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dancing boysコミュの新たなる伝説へ・・・〜ダンシング秘話〜

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かつて一部のマニアに惜しまれつつもわずか一年足らずで解散してしまった伝説のグループがあった。
その名はダンシングボーイズ・・・今日は彼らの当時の様子から解散に至るまでをここにつづっていこうと思う。

DBは4人で構成されていた。まずボーカルの下田、ラッパーのタモ、プロデューサー兼ギターの陽水、そしてギター(生の方)の茂男。
彼らは中学2年のときに同じクラスになった。当時の印象といえば、キノコ狩りに精を出していた下田、マスコット的存在で皆に愛されていたタモ、秋田を身も心もいじり倒す毎日だった陽水と茂男といった感じである。
そんなあまり接点がない彼らだったが、給食でバナナが大量に余ったときに開催されるバナナ早食い大会によってその距離は急速に縮まっていった。
そこで無類の強さを誇っていたのが下田である。他の三人は下田にバナナのムキ方や握り方などのテクを伝授してもらう内に互いに打ち解けていき、いつも一緒につるむまでになった。
ちょうど同じ時期に秋田が陽水の機嫌を損ね失脚するという事件が起こったことも彼らを近づける要因の一つであった。

彼らは普段の他愛の無い会話の中で何か新しいことをやりたいという気持ちをお互いに持っていることに気づいていた。
ある日、今までに無い新感覚のバンドを作ろうという話で盛り上がり、その場でテープレコーダーに曲を吹き込んだ。
レコーディングも順調に終わり、下田のダンスがキレを増してきた頃、陽水からゲリラライブを決行しようという言う話が持ち上がった。
いやがおうにもテンションがあがる彼らであったが、ここでタモを除く3人をどん底に突き落とすかのような言葉がタモから発せられた。

「恥ずかしいから辞めたい・・・」

タモの言葉で亀裂が入った4人の友情、これからどうなってしまうのか・・・


下田はタモの言葉にかなりショックを受けていた。二人はボーイズのなかでも特に仲がよく、夜明けまでお互いの悩みなんかを語り明かすこともしばしばだった。それ故に下田は人一倍思い悩み、大好きな狩りにもいけない日が続いた。狩りにいけないというイライラは次第にタモへの怒りへと変わっていき、
下田はある決意をした。

同じくショックを受け、やる気の無いモツを持て余していた陽水と茂男・・・彼らの元に吹っ切れた下田がやってきて「あの曲を一人でやらせてくれ!コーチお願いします!!」と土下座をする・・・二人は四人じゃなきゃ意味が無いと考えていたが、下田の熱意に折れ、コーチになることを承諾した。

それからの二人は鬼だった。初めは丁寧に教えていた彼らだったが、下田のあまりのリズム感の無さに陽水は
「テンポ!もっとテンポを上げなさい!!」と叫び、茂男は生ギターで下田の頬を何度もはたいた。
下田はその屈辱的ともいえる行為に耐え、一週間がんばり続けた・・・そして彼はヨガを覚えた。


下田は一週間前とは別人のように変わり果てていた。そう、それは見た目にも分かるように・・・
陽水と茂男にはもう教えることは何も残ってはいなかった。
次の日の放課後・・・体育館には部活の準備を始める生徒が続々と現れ始める。
その頃、体育館のステージの袖ではステージ衣装に身を包んだ下田が今か今かと出番を待ちわびていた。
頃合を見計らい下田は「さあ、行こうか・・・」と言い残し、ステージの中央に歩いていく・・・
まるでコソコソと万引きをする主婦のような後姿・・・下田の孤独な戦いが今始まる!


下田がステージの中央に立ったことを気づくものは皆無だった。しかし、そこで鳴り響くギターの音で体育館にいた全員の視線が下田に注がれた。

「ボロロンボロロンボロロンロン・・・」

続々と、ステージの近くに集まってくる生徒達・・・その中でステージに立っている人間が下田だと気づいた者は一人もいなかったようだが、皆、下田のプレイに魅了されていった。
そこからは下田の独壇場だった。
下田のダンスの端々に表れる中華の思想、そして下田、聡美、角煮の三角関係・・・全ては下田の努力の賜物だった。

そしてこの曲のクライマックスがやってくる。このダンスのキモである「上げ下げ」・・・
茂男と陽水が成功を祈って見守る中、下田の「上げ下げ」は史上最高と言っても良いほどバッチリ決まった。上げたときのあの見事な三角形、どちらにも片寄らず、かつ誰にも媚びないという強い意志を感じさせた。そして、下げた時の脱力感・・・余韻で揺れていたのを僕らは忘れはしない。

下田は生話を交えた約15分間のライブを満足感で満ちた顔で終えた。
集まってきた生徒も意外ともいえる素晴らしいライブに拍手喝采だった。

しかし、ここで下田に最大の試練が訪れる。

噂を聞いてライブを見ていた相撲部の一人が悪ノリして股割りコールを始めたのだ。
「マッタワリ!マッタワリ!」
徐々に広がっていく股割りコールに、下田は動揺を隠せないながらも、袖にいる茂男と陽水に合図を送る。
茂男と陽水も下田の意図を理解し、ギターを弾き始める・・・彼らはこの時点で全く心配はしていなかった。
下田は体が柔らかいし楽勝だろう・・・そう思っていた。

軽快なリズムに乗って、下田は足を抱えて座り込み、散々焦らした上でギターに合わせて少しずつ足を開き始める。
何かがおかしい・・・そう、これは今で言うM字。下田は股割りを知らなかった・・・

そんな事とは露知らず下田は得意げな顔で足を開いていく。
90度位開いた所だろうか、体育館中にいきなり「ナニやってんだ!!」と怒声が響く。騒ぎを聞きつけた先生が来てしまったのである。
下田は足を開いて固まったままズルりズルりと引きずられて外に出された。

数分前までの満面の笑みから一瞬でここまで変わるのかと思えるほどの下田の沈み込んだ顔に茂男と陽水はいつかの秋田の姿を重ね、涙を流した・・・

今まで積み重ねてきた信用を失墜させてしまい、バド部の副キャプテンの座も追われることになった下田、これからどうなってしまうのか!?

下田はあのライブの後、ファンの復帰要望にこたえることも無く普通の中学生として生活していた。茂男と陽水も下田を説得しようとしたが、首を縦に振ることは無かった。もう傷つきたくは無い・・・下田はいつもこう言っていた。その年の文化祭でも下田をもう一度ステージで見たいという声がかなり聞こえたが、下田は断った。
困った陽水は銀玉ボーイズという秋田、城戸、菊本の三人で構成される代替グループを急遽作ったが、所詮はイロモノ・・・ライブでは白すぎ!顔がウケル!万年ムケ男!などと野次られ、散々のライブだった。
下田は周囲の期待も空しく、中学校ではその勇姿を再度拝むことなく卒業することとなった。
卒業式の時、高校では離れ離れになってしまう仲間達に下田はこう言った

「きっとまた躍り出るから・・・」

あれから8年。
僕は最近タモと会って懐かしい話に花を咲かせた。
その中でタモは「あの頃の茂男と陽水は絶対頭がおかしかったよ。二人が揃ったら危ない!組ませたら最強だもん・・・」そう言った。伝説ともなったボーイズの仲間の事をそう思ってたのか・・・と僕は少し寂しい気持ちになったが、
「でも楽しかっただろ?」の問いに
「楽しかったね〜」と言ってくれた事で救われた気がした。

それから、タモの話の中で下田が中国に行っているということを聞いた。彼の事だから復活に向けて大師の元で修行していることだろう。皆未来のことを考えて頑張っているみたいだった。

ここで僕からダンシングボーイズの皆へ・・・

下田・・・彼は真面目で、努力家でもあります。きっと中国での厳しい修行にも耐え、日本に帰ってきてくれるはずです!いつの日か表舞台でビッグになった下田が見れることを期待しています。最高のステージをもう一度!!

タモ・・・彼はジゴロ、彼が「もぉっと〜♪、胸をはだけてみなぁ」と言うと男女問わず誰もが胸をはだけてしまう・・・それ位のイケメン。タモがもう一度ダンシングボーイズをやる可能性は低いですが、意外な才能を所々でみせる多才な彼だからできることが必ずあるはず!

茂男・・・モツ。彼は表と裏の顔を使い分ける腹黒い男。僕の前ではさらけ出してくれません・・・ナニを考えているのか正直分からないが、何かやってくれると信じております。

陽水・・・覆面。様々なグループのプロデューサーを務め、影で操っていたのはこの人。才能があり、かつ努力もできる男。
彼が野望を持ち、そしてその野望が確たるものであるならば、それに向けて努力し、何でも現実にしてくれそうな感じがします。応援してますよ!

大人になってしまった僕達・・・しかし、あの思い出は色褪せない。
下田が諦めない限りダンシングボーイズは終わらないと信じている・・・


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