大西巨人コミュの【謹告】大西赤人責任編集の『季刊メタポゾン』が創刊。１号の特集は「神聖喜劇」

【謹告】大西赤人責任編集の『季刊メタポゾン』が創刊。１号の特集は「神聖喜劇」

　　札幌の出版社「寿郎社」（じゅろうしゃ）の代表の「イノ」こと土肥寿郎（どい・じゅろう）と申します。
　　
　　私は以前、東京の出版社「晩聲社」ならびに「すずさわ書店」に勤務しておりまして、大西巨人先生とは晩聲社の著者（２冊のエッセイ集＝『運命の賭け』『遼東の豕』を刊行）としてお付き合いさせていただき、ご子息の大西赤人さんとはすずさわ書店の著者（２冊の評論集＝『悪意の不在』『時代の罠』を刊行）としてお付き合いさせていただいてきました。

　　このたび、大西赤人さんが責任編集者となって、元『話の特集』の編集者だった鈴木康之さんとともに文芸誌『季刊メタポゾン』を１月末日に発行することになりましたので、お知らせいたします。

　　創刊号の特集は【神聖喜劇のいま】。昨年、日大芸術学部演劇学科の学生が戯曲を書き演じた舞台版『神聖喜劇』についての諸々が収録されているほか、『神聖喜劇』のファンである三浦しをん氏が巻頭エッセイなどを書いています。
　
　　発行所の株式会社メタポゾンは、大西赤人さんが運営する企画会社で、これまでに漫画『神聖喜劇』（発売：幻冬舎）全６巻を企画・発行し、手塚治虫文化賞（新生賞）や日本漫画家協会賞（大賞）を受賞しております。今回発刊する『季刊メタポゾン』の企画意図、内容、購読方法などは、同社のホームページをご覧下さい。http://www.metaposon.com/index.html

　　多くの小規模な文芸誌がそうであるように、基本的には「定期購読者」が主体の雑誌です。書店からの注文もできるように寿郎社が「発売元」となっておりますが、全国の書店に広く配本するわけではありませんので（アマゾンなどのネット書店で買えるようになるまでにはおそらく刊行から数週間かかります）、メタポゾンに直接注文するか書店から注文するかしないと現物の入手はなかなか難しいかと思います。

　　ホームページに書かれているような大西赤人氏の意のあるところをおくみとりいただき、まずは創刊号をご購読いただけましたら幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　２０１１年１月１９日　　寿郎社　土肥寿郎

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 01月19日 16:40

1冊の半分以上が神聖喜劇に関する内容になるんですかね？

[2] mixiユーザー 01月19日 17:17

＞みなみさま

微妙な感じです。

雑誌の総頁数３２０頁のうち、
神聖喜劇に関する記事は、

?　戯曲・神聖喜劇（脚本・川光俊哉）
?　?の上演スタッフの座談会＋舞台写真
?　?の舞台についての評論（山口直孝）

で１２０頁くらい。

これに大西巨人氏の連載語り下ろし２本

?連載　映画よもやま話
?連載　秋冬の実（短歌自註）

を加えると、
ちょうど１６０頁くらいになって、
半分ということになります。

[3] mixiユーザー 01月19日 18:25

ありがとうございます、買わないといけませんね。
本屋経由でない方が出版社支援となりますか？

[4] mixiユーザー 01月19日 19:32

ありがとうございます。
この雑誌の場合は本屋経由のほうがありがたいです。

[5] mixiユーザー 01月19日 19:39

あ、４のコメントは、発売元の出版社としての立場からでして、この雑誌に対する一番の支援は「定期購読者」になっていただくか、１冊でも（株）メタポゾンに直接購入を申し込んでくださることです。

どうかよろしくお願いいたします。

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