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短歌 五・七・五・七・七コミュのお題 人生 2

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離婚して祖父母宅にて育ててた姪をアニキが引き取りに来る

コメント(530)

今ははや人生を語らず 遠く氷湖のほうから響くオルガン
手探りの連続なれば一日の終わりにおのが顔見るよりは
雪の重さに耐うる柳の木 そのようにして人生はあれよ
雪の重さに耐えている柳の木 そのようにして人生はあれ
観覧車の高みに耐えず降りてくる夕陽とともにわが生あらん
前向きに
後ろに進むことさえも今は赦そう
うたえるのなら
古ぼけた橋渡り終えその先を気付かずにいる見えぬ断崖
上りでも下りでもなく淡々と平坦なみち選んでゆくの
偶然を運命と言い換えてそれで何かが変わるわけでもないのに
人生になるまでずっと再起動してるわたしの小さな恋だ

僕たちの最初に覚えた幼さが星を鳴らしてもうすぐ海です

どうやらかけがえのない人生に値段がついてしまったようだ
人生きる行為を人でないものが食い散らかして元日の朝
「弱い」って言えない弱さが嫌いだし
『弱さ』が武器になるのも嫌い

世界史にならない人生
その意味を噛みしめながら
君と笑おう
人生になくなったもの あの頃の飛行機雲が過ぎ去った跡

誰だって人生だ 君もあの人も余白を埋めるしかないのです

割り箸に綿菓子が絡まっていくような日々が儚く甘い
人生になるまでという宿題は痛みと眠気を綴る一つずつ

このひとつひとつとしての人生が私に沈みゆく乱反射

音楽が道に流れて消えていく
音符としての記憶のように

誰だって人生である
×で採点されてもリセットもなく

コントロールできないものに囲まれて吸った息すら吐けなくなりそう
生きなさい息をしなさい勢いで意義など遺棄してイキイキ一気
さして特別なことすらないようで
生きてることすら嘘でありそう

揃わないルービックキューブみたいに人生として放置されている

やっぱり、を口癖とした後出しのジャンケンに最初のグーで殴る
痛むこと
輝くことより灯ること
この手の中で夜明けを知って

この短歌の参考にした動画:ロクデナシ「愛が灯る」
https://m.youtube.com/watch?v=_XeE2aEiPHk&pp=ygUM5oSb44GM54Gv44KL
自己投資
おのれを推してみるもよし
いつか出逢える?最推しのため
神様の言葉通りの人生に下着の色を叩きつけてる

あてもないわたし自身が到着しましたという死に方だから

何になるかがわからない人生の絆創膏がどんどん増える
狂死するパニック発作
50回
その果てに見るもの、
特になし。
人生は誰も待ってはくれないし焼かれた骨は手を叩かない

人間のことだとわかるのに僕がころんでしまうのは何故だろう

採点をする人生を蹴るようなわたしになれない無回答
「人を見て法を説くのが最善」を
不惑手前で心に刻む
いつか死ぬために生きてるばってんを願わくば祈らせてください

生きること、息をすること、意識することなく僕らは生まれたんだね

あなたに勝っても負けても続くからとりあえずベッドから起きなくちゃ

本日も人生ゲームのスタートに戻る
死にたくない人もいる
進むしかないボタンを押したから途中経過を生きているんだ
いいのいいの
僕はそれでも構わない
ちょっとくらいの寄り道じゃんか
5階から見下ろす街の群衆は生きているのに無機質でした

飛んでいる豆粒みたいな飛行機に僕の知らない価値があるかも

死にたいと思うぐらいの生き方はきっと大事なことだと思う

欲しがってばかりだね
ゴミを捨てることすらもできないあなたの孤独
結婚の落第生ではあるけれど人生まだまだこれからですよ
忘却が真昼の空と深海を
行ったり来たり
水平線われ
あやふやな吐息の中で題名のない人生は羅列されてます
解き方はわからないけど答えなら
もう知っている「生まれてきた」
挑戦と同じ比率の諦めが
この人生を形づくって
ただ生きて独りで逝ける人生も
絶望的な難易度と知る

”擦り減った靴の底から人を知れ”
未だ越えれぬ師匠の教え
治らない病気になって人生が
使命になった 負けてられない

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