ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

★★ノーベル賞★★コミュの2014ノーベル物理学賞に赤崎勇氏 天野浩氏 中村修二氏

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ノーベル物理学賞に赤崎勇氏 天野浩氏 中村修二氏

青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、フルカラーの大型画面の実現などさまざまな応用への道を開いた、名城大学教授の赤崎勇さんと、名古屋大学大学院教授の天野浩さん、カリフォルニア大学教授の中村修二さんの日本人研究者3人が選ばれました。

ノーベル物理学賞の審査員は「3人の発明は革命的だった」と評価し、「白熱電球は20世紀を照らした。21世紀を照らすのはLED照明になるだろう」とたたえた。

(1)三人の経歴
*赤崎さんは鹿児島県出身の85歳。
京都大学を卒業後、当時の松下電器の研究所を経て、昭和56年に名古屋大学の教授になり、現在は、名古屋市にある名城大学の教授を務めています。
*天野さんは静岡県出身の54歳。名古屋大学を卒業したあと名城大学理工学部の教授を経て、平成22年から名古屋大学大学院の教授を務めています。
*中村さんは愛媛県出身で60歳。徳島大学大学院で半導体の研究を行ったあと、昭和54年に徳島県の化学メーカーに入社し、14年前からはカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教授を務めていて、現在はアメリカ国籍を取得しています。

(2)三人の功績
3人は、LEDの中でも製作が技術的に難しく、20世紀中の開発は無理とさえ言われた青色LEDの開発に取り組みました。当時、結晶の素材としてほとんど見向きもされていなかった窒化ガリウムに注目し、
*赤崎さんは名古屋大教授時代の1985年、天野さんとともに高輝度のLEDに欠かせない良質な結晶を作製。89年、窒化ガリウムの半導体で青色に光るLEDを作ることに成功した。
さらに
*中村さんが平成5年、独自に開発した装置を使って、極めて明るい青色LEDの開発に世界で初めて成功し、世界中の研究者を驚かせました。
*3人の成果によって赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべてそろい、組み合わせによってあらゆる色が出せるようになりました。このため、フルカラーのディスプレイなど、さまざまな分野でLEDの実用化の可能性を広げました。波長の短い青い色を出す技術は、DVDなどの記憶容量を大幅に増やすことができるブルーレイディスクの開発にもつながり、大量の情報をやり取りする現代社会において欠かせない技術となっています。

(3)三人に対する評価
こうした業績で
*赤崎さんと中村さんは、平成10年に世界の電子工学の優れた研究者に贈られる「ジャック・A・モートン賞」を受賞したほか、赤崎さんは平成23年に文化勲章を受けました。
*天野さんは平成10年にイギリスの「ランク賞」を受賞しています。また、天野さんは平成10年にイギリスの「ランク賞」を受賞しています。
*中村さんは平成14年にアメリカのノーベル賞と言われる「ベンジャミン・フランクリン・メダル」を受賞しています。

(4)以下は三人三様のインタヴュー
(4-1)赤崎勇・名城大終身教授(85)
赤崎さんは、名古屋市の名城大学で会見し記者会見の第一声で「半分サプライズで、これ以上の名誉はない」と話した。「これ以上の名誉はないと思っています。支えていただいたいくつかの職場の皆さんの大きなサポートのおかげ。この場を借りてお礼申し上げたい。私は幸運で、決して私ひとりでできたわけではない。この賞に値すると思ったことはなかった」と述べた。
「一人荒野を行く」。これが赤崎さんの座右の銘だ。
 (4-2)天野浩・名古屋大教授(54)
天野さん「私はまだまだ発展途上」、出張先のフランス・リヨンで7日
ノーベル物理学賞の受賞が決まった天野浩・名古屋大教授(54)は7日夕、出張先のフランスに入った。仏南東部リヨンの空港で待ち受けた記者団の姿に驚いた表情を見せ、「どうやってここがわかったんですか」と話し、照れ笑いを見せた。独フランクフルトでの乗り継ぎ時にパソコンを開くと、ざっと300通ものお祝いメール。これで受賞決定を知ったという。「ただただびっくりしています。(共同受賞となる2人は)とても優れた研究者。私はまだまだ発展途上です。思いもよらぬ名誉に浴させてもらいました」と語った。
(4-3)中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)
中村氏は、研究の原動力について「アンガー(怒り)だ。今も時々怒り、それがやる気になっている」と力を込めた。青色LED開発後、当時勤めていた日亜化学工業(徳島県)と特許を巡り訴訟に至った経緯に触れながら、怒りを前向きなエネルギー源に転換してきたと強調し。自分の発明特許を会社が独占し、技術者の自分には「ボーナス程度」しか支払われず、対立したと改めて説明。退職後も日亜から企業秘密漏えいの疑いで提訴されたことが「さらに怒りを募らせた」と明かした。「怒りがなければ、今日の私はなかった」と冗談交じりに語り、「アンガー」という言葉を手ぶりを入れながら何度も繰り返した。
一方で中村氏は、「感謝したい人物」の筆頭として、青色LEDの研究に投資してくれた日亜の創業者、小川信雄氏(故人)を挙げ、「私が開発したいという提案を5秒で決断し、支援してくれた。私が知る最高のベンチャー投資家だ」と述べた。また、「君はノーベル賞を取るべきだ」と教授に招いてくれたサンタバーバラ校の総長に謝意を述べた。
会場には、日米の200人以上の記者らが詰めかけ、中村氏への質問は日米の研究文化の違いに集中。「米国の研究者は、アメリカンドリームを追求する自由がある。技術者は起業もできる」と研究と企業が連携した米国の研究土壌を評価した。研究の成果については「LEDの省エネルギー技術で、温暖化の緩和に役立つ。太陽光パネルとLEDがあれば安上がりに途上国でも利用できる」と意義を語った。
(4-4)誰が欠けてもダメ ノーベル賞受賞3人知る香川大名誉教授
赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんの3人と交流があり、自らも青色発光ダイオード(LED)の応用研究に携わる、香川大の岡本研正名誉教授(66)は「3人の同時受賞は当然のことで、非常にうれしい。どなたが欠けても青色LEDの実用化には至らなかった」と喜んでいる。
 赤崎さん、天野さん、中村さんのそれぞれの性格について、岡本さんは「全く異なっている」と語る。

(5)事実から判断すると、ワシは評価は三人友に同格だと思いますから、流石fAIRなノーベル委員会です。赤崎さんが生存で幸いでした。

(6)江崎玲於奈さん曰く、
「白色LEDはトーマス・エジソン以来130年ぶりの革新」。
ワシもそう感じますね。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

★★ノーベル賞★★ 更新情報

★★ノーベル賞★★のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング