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『実用日本語文法研究会』コミュの「ことにする」と「つもりだ」の違い

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初めて書き込みします。

すごく簡単な疑問のような気もしますが、プリントを作るのに困っているので書き込ませていただきました。

「ことにする」と「つもりだ」の違いがイマイチよく分かりません。

調べても「ことにする」と「ことになる」の違い、「つもりだ」と「予定だ」の違いはあるのですがこれについてのものはなかったもので。

「つもりだ」は事前に決意し固まっている意志を表す。
「ことにする」はある行為をするという決心を表す。

「つもりだ」はその場でやろうと決めたことには使えない。
「ことにする」はル形でその場の決心を表すことができる。

「つもりだ」は第3者の意思は表しにくい。(「つもりのようだ」「つもりらしい」だとすわりのいい文になる。)
「ことにする」は第3者のことについて述べることも可能。

これだけを見ると違いが分かります。しかし、

 夏休みにアルバイトをするつもりだ。
 夏休みにアルバイトをすることにした。

 夏休みに国へ帰るつもりだ。
 夏休みに国へ帰ることにした。

 中国へ旅行に行くつもりだ。
 中国へ旅行に行くことにしました。

このように例文で並べてみるとどちらも正しい文ですよね。
ニュアンスが違うというのは分かります。
あるサイトでは「つもりだ」には「予定・計画」の意を表すとも書いてありました。
「つもりだ」は「そうするつもりだ(でもまだはっきりは分からない)」というニュアンスでしょうか。
この文を書きながらも何となくは分かってきたような気はしますが、まだはっきりとはしていないので教えていただければと思います。
教える時にはどのようなニュアンスで教えればいいのかという案ももしあれば教えていただければと思います。
簡単な質問のようで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

コメント(6)

久々の投稿ですね。ありがとうございます。

>Tiger DKさん:
どんなプリントかわかりませんが(*)、直感的なことを書いてみます。
(*:つまり、どのレベルの学習者を対象に、何を目的に、どの程度の説明を加えようとしているのかが不明という意味です^_^)

思いつくままです:
---------------------------------------
(前接語句は動詞辞書形(スル)に限定)

・夏休みにアルバイトをするつもりだ。<計画・予定>
・夏休みにアルバイトをすることにした。<決定>

つまり、「つもり」は<計画・予定>を表し、「ことにした」は<決めた>ということを表す。

したがって、

「Aスルつもりだ」:<Aスル計画あるいは予定である>という意味。意志をもっている状態を表す。
「Aスルことにする」:<Aスルことを決める>という意味。行為を表す。

※したがって、本来、2つを比較するのであれば「つもりだ」は「ことにしている」と比較すべきもの。たとえば:

・夏休みにアルバイトをするつもりだ。<(意志的)計画・予定>
・夏休みにアルバイトをすることにしている。<決定したという結果の状態>

そして、「ことにする」は、願望・依頼・勧め・誘い・命令などにも使えるが、「つもりだ」には、そのような使い方はできない。

・夏休みにアルバイトをするつもり{??????}。
・夏休みにアルバイトをすることに{したい/してください/したほうがいい/しましょう/しなさい}。

また、どちらもタ形にすると
・夏休みにアルバイトをするつもりだった。<計画・予定だった(しかし、実際には{しない/しなかった})>
・夏休みにアルバイトをすることにした。<決定した(という事実の報告)>

もし。「つもりだった」と同じような意味をもたせようとするなら「することにしていた」になる。

・夏休みにアルバイトをすることにしていた。<決めていたのだが、実際には…>
---------------------------------------

この程度でいかがでしょうか?
お答えいただきありがとうございます。
詳しいことを書いていなかったですね。
私は今韓国にある外国語学校で日本語を教えています。
うちの学校では学校で作った独自の教科書を使い、文型練習を中心に授業を進めています。
私は、今の学校で働きはじめてまだ1カ月程度しかたっておらず、試行錯誤しながら教えているのですが、学生が文型練習型の授業に嫌気がさしている状態だったので会話中心に授業を進めています。
しかし、一応教科書も教えないといけないのでやってはいるのですが、文型は覚えているけど間違った文法の使い方と言うのも多く、1課ごとに出てくる文法を簡単に教えたりもしています。
学生たちも文法の違いなどがはっきり分からず困っていて知りたかったそうです。
そこで、はじめ20分くらいは文法をやって、あとはフリートーキング。できれば習った文法を習いながら、そして使えなかったら日記に書いて提出という形をとっています。
そこで、例文を挙げてこういうときは使えない、こういうときはOKというふうに説明するためのプリントを作っていたということです。
上の説明を聞いてはっきりと区別がつけられました。
ありがとうございました。
プロフィールを拝見しました。結婚して韓国で頑張っていらっしゃるんですね。また、話しましょう。
>1 ichamonologyst さん

>2つを比較するのであれば「つもりだ」は「ことにしている」と比較すべきもの
 そのとおりだと思います。

 ところで、「〜することにする」について考えて、妙なことに気づいたのですが……。
「〜することにする」と
「〜することにした」ってほぼ同義ではありませんか?
  夏休みに国へ帰ることに{する/した}。
  中国へ旅行に行くことに{します/しました}。

 言いかえても、違いがわかりません。
tobirisuさん

全然違うと思います^ ^。

・(君がそんなに言うのなら)夏休みに国へ帰ることに{する/×した}。
・(なつかしい家族の声を聞き)夏休みに国へ帰ることに{×する/した}。

つまり、
ことにする:決める。「今、この場で」という臨場的な用法。
ことにした:決めた。(過去に)成立した事実。

というのはどうでしょうか?
>5 ichamonologystさん

 返事が遅れてすみません。
 ずーっと気にしているのでですが、異和感の原因がわからないままです(泣)。
 わからないなりに少し書いてみます。

 まず、コメント[5]にあった例文です。
1)(君がそんなに言うのなら)夏休みに国へ帰ることに{する/×した}。
 これはたしかに、「×した」ですね。
 この数分後に、他者に話すとします。
1)-1(彼女が強く言うので)夏休みに国へ帰ることに{する/した}。
 これは両方アリでしょう。

2)(なつかしい家族の声を聞き)夏休みに国へ帰ることに{×する/した}。
 これは、当方の感覚だと「する」もアリです。後述の理由で自分では使いませんが。

 次に「〜することにする」の言いかえ(書きかえ)を考えてみます。
「〜することに」を使えばいくつか浮かびますが、それは×とすると……。
「〜にしようと思う」くらいですかね。

3)(君がそんなに言うのなら)夏休みに国へ帰ろうと{思う/×思った}。
3)-1(彼女が強く言うので)夏休みに国へ帰ろうと{思う/思った}。
 これは両方アリでしょう。

4)(なつかしい家族の声を聞き)夏休みに国へ帰ろうと{思う/思った}。
 これも、当方の感覚だと「思う」もアリです。後述の理由で自分では使いませんが。

 2)と4)は現在形(あえてこの言葉を使います)でもおかしくはないのでしょうが、妙な感じがあります。仮に「文学臭」とでも呼びましょうか。
 当方の感覚がヘンなんですかね。こういう状況説明みたいな文章に現在形を入れると妙な文学臭が漂います。
 仮に「〜することに決める」を使うとすると、1)は同じことですね。 
 1)-1は現在形だと臭くてダメです。2)も臭くでダメです。
 つまり、通常の表現に比べて、「〜することにする」は文学臭が薄いので、現在形を使いやすい(≒現在形と過去形でかわりが少ない)気がします。
「〜することにする」の場合は先に「〜する」と現在形が来ることに関係があるのかないのか……。

 とりとめのないコメントで済みません。

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