ネットに接続する個人用デバイス、2020年には世界で126億個に 様々なデバイスがインターネットに接続されて便利になるという「IoT(Internet of Things)」という考え方が世界的なテクノロジーの潮流を生み出して以来、ネットに接続する個人消費者向けデバイスは多様化し、その数を増やしてきました。代表的なものでは、エアコン、照明、テレビ、防犯カメラなどの家電製品(スマート家電)、おもちゃや家庭用ゲーム機、オーディオなどのエンターテインメント、活動量計や体組成計などのヘルスケア機器など。2017年版の情報通信白書によると、これら個人向けネット機器は世界全体で2020年に126億個(パソコンやスマートフォンを含まない)に達すると見込まれています。
そう話すのは、ソフトバンク傘下でソフトウェアの販売代理などを行うBBソフトサービスのシニアエヴァンジェリストである山本和輝さん。同社は、横浜国立大学と共同で家庭用ネット機器のセキュリティに関する研究を行っているほか、ルーマニアBitdefender社との協業による家庭用ネットワークセキュリティサービス「SECURIE HOME powered by Bitdefender」などを展開しています。