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名人治療家をめざそう!コミュの歯周病、そして歯槽膿漏

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引き続き、安保徹著『病気は自分で治す』に、『歯周病、そして歯槽膿漏』の項目。
歯槽膿漏で面白い思い出があります。
自覚症状が腰痛での患者さんでしたが・・
数ヵ月後でしたか・・2回目の来院は、治療目的が『歯槽膿漏』でした。

私が、「“歯槽膿漏”なら歯医者さんに行った方が良いんじゃないですか?」と言うと
彼女は「前に腰痛で来たときに、歯槽膿漏も一緒に治ったものですから」との事。

確かに、私は、腰痛患者さんといえども全身治療を行います。
そこで、顎関節や、歯茎(はぐき)部の結合組織(靭帯、筋膜や粘膜など)の異常や
迷走神経、腕神経叢や、星状神経叢の異常・緊張なども加えて
リンパ・血流の異常も一緒に施術・治療しているのですが・・・・

結局、「とにかく、前回同様、全身診ていきますが、歯医者さんでもしっかり
診てもらった方が良いですよ」と言いつつ、施術・治療したことがありました。

*******   『病気は自分で治す』から  *******

p.77
【歯周病、そして歯槽膿漏】
無理な長時間労働を続けることは交感神経緊張の極限なので、血流障害に加えて
顆粒球増多が引き起こされます。この血流障害と顆粒球増多をキーワードとして考えると、
歯周病と歯槽膿漏の発症メカニズムは簡単に明らかになります。働き盛りの年齢で
歯周病になっている人は、生き方の無理が病気をつくり、そして治らなくなっているのです。
 
 生活習慣病という言葉がよく使われています。しかし、そこで、タバコ、肥満などを
問題にすることはあっても、働き過ぎの害を指摘することはあまりありません。
他人の生活基盤である労働にまでは口出し出来ないという気持ちがあるからでしょう。
しかし、この働き過ぎが多くの病気の発症の本体なのです。歯周病も例外ではありません。
長時間労働をやめずに、歯周病を治そうとしても無理なのです。
 
 歯周病でも歯槽膿漏でも、患者さんの末梢血には、激しい顆粒球増多が見られます。
これらの病気を扱っていて、白血球分割を調べないのは、病気の成り立ちに理解が
届いていないことの現れでしょう。
 歯科の病気は、生き方の無理や食生活の乱れと繋がっていることが多いので、
アドバイスする側の力量も求められます。局所の病状だけを観察していては、
病気の原因に辿り着くことはできません。

 また、過労は歯の病気だけにとどまらず、組織や骨の病気に発展することが多いのです。
無理な生き方や心配事を抱えていると、口腔ガンになることがあります。
 しかし、病気の成り立ちが理解できれば、口腔ガンの治し方も見えてきます。
それは、からだを労る生き方に戻すことです。
口腔ガンに対して、抗ガン剤でさらにからだを痛めつける治療など、けっして
行ってはいけません。やつれがひどくなり、病気は悪化するばかりです。

同じように、痔が悪化すると痔瘻になるのも、交感神経緊張に続く顆粒球増多が
病気をつくっているのです。この場合も、無理な生き方を変えなければ病気は治りません。
無理な生き方をしている人たちは、往々にして突っ走る傾向があるので、働き過ぎを
自覚するのも遅れがちです。気をつけなければいけません。

*******   *******

上記の安保教授の『働き過ぎ・・』の内容に一言付け加えたいことがあります。
『本人が休んでいても、
肉体の方では24時間、働き続けなければならないことがある。』ということです。

「靭帯理論」を簡単に説明しますと
(筋膜、腱、骨膜も含めての話になりますが単純に「靭帯理論」としています。)

「身体の使い過ぎ」や、「間違った身体の使い方」から、骨と骨を結びつけている関節で、
靭帯バランスを崩し、靭帯に負荷がかかって緩んでしまった場合のことです。
一旦、緩んだ靭帯は自力で元に復元する力が弱いために・・
自律神経=交感神経の作用で関連する骨格筋を緊張させます。
関節での靭帯バランスが整うまで、交感神経が働き、骨格筋が緊張し続けますから・・
本人が休んでいる夜も・・24時間働き続けることになります。

当然、筋緊張によるリンパ・血流障害も起こってくることになります。
特に、前腕骨間や、下腿骨間、仙腸関節部などなどには、骨と骨を横に結ぶ骨格筋の
存在がありませんので、周囲の関連筋の緊張は治療効果に結びつかないことになります。
(私が、「無駄な仕事、効果の出ない緊張」を強制させられていると表現していますが)

この場合は、関節バランスや、靭帯の緩みを解決させる手助けが必要になってきます。
そこで初めて、本人の肉体は「無駄な仕事」から、開放さるるわけです。
ですから、単に働き過ぎを自覚して、休んでいても・・身体の方は働かされ続ける・・
という事実も、安保理論の視点の中に加えて欲しいものと熱望しています。

気光整体療法の『結合組織療法』、『気流・液流療法』、
『ストレスクリーニング法』などなどにて対処しています。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/


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