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Krishnaコミュの「ナマステ・バクタ!1〜3」

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      「ナマステ・バクタ!1」

  職場の新聞に掲載されたコラム、第2弾です。


上司や同僚の迷惑を顧みず、一週間ほど休暇を頂き、五千年以上の歴史があるインドの太鼓ムリダンガを習いに、東京、千葉へと赴いた。今春受験する尼崎の劇団の歌唱試験で、この太鼓を使ってインドの歌を披露しようと思いついたからだ。

★インドの歴史には、日本でも馴染みの深い帝釈天(インドラ)や弁財天(サラスヴァティ)等の神様達が登場して、人々と儀式を通して関係を築いていたとされている。その中で重要な位置を占めていたのが、日本の雅楽器の元ともなったトゥトゥーミ(鼓)やヴィーナ(琵琶)に代表される、インドの楽器達であった。

★日本にも、かなりの影響を及ぼしていたインドの宗教文化ではあるが、経典や神様の絵を見せても、怪しい、恐い、洗脳される?!と大多数の人は拒絶反応を示すばかり。

★宗教をダイレクトに伝えるよりも、音楽やお芝居を通した方が、自分には合っているのではないか。そう考えた私は、その情熱が冷めないうちにと、東京にあるクリシュナ神を祭る寺院に滞在しながらの、太鼓練習計画を実行に移したのであった。(2へ続く)


       「ナマステ・バクタ!2」


数多く存在するヨーガ行法の中で、特に人間に薦められているのが神様に対して愛と奉仕を捧げるバクティ・ヨーガだと、経典には記されている。そしてこのヨーガを実践する者を、バクタ(献愛者)と呼ぶ。神クリシュナを喜ばせる為に太鼓を練習しようと思う事が上達する秘訣だと、もう二十年以上このヨーガを修練する先生から教えられた、最初の心構えだった。

★歌舞伎座や国立劇場等で、プロの鼓奏者として活躍し、今年還暦を迎えたこの先生。若かりし頃はロックミュージックに心酔し、かの泉谷しげるともツアーを組んだ経歴を持った異色の在家僧侶だ。

★かたや奥さんは、元アメリカ大使館職員で英語はペラペラ。女の子二人を生み育てながら、日本初のクリシュナ寺院を運営する為に他のメンバーと一緒に布教活動に従事し、今は英語の先生として、口コミで広まった百人近くの生徒さん達を自宅で教えるという超多忙ぶり。教室として使われている部屋には、クリシュナの祭壇が鎮座するというのに不信に思われないのは驚くばかりだ。

★年頃の娘さん二人も大のクリシュナ好きのこの一家。近い将来、私もこんな家庭を築けるであろうか。(3へ続く)


        「ナマステ・バクタ!3」


近年、世界中で広まりを見せる菜食志向ではあるが、実践する際の一番の厄介事は、会社や友人との付き合いによる外での食事であろう。そんなベジタリアンの心強い味方となるお店が、実は東京には何軒も存在しており、その中には、クリシュナ寺院の在家僧侶が手掛けるお店も多数存在していた。


★高級住宅街に店を構えるのは、アメリカで成功を収めたチェーン店「ドーナツ・プラント」。値段は一個200円〜400円とかなり高めだが、今このドーナツが売れに売れているのだ。しかも店の奥にはクリシュナの神像(ジャガンナータ)が設置されており、毎日神像にドーナツを御供えする事が、日々の業務手順となっている。


★そして、日本人夫婦が経営する、インド菜食レストラン「ゴーヴィンダズ」。お客は皆クリシュナ信者だけかと思いきや、驚く事に何の関わりもない一般客が多く、店は活気に満ちていた。


★神様に真心を込めて捧げた菜食料理のお下がりを食べる事で、人の心と体は浄化されるという教えの下に、クリシュナ・レストランは今日もキッチン宗教としての役割を果たし続けている。(4へ続く)

http://www.doughnutplant.jp/

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