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目次読書会コミュの鎌田東二『神道とは何か――自然の霊性を感じて生きる』(PHP新書・2000年)

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  はじめに
  プロローグ
   お守りにはどのような意味があるか
   お守りの心理医学的効果
   処女の陰毛は受験合格のお守りか
   形見に託された思い
   厄年の根本的意味

第一章 神道の環太平洋ネットワーク
 1……遺伝子に内臓された神道精神
   名状し難い望郷の念
   「奥」である沖こそ先祖のふるさと
   阿波踊りのリズムとバリ島の祭礼
   伝承的宗教の考察法

 2……環太平洋文化と神道
   法螺貝文化とふんどし文化
   神社は資源・経験のストック
   災害も一つの創造力
   大地のコスモロジーこそ「神ウェイ」

 3……近代文明の思考法との対立
   神中心主義から人間中心主義への転換
   自然中心主義は人類の遺産

第二章 日常に宿る神道
 1……外国人が感じる自然の神
   進化論的視点から見た文化的偏見
   ハーンの西洋中心主義を逸脱した心
   ハーンはなぜ神道精神を理解したか
   詩的理解こそ神道の真髄
   神社は「霊的元気回復の場所」
   『となりのトトロ』の童女メイ

   自然の霊性に通じ合う
 2……日常生活に神道は生きているか
   「この空気そのものの中にいる何か」
   「台風銀座」で感じたグレート・スピリット
   「祭り」の持つ四つの意味
   「祭りのない神道はない」
   「ハハハ」は感謝の思い
   ディープエコロジーとつながる祭りの精神
   習俗の中に見る生命に対する畏怖

第三章 神と仏はなぜ習合したか――神道の原像と展開
 1……縄文以前から神道はあったか
   「神道」が初めて文献に出てきたのはいつか
   「縄文」土器の語源
   神道の起源は弥生時代ではない
   縄文人の食哲学
   渦巻きは生命の循環と再生の象徴
   貝塚も単なるごみ捨て場ではなかった

 2……神神習合の段階
   日本は習合文化の国
   二つの稲作起源神話
   八百万の神は天孫降臨神話以前から
   仏教導入は文明開化のため
   聖徳太子のシャーマン的能力
   中国と日本の律令制の違い

 3……神仏習合に向かう萌芽
   神木から作られた日本最初の仏像
   神仏習合は神神習合の一ブランチ

 4……吉田神道の登場
   本地垂迹思想と反本地垂迹思想
   伊勢神道の思想運動
   『神道五部書』と外宮の神学
   唯一宗源神道としての吉田神道
   「加茂川の水がしょっぱくなる」
   兼倶はなぜ大嘘ともいえる芝居をうったか

 5……江戸時代における神道を取り巻く思想
   戦国武将が神として祭られる理由
   日本の習合思想は「着せ替え人形」
   鈴木大拙の日本的霊性論
   中世新仏教の始祖たちの神道的感覚

第四章 神仏分離令と民衆宗教――近現代の神道
 1……ディープエコロジーへの道
   本居宣長の『古事記』崇拝
   お化けの研究が明かす日本の神々
   神仏分離令がもたらした負債
   神道と仏教のあり方を問う契機に
   神社神道は宗教か?
   「エコロジー」を最初に使った南方熊楠

 2……明治民衆宗教の功罪
   現人神は天皇だけを表していなかった
   明治官僚が感じた民衆宗教の脅威
   天照大御神との一体化
   大本教の世直し運動
   オウム真理教事件につながる棚上げされた問題
   隠された神の復活
   今日の「自分探し」に直結する神観革命

第五章 神道を日常生活にいかす
 1……伝承文化の見直し
   「あらたま」は新しく蘇った魂
   年の魂が象形化された餅
   命を表す二つの枕詞
   文化的八百万主義

 2……センス・オブ・ワンダー――自然との接し方
   古語にはない「自然」という言葉
   シシガミに宿る自然環境
   生命中心主義が共生の思想を生む
   共生を超えた属生・拠生
   「センス・オブ・ワンダー」を取り戻せ

 3……神道と詩的芸術的感性
   芸術こそが宗教の母
   芸術家は一種のシャーマン
   「センス・オブ・ワンダー」の息づく短歌
   「気」のレベルでの食べ物
   創造性に満ちた生活のために
   「センス・オブ・ワンダー」に最も近い子供の感性
   感覚の解放こそ芸術の根源
   真のつりあいとしての祭り

第六章 これからの神道
 1……神仏習合論の再発見
   日本の文化はハイブリッド文化
   神は在るもの、仏は成るもの
   神は来るもの、仏は往くもの
   神は立つもの、仏は座るもの

 2……祭りの再発見と新しい祭りの創造
   祈りは個人の行為、祭りは共同体の紐帯
   即興的精神の復活
   ボランティア活動としての奉納
   世界各国の神々との結合
   阪神淡路大震災の教訓
   友愛の共同体を築くために

  神道とは何か――あとがきにかえて
   おめでたい人ではなくありがたい人
   宇宙は何でもあり
   自然崇拝こそ神道
   新しい国家の提唱

コメント(1)

「神仏習合」にこだわっているわけではないのですが、近接する本の目次を並べてみたらどうなるかと思いまして。

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