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地球温暖化について知りたい!コミュの地球温暖化と医療について

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 この二つを口に出すと「環境と医療に何の関係があるのか」と必ず言われるのですが、温暖化によって感染症や熱中症が増え、これらに罹患した人はまず病院へ行きます。よって医療従事者が温暖化とこれによる健康被害について少しも知識・関心が無いことは問題であると考えています。
 そこで、温暖化による感染症等の現状についてや、温暖化と医療との関係性について何か教えていただきたいのです。

コメント(4)

>> みわ様、こんにちは。
返信が遅くてすみません。よく知らないことは勉強しているもので・・・。

地球温暖化と医療については非常に重要な問題として、国際的にも議論されています。

例えばIPCC(気候変動に関する政府間機構)が2001年に提出し、各国が承認した報告書は、大きく3つに分けられます。一つは気候変動に関する科学的知見の評価、一つはその気候変動によってもたらされる経済・健康などへの影響についての評価、最後の一つは気候変動の緩和策についての議論です。
このうち、2つ目に健康被害のことが書いてあります。

しかし、1つ目と3つ目は詳しい日本語訳が存在するのに、2つ目は無いんですよ。
概要については、
http://www.ipcc.ch/pub/nonun.htm
のJapaneseのうち、
「Summary for Policymakers of WGII contribution to the TAR」
という所や、
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/myamagu/seminar_www/2003/rejume2.html
という慶応大のゼミの資料が参考になるかと思います。
(どちらもpdfです)

さて、気候変動を予想するのも大変ですが、それに伴う健康リスクを予想するのもさらに大変な作業です。そのため多くの仮定が含まれており、具体的な量を見積もるのは難しいです。
そこで、より確からしい内容についてだけ定性的に触れておこうと思います。

・真夏日が増え、熱中症にかかる人が増加する。
・マラリア、デング熱をはじめとする感染症にかかる人が増加する。これはこれらの病気を運ぶ蚊などの動物の生息範囲が広がるからである。
・逆に凍死で亡くなる人は減る。
・干ばつや洪水によって健康被害を受けたり、医療インフラを破壊される可能性が上がる

このうち今まであまり知られていない病気に直面するという点では、感染症の被害域の拡大が重要ではないでしょうか。またこれらの変化は地球全体で一様に起こるわけではないです。


ここからは私の推測ですが・・・、

日本でも感染症や熱中症の被害は増えると予想されますが、それほど爆発的には増えないだろうと考えられます。理由としては、発展途上国に比べて十分に医療を受けるための設備が揃い、また予防接種や健康保険が整備されているし、医療を受けるためのお金もあるからです。
今まで通りとはいかないでしょうが、対応出来るだけの受け皿があるだろうと思います。

これに対して、発展途上国では健康被害が増えても、対策をとるだけの余裕が無いと考えられます。この格差を減らす為に、国際的な協力が一層求められるようになると予想されます。
ありがとうございます。今まで一人でもんもんと考えていたので、他の人の考えも知ることができてすっきりしました。

参考に挙げていただいたもの、ぜひ見てみます。

温暖化についてはその原因の部分から様々な議論があり、削減についても発展途上国も含め、先進国ですら足並みがそろわず、難しい問題であることは事実です。しかし、異常気象、これに伴う健康被害(熱中症による死亡数)が近年増加していることも事実です。

この事実に目を向けて、もう少し自分の考えを深めようと思います。
気温が35℃を超えると蚊の活動は低下するとのこと。
蚊はいろいろな病原体を媒介するので、これは朗報?


https://www.fnn.jp/articles/-/5932

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