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気になる mixi ニュース 保存版コミュの2018年09月16日紀州犬:頭数激減 普及に向け地元保存会も準備

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 熊野地方発祥とされる国天然記念物「紀州犬」。小さくて飼いやすい洋犬人気の高まりなどのあおりを受け、頭数は激減している。地元で親しまれてきた犬を後世に受け継ごうと、和歌山公園動物園では7月から2頭の紀州犬が初めて飼育され、地元保存会もさらなる普及に向けて準備を進めている。【後藤奈緒】

 紀州犬は元々狩猟用に飼われていた中型犬で、愛玩用としても広まった。ピンと伸びた三角形の耳にハマグリ形の黒い瞳を持つ精悍(せいかん)な表情が特徴。体毛は白色がメインで、飼い主への忠誠心があついとされる。甲斐犬に次ぎ、1934(昭和9)年、国天然記念物に指定された。

 日本犬保存会(東京都)によると、同会が発行した紀州犬の血統書は、98年が全国で1450頭だったが、昨年は372頭にとどまった。県内に限った頭数は把握されていない。同会の担当者は「そもそも日本犬は洋犬に比べて比較的大型の犬種が多い」と指摘。紀州犬に詳しい別の関係者は「高齢化や核家族化が進む中、飼育しづらいとして敬遠されているのではないか」と話している。

 県内では愛好家らが65年、天然記念物紀州犬保存会(和歌山市)を設立し、展覧会開催や犬の訓練を通じて種の保存に取り組んできた。ここ2、3年は会員の高齢化などに伴い、ほぼ休眠状態となっている。

 和歌山市木ノ本のブリーダー、中島三恵さん(43)は3年前から飼い始めた紀州犬に魅せられ、保存する必要性を痛感。役員らも改めて招請し、会は8月に再出発した。現在は役員を含めて約30人が会に名を連ねている。手始めとして紀州犬2頭を和歌山公園動物園に寄贈。紀州犬の展覧会や触れ合い体験会などの開催も検討している。

 同園では8月、寄贈を受けた2頭の触れ合い体験会を試験的に実施し、来園者から好評を得た。現在は今秋の一般公開と体験会のスタートを目指して準備している。

 紀州犬保存会の会長を務める和歌山市の獣医師、林剛司さん(78)は「頭数の減少に危機感を持っている。紀州犬の歴史や愛らしさを知り、末永く守っていきたい。関心のある人には、飼育することも考えてほしい」と話している。

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