけを見て「免疫」を考慮に入れていなかった結果です。
「免疫」を考慮すれば、B仮説で矛盾なく説明ができます。

がん細胞は増殖を続けるものの、免疫もまた次々とがん細胞を駆逐するために、
がんはなかなか大きくなれない。これが「ゆっくりがん」の正体です。
そして、免疫が勝った時にがんは自然消滅するのです。
発見されないままがんが消滅しているケースも数多くあると推測します。

「ゆっくりがん」が「スピードがん」に変わるのは、免疫が低下した結果でしょう。
がんに対して三大治療を行うと、免疫は徹底的に低下します。
その結果、スピードがんに変化するのです。
三大治療の後に再発したり、転移する理由も同様に説明できます。
要するに免疫が負けてしまうのです。

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気光エネルギー整体療法(気光整体)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka

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