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三木のり平 師コミュの残暑お見舞い・・・

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この秋に公開の舞台に出演する。
稽古の真っ只中・・・先輩役者、元東宝舞台にいらした女優。

のり平師に可愛がられた一人なんだそうで、話を聞かせてくれる。

とにかくトボケながら厳しく芝居を教えてくる方だったそうです。

宝塚から東宝に移り、お姫様をずっと演じてきた。ある芝居から急に演じたコトもない"女将"の役をもらったそうで、のり平師と一緒に演じる。

本番突然、お客さんも満員の中、急にセリフふっても応答が無いンだそう。
ジーっと顔を見つめるだけでなんの返答もくれない。

芝居を止める訳にも行かない・・・しょうがない、自分の役をこなしてソデに下がる、次の場面のために早換えのこしらえ。

のり平師はこっちをチラ見しながらPDにコソコソと耳打ちをしているンだそうです。
気になってしょうがない・・・お互いの空きの時間に訊ねると・・・「何ぃ、なんか悪いトコロあるかぃ?」・・・とトボケルだけなンだそう。

それが一週間続く・・・「言ってください!!」・・・と訊いても、知らんプリ。

また一週間続いたときに、コソコソ話してるトコロから耳に一言だけ入ってきたんだそう。
何かハッキリとは覚えてないンだそうですが、直接的なコトではないンだそうです。

そのい一言が気になって気になって・・・また数日過ぎた時に、フっっと「間が長い?」と頭によぎったンだそうです。
初日から二週間と半も過ぎた本番に、サラリといつものセリフを流したんだそう・・・。

すると、のり平師は堰を切ったようにセリフを言い、シッカリと芝居で返してくれたんだそうす。

帰りに待ち伏せして・・・「ありがとうございました!!」・・・お礼を言っても・・・「何だいどうしたのぉ?」・・・とトボケルんだそう。

脚本は決まったコト。
・・・でも、舞台はリアル、現実の様に観せるモノ。
人間は、生理によって返すべき言葉も返せなくなる、って事を教えてくれたんだそうです。

「芝居はウソじゃないよ、現実の様に毎日決まった事を驚き、過ごさなきゃ」

と本の中でも言っている。

こうして逸話として聞くと、スゲェ〜と思えるけど、ありがたい、うらやましいが、その時の役者の心境は堪ったもんじゃない・・・。

意地悪である・・・。

コメント(4)

その通りだと思う。。。      BY孫ヨリ
日比谷シャンテ前の広場で撮影。
私は映画「獄門島」の三木のり平氏が好きで
こちらにおじゃまいたしました。
それでは失礼します。
そんなのあるんですね!!

知らなかった〜〜。

今度見に行って見ます!
>ケイさん
三木氏以外にも有名な方の手形が地面に埋め込まれています。
手にも個性があり興味深いです。

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