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DRAGONLANCEコミュのランス作品情報、うんちくやら

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コメント(9)

先日ドラキャスで朗読・公開したランスの物語。
これが物語の全容では無いのですがね。
序文・プロローグみたいな物です。
この世界で語られている伝説の一つになります。



◆『始まりの楽園と七匹の蛇の伝説』◆

その昔、世界には楽園とされる一つの地しか存在しなかった。
ある日、神はちょっとしたいたずら心と好奇心から、人間の進化を試して
みたくなった。

神は蛇に姿を変え、男に知恵の実をかじるようそそのかした。
忠実な神のしもべで、何も考えぬこの男がどうするであろうか?
予想に反し、男は悪びれもせず、知恵の実をかじった。
しかし、その後、彼の変化に神は絶望した。

蛇として欲望を彼に提示し、同時に神が常々言っている、節制を提示する。
すると男はまよわず欲望を選ぶようになった。
まだ生まれたばかりの幼き知恵で、なぜ節制や道徳がいいのかと考える
こともできず、
男はどんどん堕落した。

その夜、神は一晩悩んだが、男を壊し、新しく人間を作り直そうと考えた。
そこで驚くべき光景を見た。

男が女に知恵の実を食べさせ、女も理に反し、知恵を得ていた。
神はもはや諦めていたが、一応、女にも男と同じように蛇として接し、
その心を試してみた。

しかし女はすぐに蛇を神と見抜き、泣きながら謝った。
私達の罪をお許し下さい。自分を抑えられるように頑張ります。
これからも私達を導いて下さいと。
神はその女の様子に心打たれ、彼女を一晩抱き、愛でた。

しかし、男はその様子を見てしまい、嫉妬に狂ってしまった。
蛇の姿のまま寝ている神を7つに切り刻み、
もっとも天に近い山の頂から遠くに投げ捨てた。
そして蛇に抱かれた女を激しくののしり、乱暴に犯した。

女はわけが分からないようだったが、蛇がバラバラにされ殺されたこと
を知ると、泣きながらそれが神であったことを伝えた。
男はショックを受け、亡骸を捜そうとしたが、

海に落ち、流されていった遺体は島中のどこを探しても見つからな
かった。
彼は絶望し、罪の重さに耐え切れず、天高き山の頂から身を投げて
死んだ。

女は一人、神の亡骸を集めるため、島から出ることを決めた。
そのとき彼女は男により孕ませられていたが、そのときは気づくはず
もなかった。

神はバラバラになりながらも、その一つ一つが意志を持ち、海の底で
事の顛末を眺めていた。
神はもう疲れてしまっていたが、女の行動と新しい命に配慮をせずに
はいかなかった。

7つになった神は7つの蛇へと姿を変え、7つの大陸と自分が眠りにつく
7つの秘境を創った。
もしあの女の新しい命が数多くの欲や弱さに負けず、強い存在へと
進化し、7つの私達の元にたどり着き、その力を示せば……

それまで神は眠ることにした。

同時に神はその7つの体に7つの大罪を刻み、それが徐々に大陸を包み、
はびこっていくように仕向けた。
女とその子供たちが、その欲望に打ち勝てるか試すために。

*サーカイラムハーツ著:「●●●● ●●● ●●●●●●伝記・序章」より抜粋



・・・この物語は、壮大な物語の一端。
朗読で分かり易いような簡単な文章、
内容なチャプターの抜粋でした。
ランスのこの作品の全貌や如何にと言う事で、
新作情報でした。

The Seven Serpents 設定資料1:【箱舟の古墳】


8thCDリリース間近って事もあり、アメブロとここで、
連載しようかと思いますw↓
オリジナル小説の「セブンスファーアスタリズムの神話」より抜粋文を使用。↓
(この小説は、これまでのランスの1st〜8thのCDの詞を
オマージュしたり、統一の1つの世界を構築していますので、
各CDの詞で読めた言葉や文、世界観が、
設定で割り当てられていたりしますw)


*七匹の大蛇=神がそれぞれに背負い、世界を覆いつくす七つの呪い。

◆七つの大罪とは↓
怠惰、嫉妬、大食、貪欲、色欲、激怒、傲慢

◆七つの秘境:セブンスヘヴン
箱舟の古墳:魔王のミイラが眠る箱舟型の巨大な墓
巨人の樹:巨人の三つの指輪が枝に守られた大樹
地上絵の迷宮:原住民の集落。街路が炎の民の言霊の形をした地上絵
四つの聖杯の神殿:四大聖者が聖杯を守る最後の教会
最果ての孤島:かつて人が生まれ守られていた約束の地
空中都市:空を竜から守るために天使が住む空中都市
海底巌窟の密林:かつて竜が居城とした天高くそびえる巌窟塔が島ごと沈められ海底洞窟に


↑この中で8th収録の「ミスオブ・ハント」と、
4th収録の「リターニング・オブ・ザ・キング」に関連する地は、
以下の箱舟古墳。↓

★設定資料1:
【箱舟の古墳】
不死を求める「貧欲」な魔王の転生の祭壇。
かつて智に優れ、死と暴力と魔力によって魔物を支配したオーガ。
ネクロマンシーの秘法により究極の肉体を作り上げることに成功した王は、
魂さえも永遠にこの肉体に繋ぎとめる方法として、転生の術を実行する。
神の使いに大陸ごと沈められても滅びぬように、
巨大な箱舟を作り、そこを肉体の安置場所とした。
しかしながら、星を巡る転生の秘術を抜けて、
王の肉体にたどり着くことは、
王自身も、その子孫も民も出来ず、
やがて秘術の研究にかまけた王国は衰退していった。

★設定資料2:
「貧欲」の地―『箱舟古墳』
熱射と砂の地、砂漠。
かつて存在していた砂漠の民は智と美貌に優れ、
屍術の力と奴隷制度で、絶対王政をしいていた。
代々の王は同じ名を持ち、
その墓は転生の秘術を用いる祭壇の設けられた、
隠し地底墓所として秘匿され建造されたという。
しかし『箱舟の古墳』だけは、「貧欲」な時の王が、
禁呪を使い永遠の生を完成する野望のために、
建造した巨大な箱舟の要塞で、
いまでこそ砂の中に埋まり、姿を見ることは出来ないが、
神のいかずちで大陸ごと沈められても、無事なように造られた。

The Seven Serpents 設定資料2:【四つの聖杯の神殿】


★セブンスヘヴンで、以下は、
正に1stの「ホーリーブラッド」ですね。

「そして4大聖者たちは集まり
話し合いを行った。
我々の罪の全てを許していただけるか
これが最後のチャンスだと・・・」
(↑ホーリーブラッドの詞より抜粋↑)

また、「最後の教会」は3rdの「ロードオブザリングス」の詞
にも出てきますね。うまく絡めていますwww
気づいた方いたでしょうか?


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

四つの聖杯の神殿:四大聖者が聖杯を守る最後の教会

設定資料1:
【四つの聖杯の神殿】
自然を司る守護者として大地を支配していた精霊の一族。
かつて神の使者と交信する場として存在した真の意味での教会は、
彼らが建造したもので、人が造ったそれとは遥かに意味合いが異なる。
しかしもはや、真の教会はこの四つの聖杯神殿しか残っていない。
やがて人間が大地を覆うと、教会は人間のものとして扱われ、
精霊はその存在を隠し、やがてそれを知るものはいなくなった。
精霊の末裔は人間の振りをし、四大聖者として四つの聖杯神殿を守ってきた。
だが聖杯神殿でも神の使者の啓示が訪れなくなり、
永く暗闇の雲が地上を寒冷で覆う中、
勇者が現れるという予言だけを残して、天使は完全に消えた。
四大聖者はそれぞれに絶望し、時が流れるにつれ、
やがてただいるだけの「怠惰」な子孫が残った。
人々の願いをかなえ、勇者に力を与える聖杯の効力を、
覚えているものはほとんどいない。


設定資料2:
「怠惰」の地―『四つの聖杯の神殿』
最後の教会と呼ばれる、四大聖者の治める神殿。
人の造りし教会は数多くあれ、聖杯神殿は人が生まれる前より、
この地に存在していたとされる。
しかし、何故、最後の教会と呼ばれているのか、聖杯とはなにか、
その意味を知るものは、もはやいない。
今では訪れる者もいなく、荒れ果てた神殿に、
四人の聖者がただ「怠惰」に住んでいるだけとなっている。
The Seven Serpents 設定資料3:【最果ての孤島】


セブンスヘヴンにおける、以下は、
1st収録の「ライズ・オブ・エデン」。

ライズ〜は、神との戦いに敗れ、堕天使が復讐〜復活〜自分たちの楽園エデンを
興隆させる気をうかがっていた詞でした。
エデンと言えば、アダムとイヴ。そしてヘビ。食べてはならぬ智恵の実。
こういうものを絡めています。
呪いの始まりであり、セブンサーペンツの起点かも。

そして、『始まりの楽園と七匹の蛇の伝説』で記した伝説が地が正にこの流れる最果ての孤島…?



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


最果ての孤島:かつて人が生まれ守られていた約束の地


【最果て孤島】
かつて「色欲」から神を殺し、女を独占しようとした
最初の人間・始まりの罪人の生まれた地。
その罪を償わず、自殺した彼に代わり、
女とその子孫は、神の肉体を集め終えるまで、
楽園は潮の流れに流され、その所在地をあらわにしないという。


「色欲」の地―『流れる孤島』
始まりの地、楽園と称される
最初の人間「始まりの罪人」の生まれた地
「色欲」から神殺しの罪を犯した「始まりの罪人」の子孫は、
その罪を償うまで楽園に帰ることを許されない
楽園は潮の流れに流され、その所在地をあらわにしない。
The Seven Serpents 設定資料4:【巨人の樹】


セブンスヘヴンにおける以下の地。
3rd収録の「ロードオブザリングス」ですね。

神々の指輪を司る者の詞でした。
この詞中に出てくる赤・白・緑の指輪、神の指輪…。
これらがうまく取り入れられていました。
又、極寒や闇と言う単語もうまく絡めアレンジされています。
気づいたでしょうか?誰かw

セブンスファーアスタリズムの中では、
これらの他にも青の指輪やその他も存在し、
それぞれに役割や力が異なるようで、
そのうち連載中に、、、
そのいずれかをお話出来ればと思います。
たしか???
「ドラゴンランス」と言う武器に精通したお話かなとw
まぁいずれ・・・多分w・・・

+++++++++++++++++++++++++++++++++++


巨人の樹:巨人の三つの指輪が枝に守られた大樹



【巨人の樹】
巨人の冬眠前の「大食」と凍てついた雲により枯れた世界樹。
かつてエルフ族は彼らの神である巨人と共に暮らしていた。
赤白緑の王の指輪を守る巨人は巨大な大樹の中に住んでいた。
三つのエレメントの力により大樹は無限の生を得ていた。
火はエネルギーを生み、緑は葉をうるわせ、白は実をはぐくむ。
しかし凍てついた暗闇の雲が世界を包みだすと、
巨人は大樹の実を全て食べつくしてしまい、ついに長い冬眠に入った。
エルフの民は大樹を捨て、大森林の木々の下、寒さを避けてひっそりと暮らしている。
枯れ果てた大樹はかろうじて無数の枝のどこかに、
指輪を埋め込んで隠し、生を保っている。


「大食」の地―『巨神樹』
凍てついた風に震えながら、ひっそりと森の民が暮らす大森林。
迷いの森とも呼ばれる広大なこの地の中心に、
山よりも大きな大樹がある。
その昔、赤白緑の王の指輪を持つ巨人が、
この大樹に住んでいたと言われているが、
「暗闇の雲」が世界を包んで以降、
「大食」な何者かが樹の実を食い尽くしてしまったという。
今では巨人の行方も、指輪の行方も知られておらず、
大木は枯れ果てているという。
The Seven Serpents 設定資料5:【海底巌窟の密林】

以下もライズと言うかアダムやらのそれを彷彿、関連したりの、
神対魔の図で、神に戦いを挑み破れ堕天した、
元神の側の天使=サタン>竜 と言う設定に根底が練られているようで。
(著者下山氏、深読み違ったらすみませんw)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

海底巌窟の密林:かつて竜が居城とした天高くそびえる巌窟塔が島ごと沈められ海底洞窟に



【海底巌窟の密林】
永遠に近い寿命と底なしの魔力、巨大な肉体を持つ竜は、
神をもてこずらせる「傲慢」な猛獣であった。
長い年月を生き知恵をも蓄えた彼らは、
山の上に山を積み上げ、巌窟塔と呼ばれる山の要塞を築いた。
下級のリザードやワイバーンを地表の密林に住まわせ、
一族の長は巌窟塔の頂上で、空の覇権を狙った。
しかし神が創った天使たちの捨て身の攻撃により、
巌窟塔は崩され、密林一帯とともに切り離され、海に沈められた。
しかし天使たちは圧倒的な生命力を持つ竜を殺しきることは出来なかった。
海底の巌窟から地底世界へ行くと、
そこには翼が傷つき動けない竜の眠る黄金郷と、
広大な密林が広がっているという。
その地は海底のマグマと高圧ガスにより、とても人間は近づけない



「傲慢」の地―『海底巌窟』
その昔、空の覇権を争い天使に敗れた「傲慢」な竜は、
山の上に山を積み上げた巌窟塔という要塞ごと海底に沈められた。
しかし竜は飛ぶ力を失いながらも生きている。
海底巌窟の深部、地下世界には海底マグマと高圧ガスにより、
熱帯へと変わった広大な密林が広がり、竜族の地となっている。
The Seven Serpents 設定資料6:【空中都市】

この中の「凍てついた暗闇の雲」は、
2nd収録の「ドラゴンランス」よりの流れをオマージュ。
空中都市といえば7thの「チャプターオブスカイランド」のテーマが空中物で。

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空中都市:空を竜から守るために天使が住む空中都市

【空中都市】
かつて万物の頂点に君臨し、神を脅かす存在となった竜は、
空の覇権を巡って神と対立した。
神は空を守るものとして天使を創り、
世界を見渡せる丘のさらに上に、巨大な空中城砦都市を建造させた。
竜の一族を打ち倒し、
神の遺言により人とその子孫を守護する役目についた天使は、
欲にまみれ、それでも神に愛される人間を長い年月見るうちに
「嫉妬」し、狂った。
それでも堕天使たちは、神の命を破れないよう造られているため、
直接人間を殺すことは出来ない。
凍てついた暗闇の雲で世界を覆い、人間たちを根絶やしにしようとしている。

「嫉妬」の地―『空中都市』
山脈の半ばに広大な高原の広がる地
大陸一帯を見渡せる小高き丘の上に、巨大な山岳を利用した、
岩石の城砦都市が聳え立つ。
雲に覆われ、探検者を濃霧に包み、煙に巻くこの地は、
かつて天使が大空を守護した地とされ、
現在は、人間への「嫉妬」に狂った邪悪なる者が、
凍てついた「暗闇の雲」を巻き起こす居城とされている。
The Seven Serpents 設定資料7:【地上絵の迷宮】


連載中の・・・
本日は、セブンスヘブンのラストですかねw
これも色々と彷彿しますねぇw
古代文明、遺跡や伝説、神話、ファンタジー好きなら色々と思う所多々ありでしょうw


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地上絵の迷宮:原住民の集落。街路が炎の民の言霊の形をした地上絵

【地上絵の迷宮】
怒りと内紛の絶えぬ炎の民ドワーフは「激怒」の神火を争いに利用した。
言霊を模した迷路のような外壁内に炎の洪水が襲い、
残るはただの地上絵となった。
生き残った民は都と武器を捨て、
この地で地上絵を守り、過去の過ちを伝承する遊牧民となった。

「激怒」の地―『地上絵の迷宮』
かつて炎の民は堀と外壁で地上絵を描いた巨大城壁都市を造った。
しかし怒りと内紛の絶えぬ彼らは、
「激怒」の神火を争いに利用。草原を支配しようとした。
しかし扱いきれず都市は浄化の炎に包まれる。
迷路のような都市の外壁により、都市内は炎の洪水に満たされ、
残るはただの地上絵となった。
生き残った彼らは武器と都を捨て、伝承と遊牧の流浪の民となる。

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