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気になる mixi ニュース 保存版コミュの2018年08月01日 西日本豪雨:崩落巨石で被害拡大 復旧の足かせにも

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5226234&media_id=2

 西日本豪雨で府県別最多の108人が犠牲になった広島県で、濁流とともにダムや住宅街を破壊した巨石が被害を大きく広げ、その大きさから撤去も時間がかかり、復旧の足かせになっている。一部は「コアストーン」と呼ばれ、山腹に残るものは崩落する可能性もあり、打つ手の少ない自治体は対策に追われている。【柴山雄太、東久保逸夫】

 広島県は面積の約半分が花こう岩地質とされ、風化してもろくなった「真砂土(まさど)」と呼ばれる砂が堆積(たいせき)した地質が多く、土砂崩れが多く発生した。硬い部分が風化せず残ったのが「コアストーン」と呼ばれる巨石で、山腹などにあったものが、土砂崩落で一気に流れ落ちてふもとの住宅を直撃した。

 10人以上が死亡した広島市安芸区矢野東の梅河(うめごう)団地、熊野町川角の住宅街「大原ハイツ」では、数メートル大の複数の巨石が住宅をなぎ倒すなど被害を広げた。残った巨石は大きすぎてそのまま搬出できないため、砕いて処理する手間も強いられた。

 大原ハイツ周辺では、土砂が流れてきた「三石(みついわ)山」(標高449メートル)の山頂周辺と山腹に巨石が残っていることが確認されている。大原ハイツで豪雨の被災を免れた区画の住民も「いつまた落ちてくるのか」と一時不安が広がったが、町危機管理課によると、国土交通省の調査では、すぐに崩落する危険性はなかったという。一方で同課は「小さい岩は崩落防止の対策が必要になり、2カ月くらいかかる」と説明する。

 山地の災害調査で広島入りした林野庁メンバーによると、豪雨被害の大きかった安芸区矢野東、呉市安浦、東広島市黒瀬の3地区を点検したところ、治山ダムは黒瀬地区で6基中2基がコアストーンにより大きく損壊していた。メンバーの一人、石川芳治・東京農工大名誉教授(砂防学)は「今後の砂防施設の整備には巨石対策が必要で、ドローンなどで渓流ごとにコアストーンを把握しないといけない」と話した。

 コアストーンは、88人が死亡・行方不明となった2011年9月の紀伊半島豪雨でも確認された。京都大学防災研究所の千木良雅弘教授は熊野町について「中にはコアストーンと確認できない岩もあるが、大きな岩塊が被害を広げたのは事実。斜面上に残るものは地震でも落ちてくる可能性があり、ワイヤネットで固定するなど対策が必要だ」としている

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