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名人治療家をめざそう!コミュのパニック障害と、呼吸法と

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私の治療哲学は、操体法創始者:故・橋本敬三先生の言われていた
『病気・不調の原因は、その人の“息・食・動・想・環”における生活習慣の中にある』
また、千島喜久雄博士の『(病は)気・血・動の調和(の乱れ)』に、
“その他(見えない世界)”を加えた診方・考え方によるものです。

と、言うことで、今回は、
故・橋本敬三先生が、トップに書かれている【息】に関してです。

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毎日、パソコンを開く時、まずする操作があります・・迷惑メールの「削除」から・・
自動削除設定してもきりがありません。
その中に、何度も「パニック障害」に関して届くメルマガも来ますが・・

話しは変わって、先日、図書館から・・
五木寛之氏の“発見シリーズ”の「息の発見」を
再度借りてきて、再読を始めたところです。

その、パニック障害と、呼吸法で思い出します。
私のパニック障害治療法は、少々荒っぽいものです。
治療の場で、パニック状態を再現させるやり方です。

この荒っぽいやり方を始めたのは、一つの失敗からでした。
(あとで分かったのですが・・その方はパニック障害を持った方でした。)
すなわち、ストレス・クリーニング法の治療中に、パニック状態になってしまい・・
私の方が収拾がつかなくなってパニックに!
どうにか、落ち着いたものの・・

《下手に“再現”させるとトンデモナイことになる!どうすべきか?》と。
このときのストレス・クリーニング法は、相手にストレスとなっているものを
口に出さないで、勝手に思い出させる方法でした。

そこで、思い悩んで・・導入したのが「呼吸法」でした。
パニック障害も、結局のところ交感神経過緊張による“過呼吸”症状です。
即ち、吐くことができなくなり、吸うばかりで・・過呼吸に

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「呼吸」は、普段は、自律神経のコントロールで無意識で行います。
即ち、「呼」=吐く息は、副交感神経の作用であり
「吸」=吸う息は、交感神経の作用によるものです。

この交感神経が過緊張状態になるのが、過呼吸であり、パニック障害の症状だと診ています。

自律神経は意識でコントロール出来ませんが、唯一、「息」は、
他の臓器の作用と違って、ある程度、意識的にコントロール出来るものです。

即ち、交感神経の緊張を緩和するためには、副交感神経を優位にしたら良いわけです。
副交感神経の作用である『吐く息』を長〜くして、コントロールするわけです。

【私の『靭帯理論』は、「動」としての生活習慣から生じる・・靭帯や筋膜の異常と、
自律神経の交感神経緊張と、筋肉の緊張との関係を解明する中で出来た仮説ですが・・
ここでは、精神的ストレスと、自律神経の関係になります。】

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その後、パニック障害の患者さんを治療する機会がありました。

まずは、パニック障害と、過呼吸と、自律神経と、呼吸の関係を説明後、
最初に、副交感神経を優位にさせるための「呼吸法」の練習です。
何度も繰り返した後・・
ストレス・クリーニングの要領で、パニック状態になった時の(経験・思い出)状況を
誘導して・・パニック症状を再現させました。

当然、患者さんは、交感神経が緊張状態になって・・パニック症状が再現されます。
すかさず副交感神経を優位にするために「吐いて!吐いて!」と、叱咤激励するのです。
すると、先ほどの「呼吸法」を思い出し・・次第に、パニック症状は終息していきます。

この荒っぽいやり方を行いますと・・
「パニック障害」を自分で解決できたという自信に繋がりますので、
次回、再発したとしても、自分自身で解決できるようになるのです。

そのかわり、「パニック障害」では、2度と来院されることはありませんから、
経営的にはいただけませんね(苦笑)

この荒っぽいやり方は、余程自信がない限り、真似されない方がいいです!?
(自分がパニックに陥らないように願います。)

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上記の投稿文を10日の午前中・治療前に、書いていたのですが・・
まさに“シンクロ”・・
10日の夕方に、パニック障害と診断された方が来院されました。

病院でパニック障害と診断されて、安定剤を処方されており「一生治らない!」との
“お墨付き”までもらっている男性でした。K・Yさん(50代男性)

自覚症状的には、一人で運転していると不安が高じて、
途中で引き返さなければならなくなったり、発汗、不眠を訴えられていました。

診てみると、左手掌(中手骨靭帯)、前腕骨間が開き、腕神経叢、星状神経節の緊張
迷走神経の異常がありましたから、
精神的な原因と、私の「靭帯理論」からくる交感神経の緊張が重なったもののようでした。

そこで、まずは、上記の説明と、靭帯理論の説明をし
身体的な(結合組織療法をはじめとする)治療を行い、
早速、呼吸法の練習と、ストレスクリーニングで・・・
(と、いっても彼の場合は、過呼吸で発作を起こすほどではありませんでした)

「身体が軽くなりました。これなら眠れると・・」と。
2〜3のアドバイスをして、「再発するようなら来て下さい。」と終わりました。

「薬を飲むと、顔が浮腫んで・・夜は眠れなくて、昼はウトウトしてしまって・・」
と、言っていましたが・・
それにしても、医者が「性格の問題だから、一生治りません!」と、断言するとは?!
呆れてしまいます。

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11日は自宅院にて、セミナーです。
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http://www.269rank.com/

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