気になる mixi ニュース保存版コミュの2018年09月20日「トミカ」で子どもが安全に遊べる8つの理由

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大人も子どもも安心して遊べる。
安全性への「8つのコダワリ」
久しぶりにトミカを手にすると、「昔はもっと華奢だったような……」と感じる大人もいるかもしれない。実はこれ、トミカの安全性が進化している証。

レギュラーモデルのボックスには玩具安全(ST)基準マークがついているが、これは日本玩具協会による検査に合格しているということ。この検査では小さな部品を誤飲しないか、材料や塗料に有害物質が使われていないかなどが審査され、合格した玩具にのみ表示が許される。

さらに、トミカは突起部を設けないなど、設計段階から幾つもの安全対策を行っており、STマーク基準を上まわる、独自の厳しいテストが数回にわたり課されるのだという。

「トミカは人生初の愛車ですから、安全性が重要です」と開発担当者が語るとおり、昔よりガッチリしたボディは落としたり、踏んでしまったりしても、簡単に壊れないようピラーやボディが強化されているから。実車同様、年々厳しくなる安全基準をクリアすべく、トミカは進化を続けているのだ。

1. 力が加わっても折れない軟質樹脂を採用

クレーン車のアーム類など稼動部分やディテール表現に欠かせない樹脂パーツ。大きな力が加わっても折れるのではなく曲がるよう、ポリプロピレンや合成ゴムを使用している。

2. 間違って飲み込んでも呼吸を妨げないカタチ

オープンカーの屋根パーツなど、飲み込んでしまう可能性がある部品は窒息しないよう穴が開いている。固定された樹脂製部品も万が一を考え喉に詰まらないサイズとなっている。

3. 子どもが踏んでも折れない素材と形状

トミカのボディは亜鉛合金を使用している。かつては細く表現されたピラーも現在は十分な強度が確保できる太さとなった。踏んでもケガをしないようドアミラーは省かれている。

4. 強く握ってもケガをしない丸みを帯びた部品

ブルドーザーやホイールローダといった建機には、先端が尖った爪状の部品が装着されている。トミカでは先端部を丸めて再現するなど、強く握っても刺さらない形状としている。

5. 思いっきり走らせても取れないタイヤ

左右のタイヤは1本のシャフトで繋がっており、その両端はタイヤが脱落しないように加工されている。以前は走行性能を重視して細いシャフトだったが現在は直径1㎜となった。

6. リアルさを追求しつつも強度にこだわる開閉部品

ドアやテールゲートといった開閉パーツはトミカの特徴だ。一方で凝った構造にすると、部品が折れる可能性もあるので、十分な強度を確保ができる設計、構造となっている。

7. 強度と構造を保つべく、非分解式のシャシーを採用

シャシーとボディが分離すると十分な強度が維持できないだけなく、部品でケガをする可能性もある。万が一の事故を防ぐため、シャシーはカシメ止めでガッチリ固定される。

8. 落としても部品が取れない頑丈なボディ

手に取って遊べるトミカでは、うっかり落としてしまうことも少なくない。そんな場合でも部品が取れたり、割れたりしない設計が施されるほか、落下試験も行われている。

【トミカからはじめる、クルマLOVE】

「トミカ」といえば、僕らが子どもの頃に遊んだオモチャの定番。クルマを運転したり自分のクルマを持ったりするなんて、ずーっと先のことだと思っていたあの頃、僕らは小さなトミカを手にクルマへの憧れを抱いていたはずだ。月日は流れ、オモチャはずいぶん様変わりしてしまったけれど、それでもトミカは定番中の定番。しかも現在は、大人になった僕らのハートをわしづかみにするコレクションまでラインナップされている。そう。今やトミカは大人にとっても魅力的なプロダクトのひとつ。だからこそ子どもといっしょにトミカを手に取れば、あの頃の僕らのように、きっと、子どもたちもクルマが楽しいものだって感じてくれるはず！

※『デジモノステーション』2018年10月号より抜粋。

text村田尚之