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気になる mixi ニュース 保存版コミュの医学部入試10大学「不適切」 文科省最終まとめ

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https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5418507&media_id=2
2018年12月14日

 文部科学省は14日、東京医科大(東京都)の不正入試問題を受け、医学部医学科を置く全国81大学を対象に実施した緊急調査の最終まとめを公表した。女子や浪人生が不利になる合否判定基準を設けたり、特定の受験生に加点したりした計10校の運用を、不適切または不適切の可能性が高いと指摘。このうち計4校が女子を一律に不利に扱ったとした。

 文科省が8月以降に実施した書面調査では、東京医大を除く80大学が合否判定に差異を設けたことがないと回答した。しかし、その後の訪問調査で合否判定資料などを確認したところ、9校で不適切な運用が判明。自主的な公表を求め、12日までに全大学が事案を明らかにした。

 各大学の不適切運用は、男子に一律に加点する女子差別▽浪人生差別▽卒業生の子供など特定の受験生を優遇▽地元出身者の優遇――のおおむね4類型に分類される。文科省は、女子差別について東京医大▽順天堂大(東京都)▽北里大(医学部は神奈川県)▽聖マリアンナ医科大(神奈川県)――の4校を指摘した。聖マリアンナ医大は差別を否定したため、「不適切の可能性が高い」との表現にとどめ、第三者委員会を設置するよう求めた。

 浪人生を不利に扱ったのは、この4校に昭和大(東京都)▽金沢医科大(石川県)▽福岡大(福岡県)――を加えた計7校。神戸大(兵庫県)▽岩手医科大(岩手県)▽日本大(東京都)――の3校は卒業生の子供や地元出身の受験生を優遇するなどした。こうした不適切な運用で、少なくとも300人以上の受験生が不正に不合格になったことが明らかになっている。

 この他に、疑惑を招きかねない運用として「同窓会や大学幹部から推薦のあった受験生のリストを作成する」「面接評価票に『保護者が同窓生』などのコメントがある」など9事案を挙げた。こうした運用は十数校で確認されたが、文科省は大学名を明らかにせず、合否判定に実質的な影響を与えたかどうか追加的に調査するとの説明にとどめた。

 入試に関しては、省令の大学設置基準で「公正かつ妥当な方法で実施する」と定められているが、具体的な運用方法は明文化されていない。このため文科省は、不正入試について「合理的な理由なく、性別や年齢などの属性で一律に取り扱いの差を設けたり、特定の受験生を合格させたりすることは、仮に募集要項に明示したとしても不適切」とした。【伊澤拓也】

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