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真のキリスト・ニューエルサレムコミュの聖書は正しく、進化論は間違い−クリスチャンは堂々と説明できるべき

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聖書は正しく、進化論は間違い−クリスチャンは堂々と説明できるべき
2011年07月06日23時32分

イエス・キリストが日本社会には絶対必要


6月30日、クリスチャンアカデミー(東京都東久留米市)にて開催された第66回コーヒーアワーにて、埼玉医科大学准教授の今中和人(いまなか・かずひと)博士が「心臓外科医が語る驚異の人体」と題して講演を行った。今中氏は講演において、現在もなお日本の義務教育下で「進化論」が正しいかのように教えられていることに深い遺憾の意を表し、キリスト者である私たちは「進化論」が完全に誤った考え方であり、全知全能の神様が私たちのすべてを初めから創造されたお方であることを堂々と宣べ伝えていかなければならないと強調した。

 今中氏は心臓外科医となり、心臓をはじめ人間の内部の多くの驚くべき仕組みに触れるなかで、人体は徐々に進化して形成されていったのではなく、初めからほぼ完全な機能を備えて創造されたと確信するに至ったことを講演で証しした。

 同氏は日本人のキリスト教に対する考え方として、「イエス・キリストの教えに否定的な人は少ないが、イエス・キリストを通して表される全知全能の神が存在しているということを受け入れることができない日本人が多く、神の存在を受け入れられないことがイエス・キリストを受け入れられないことにつながっている。そして日本人が神という存在を受け入れるのに大きな妨げになっているのが『進化論』である」と指摘した。

 初代教会の時代、アテネなどの進歩的な都市では伝道が進まなかったように、科学万能主義の現代日本においては、「ムードや直感のみに頼って行うのではなく、聖書が正しいことを理論的に証できる知識も身につけた上で伝道するべきではないか」と述べた。

 心臓外科医である今中氏は、実際の心臓手術中の映像を交えてリアルに説明した。特に心臓については「心臓が送りだす血液量は一分間で5リットル、1日に換算するとペットボトル1万5千本もの血液を送り出している。心臓には軽いのに凄まじいパワーの心筋、非常に薄いが高い強度と精緻な機構を持つ弁、収縮シグナルを電光石火に伝えるが一部で絶妙に遅れ、バックアップ機能まで備わった刺激伝導系がある。似ても似つかないこれらの組織は、もとは1つの細胞から形成され、全く別な臓器や組織とのネットワークを構築されて生まれてくる。しかも個々に極めて完成度が高い一方、個別に完成しても全く心臓は機能を果たせないので、段階的な進化ではなく、最初からすべて備わっていたと思われる。そんな可能性は、創造主がおられるという以外には考えられない」と述べた。

 他の器官についても、筋肉というものはよく考えられてついており、曲がるけど伸びない関節はないことなど、身体器官の驚くべき仕組みを説明した。そして、なぜ肺が酸素を取り込めるのか、脳が記憶できるのか、感情はどこから来るのか、皮膚が熱いとなぜわかるのか、なぜ免疫が外敵を撃退できるのか、なぜ腎臓は不要物のみを排せつできるのか、私たちはメカニズムを理解するとわかった気になるが、それらの機能を獲得した経緯を全く知らないことや、出来過ぎた機能を無数に持っていることに気付くべきだ、と述べた。

 人体の形成をもし進化論に即して考えるとすれば、「ブドウ糖は20もの化学反応の連鎖で代謝されるが、段階的に代謝酵素を獲得したのなら、獲得前の生物は生存できなかったであろう。20種類ものアミノ酸を代謝する能力を段階的に獲得してきたのなら、片っぱしから乳児期に死亡する時代や、全員重度知的障害者だった時代などが生じてしまい、あり得ない結論に至る」。同氏によると、観察すればするほど「人体の機能は最初から全部できなければならないことばかりで、段階的に進化してきたとは考えられない」という。

 現代教育で教えられる始祖鳥やピテカントロプスなど、進化の証拠とされるもののほとんどは、既に誤りであるか極端に疑わしいと結論付けられているのに、未だに学校教育で進化論が教えられている現状に危機感を募らせた。「教育する側も、それらが科学的真実かのごとく教わっており、自分では検証せず、悪意のねつ造すら多数含まれている進化論が教えられ続けている」ことを厳しく非難し、「人類の起源の説明として未だに進化論が教えられ日本人は信じ込まされている」と警告、パウロ使徒の言葉を用いて「進化論」を「むなしい、だましごとの哲学(コロサイ2・8)」であるとはっきりと否定した。

 その上で、本当に神がおられるのなら、すべての神様が創造された創造物が「どうなろうが構わないわけはないでしょう?」と訴えかけた。今中氏は人体の各器官の働きやネットワークを観察すればするほど、「どの一か所として自分のために存在している器官はなく、全体に貢献するために素晴らしい機能を果たしている。それは「互いに愛し合いなさい(ヨハネ15・12)、いっさいの物を共有にし・・(使徒行伝2・44)、互いの重荷を負い合いなさい(ガラテヤ6・2)、見よ。それは非常に良かった(創世記1・31)、あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、自分のからだをもって、神の栄光を表しなさい(?コリント6・19−20)」という聖書の御言葉が正に真実なものであることが痛感させられることを証しし、「パリサイ人は外に徴を求めたが、私たちの体内を見れば、自らの内に神が創造された創造物であるという徴を見出すことができます」、「私達を愛して下さる造り主は、私達の状況を気にかけておられ、私達の人生は意味も目的もある。(悲惨な出来事など)疑いたくなる現実は山のようにあるが、わたしたちの存在こそが聖書どおりの愛なる神の証明である」と述べた。

 また、「クリスチャンは何と要は自分のためにばかり祈ることが多いでしょうか?自分たちが神様によって創造されたものであることを確信することで、自分の人生は神のものであること、自分は神のものであることも確信できるようになる」とし、私たちの人生の目的は主の御心を実現することであり、そのために私たちは創られた、と述べた。
 
 同氏は、人体が神によって創造され、私達が聖霊の宮であるという真理にクリスチャンは自信を持つべきであり、「自分の持っている確信を放棄してはいけません。その確信には大きな報いが伴っています(ヘブル10・35)」の御言葉を示して奨励した。
 
 現代日本においては年間3万人以上もの自殺者が生じている。今中氏はこの状況を克服するためにも「イエス・キリストが日本社会には絶対必要であり、全能の創造主がおられることが信じる前提になるのだから、この神様の存在をきちんと証できるクリスチャンでなければならない」と強調し、ノンクリスチャンで聖書も神様も否定する日本人の同朋に向けて、神様がおられることの「理解・納得できる根拠を示していくことが大切である」と述べた。

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