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短歌 五・七・五・七・七コミュの冬、おおみそか

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 このトピはないようですので、秋に続いてたてさせていただきました。
 新年までの数ヶ月、あわただしいけれど、それだけに素朴なぬくもりが恋しくなるような……。


 横向いてでも木枯らしにさりげなく肩抱き寄せる愛は無口で

コメント(634)

冬の夜の黄金律にある星座折り返しては歳あらたまる
部屋に下りぬ陽がストーブににぶく
光り冬の三時の何故か哀しき
賑やかな「紅白」終わり静寂が突如現わる「ゆく年くる年」
デパートのクリスマスツリー見ていたりたちまち響むトラムのブザー
年末の重い想いをかたづける 今年の燃えないゴミはあなただ
長男が大晦日産17のあれから全て間違いだった
黒猫を棺に入れて埋もれさせそのまま忘れてしまった師走
手の中で雪が溶けたら
雪玉をくれたあなたが繰り返される

マフラーの長さぐらいの感覚で私達が二人だと知った
クリスマスに生まれた神と死んだ叔父 どっちがわたしに近いと思う
夕闇の空と団地の階段とコンクリートの冷たいにおい
もういくつ寝ると過ぎ去った手首がいくつ集まってくる
初雪から桜に続く日々としてあの卒業に降り積もるもの
ほろよいを一缶欲しいと言えなくて海棠の酔いの妹をうらやむ
晦日にもまたmixiを開いてる蒲鉾と蕎麦で年は明けるさ
久しさとまたかと思う相反よ
大晦日には雪が舞い散る

激動が二年続いて年の瀬に
恋しく思う平穏の時
コンビニが冬に染まっていくように君の目線が変わっていった
指あきの手袋を買う 先っぽでつまんだ冬を味方につける
若き日は彼らと共に過ごしたる今は愚妻と共に蕎麦を啜りつ
降る雪に
(いつか読んだ本みたいな)
あなたと会える奇跡願った
正月も大晦日も無いことにしてずっと布団の中で過ごそう
朝もやに際立つ毛細血管よ巨大心臓、駅、冬けやき
もういくつ寝ると今年は終わるかな私の命も終わりに近し
雪が降る 拡散された熱量の行方不明にただただ白い
来年を語るに早くこの年を振り返るに遅すぎる霜月
こまどりの堕ちた冬空
その目には何を映した
凍るな世界
初詣には共に行かんと約したる君のメールを繰り返し読む
3月の雪の死骸を踏んづけて「春が来たね」とあなたは笑う
お参りは二拝二拍手一拝と数えつつ解らなくなって笑う
『冬型の気圧配置』の音だけをテレビで知って吐く白い息

膝丈のコートが並ぶ電車内
無言のてるてる坊主の群れが

冬らしくなるまでのその“らしく”ってやつは僕らに何してくれんの?
本殿へ行く階段が長すぎて息切らしつつもう帰ろうか
冬至の日
柚子がないから仕方なく蜜柑を入れてはいる終い湯
あと一週間 やることがもう多すぎて何もやらずに布団で過ごす
あと7日 やることがもう多すぎて何もやらずに布団で過ごす
大きさの異なるふしぎ神棚と仏壇の大掃除終え年末
コンビニはおせち料理のパレードで何を食べたらいいのか困る
冬らしい冬はひたすらゆっくり空も地面も吐息すら白

寒すぎることは痛いね それはもう寂しすぎるのさらなる上で
鬼だって腕を切られるのは嫌ね
ワタナベさんは豆まきしない
冬型の気圧になったぐるぐるの空を見上げているけど白い

寒がりのトートロジーが繰り返し繰り返し降るように降り積もる

「色彩がなくなるのが好き」
散る雪と吐きだす息の色をしながら
冬眠の途中で目覚めとろとろと鍋を煮込みて途方に暮れる
大晦日なのに月がある新月で新年こない気持ち悪さよ

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