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Art Bulletinコミュのグレース・ケリーのウェディングドレス

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フィラデルフィア美術館(協力:イェール大学)から
「Grace Kelly icon of style to royal bride」という本が出版されました。

今年でグレース・ケリーとレーニエ大公の世紀の結婚式からちょうど50年目。その時に来たウェディングドレスがケリーの生まれ故郷であるフィラデルフィア美術館に所蔵されています(この美術館は『ロッキー』の舞台にもなりました。マルセル・デュシャンの大ガラスやゴッホのひまわりなどの所蔵で有名)。

フィラデルフィア美術館↓
http://www.philamuseum.org/

そしてこのウェディングドレスをデザインしたのが映画会社MGMの衣装デザイナーヘレン・ローズ(一番有名なのは多分『熱いトタン屋根の猫』のエリザベス・テイラーの衣装。ケリーとは『上流階級』、『白鳥』など)。

ウェディングドレス画像↓
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/56621.html
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/56624.html

普通、映画女優ともなると結婚式の衣装なんかはパリあたりのデザイナーに頼むところですが、映画衣装デザイナーに頼むあたりはグレース・ケリーとヘレン・ローズの2人の信頼関係の深さが伺えます(日本だと森英恵が映画衣装の関係で岡田茉莉子とか南田洋子のウェディングドレスをデザインした例がありますが)。

この本ではケリーの生い立ちから、映画衣装デザイナーのイーディス・ヘッドによって作りあげられたクール・ビューティ・スタイル(ヘッドはヒッチコック監督『裏窓』、『泥棒成金』を担当)、ヘレン・ローズとの関係、モナコでの結婚式、フィラデルフィア美術館にこのウェディングドレスが寄贈されてから現代までの展示の歴史、そしてローズのデザインによるウェディングドレスの詳細な解説が書かれています。

余談になりますが、イーディス・ヘッドもケリーのウェディングドレスをデザインしたくてしたくてしょうがなかったのですが、結局ローズにその大役がまわり、かなりショックだったよう。しかしながら、せめてとお願いしてハネムーン用のコートをデザインさせてもらったというのは有名なお話し。


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