名人治療家をめざそう！コミュの在日６年の欧州女性

先日、患者のＴさんから
「知り合いの白人女性がヘルニアで苦しんでいる、診て上げて」と電話
日本語がよくわからないと言うので・・一緒に行ける日に・・と
急遽、30日（土）の夜に、連れてこられた。
M・Mさん（31歳女性：ルーマニア・・学校の英語の教師だという）

Ｔさんの通訳を入れながら・・診ていくが・・ヘルニアなどではない
（病院では腰椎椎間板ヘルニアと診断された様子、カイロにも行ったそうだが・・）
主訴は、腰というより、左脇腹が痛いという・・・
リンパの流れが悪そうだねと、話をすると、
本人も同じように考えていた様子で納得している。
特に、今年の猛暑から・・胃腸の調子が悪くなり、我慢していたとのこと。

（交感神経が緊張状態になり、迷走神経の異常を来し、
内蔵機能の低下を引き起こしている。）

まずは、骨盤の歪みや、膝の歪みを自覚してもらいながら・・
足下から・・
玄関先の履き物を見ると・・日本製のハイヒールで、外側がすり減っている。
施術室に戻って「日本製のハイヒールはダメだよ！」というと驚いていた。
なお、家ではスリッパ履きという
「スリッパも日本人が考案したもので・・スリッパもダメ！」と。

６年も日本で生活していると・・日本の悪癖を身につけてしまうようだ。
日本人の身体と同じ様な歪み方をしていた。
なぜ、こうなるのか・・
通訳を通し（体感して貰いながら）説明すると・・
非常に敏感で、飲み込みの良い女性だった。

兎に角、全身に結合組織の異常が多発し、
迷走神経、星状神経節、腕神経叢、腹腔神経叢など自律神経系も、
消化器系も、腋窩リンパ節、鼠径リンパ節などリンパ系も・・・
本人自身も「ホルモン（内分泌系）もダメ！」と自覚してた。

結合組織も、自律神経系も、リンパも・・
《日本で安心して暮らして貰えるよう・・》との思いで、
兎に角、異常反応が無くなるまで、じっくり、施術して終わった。

終わって、「習ってみたい！」とＴさんと話していたが・・。
《さて？スイス人のＰさんのように、
通訳出来る日本人の奥さんが、そばにいるなら良いのだが？？？》